「瞬時」とは?意味や使い方!例文や解釈
「瞬時」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「瞬時」という言葉を使った例文や、「瞬時」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「瞬時」とは?
- 「瞬時」の類語や類似表現や似た言葉
- 「瞬時」を使った例文や短文など
- 「瞬時」の反対語
「瞬時」とは?
「瞬時」という言葉を知っているでしょうか。
誰かが言ったことを「瞬時に理解した」経験があるかもしれません。
一方で、「瞬時」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「瞬時」という言葉の意味を紹介します。
- 「瞬時」の読み方
- 「瞬時」の意味
「瞬時」の読み方
「瞬時」は「しゅんじ」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に「瞬時」は「しゅんじ」と読みましょう。
「瞬時」の意味
「瞬時」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「瞬時」には、「瞬間」という意味があります。
ちなみに「瞬間」には、「またたく間」「非常に短い時間」という意味があります。
まるで、またたきをする間のように、とても短い時間を「瞬時」「瞬間」と言います。
例えば「瞬時に理解した」という時は、とても短い時間で理解した、瞬間的に理解したという意味があります。
このように、「瞬時」には「瞬間」、「またたく間」「非常に短い時間」という意味があります。
「瞬時」の類語や類似表現や似た言葉
次に「瞬時」の類語や類似表現を紹介します。
「瞬時」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「瞬く間」【またたくま】
- 「一瞬」【いっしゅん】
- 「咄嗟」【とっさ】
- 「刹那」【せつな】
- 「束の間」【つかのま】
- 「儚い」【はかない】
「瞬く間」【またたくま】
「瞬く間」には、「まばたきするくらいの、ごく短い時間」という意味があります。
「瞬く間の出来事だった」という時は、まばたきするくらいの、ごく短い時間に起こった出来事だという意味があります。
「瞬く間にご飯を平らげた」という時は、あっという間にご飯を全部食べたという意味があります。
「一瞬」【いっしゅん】
「一瞬」には、「一つの瞬間」という意味があります。
「一瞬、耳を疑う」という時は、「ほんの短い時間に、耳を疑う」という意味があります。
スポーツの試合などでは「一瞬が勝敗を分ける」などと言いますが、「一つの瞬間が、勝負を決めてしまう」という意味があります。
「一瞬を大切にしたい」「一瞬ごとに、表情を変える」などという使い方をします。
「咄嗟」【とっさ】
「咄嗟」には、「ごくわずかな時間」という意味があります。
また「咄嗟」という言葉を使う時は、反射的な行為という意味もあります。
「咄嗟によける」という時は、ごくわずかな時間を利用して、反射的によけるという意味になります。
「咄嗟に嘘をつく」という時も、間髪を入れず、反射的に嘘をついてしまったという意味があります。
「刹那」【せつな】
「刹那」には、「瞬間」という意味がある、仏教用語になります。
例えば、「出会った刹那、恋に落ちた」という時は、誰かと出会った瞬間に、その相手を好きになったという意味があります。
「振り返った刹那、敵が切り込んできた」、「その刹那、閃きが湧いた」などという使い方をします。
「束の間」【つかのま】
「束の間」には、「ちょっとの間」という意味があります。
「束」は「四本の指を並べた長さ」という意味があるため、そのくらいの長さを「束の間」と言います。
「束の間、ゆっくりすごせた」という時は、ちょっとの間、ゆっくりとすごせたという意味があります。
「儚い」【はかない】
「儚い」には、「長続きせず、もろい」という意味があります。
「儚い夢」という時は、長続きせず、もろい夢という意味があります。
「儚い青春」は「長続きしないもらい青春」、「儚い友情」は、「長続きしないもろい友情」という意味があります。
「瞬時」を使った例文や短文など
続いて「瞬時」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「瞬時」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「瞬時」を使った例文1
- 「瞬時」を使った例文2
「瞬時」を使った例文1
「話の要点を、『瞬時』に理解して、反応する」
この例文は、会議中などに、誰かの話をすぐに理解して、反応した場面になります。
長い話を聞いても、その話には、本当に言いたいこと、本質や意企が隠れています。
それを瞬間的に見抜き、反応できる人は、コミュニケーション能力が高い、仕事ができる人ではないでしょうか。
このように、瞬間的に何かをする時、「瞬時」という言葉を使ってみましょう。
「瞬時」を使った例文2
「強敵を相手にして、『瞬時』の油断も許されない」
この例文は、スポーツの試合などで、強敵を相手にした時の様子を文章にしたものです。
例えばボクシングの試合で、強者と向かい合ったら、ほんの短い時間の油断でも、命取りになるかもしれません。
その油断を見抜かれて、強いパンチを受けて倒れてしまうかもしれないためです。
剣道の試合、空手の試合も同様でしょう。
このように、ほんの短い時間を他の言葉で言い表したい時に、「瞬時」という言葉を使ってみましょう。
「瞬時」の反対語
「瞬時」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「瞬時」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「永久」【えいきゅう】
- 「永遠」【えいえん】
- 「永劫」【えいごう】
「永久」【えいきゅう】
「永久」には、「将来まで、いつまでも続く様子」という意味があります。
「永久歯」は、いつまでも生えつづける歯という意味になります。
「二人の友情は永久だよ」という時は、二人の友情は、将来いつまでも続いて行くという意味があります。
「永遠」【えいえん】
「永遠」には、「時間を超越して、ずっとそのままの状態」という意味があります。
「永遠の別れ」という時は、ずっと別れたまま、二度と会えないという意味があります。
「永劫」【えいごう】
「永劫」には、「想像を絶するほどの、長い年月」という意味があります。
「未来永劫、続いて行く」という時は、想像を絶するほど長い年月、何かが続いて行くという意味があります。
「瞬時」という言葉について見てきました。
とても短い時間を言葉にしたい時、「瞬間」を他の言葉に言い換えたい時、「瞬時」という言葉を使ってみましょう。