「永久」とは?意味や使い方!例文や解釈
「永久」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「永久」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「永久」とは?
- 「永久」の表現の使い方
- 「永久」を使った言葉と意味を解釈
- 「永久」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「永久」の反対語
- 「永久」の類語や類義語・言い換え
- 「永久」の英語と解釈
「永久」とは?
「永久」とはいつまでも限りなく続くこと、時間の果てがないこと、またそのような様子のことを言います。
- 「永久」の読み方
「永久」の読み方
「永久」と書いて「えいきゅう」と読みます。
「永久」の表現の使い方
「永久」とはいつまでも限りなく続くこと、また時間の果てがないことといった意味で使う言葉です。
いい意味では「永久に君への愛は変わらない」といった使い方でしょう。
「永久不変の愛」などと言ったりもします。
悪い意味では嫌なことがいつまでも続くといった時に使います。
「この残業は永久に終わらないような気がする」「この会社のブラックな体質は永久に変わらない」といった言い方です。
いい意味でも悪い意味でも使えますが、どちらかと言えば縁起が良い、いい意味で使いたい言葉です。
「永久」を使った言葉と意味を解釈
「永久」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「永久不変」【えいきゅうふへん】
- 「永久欠番」【えいきゅうけつばん】
- 「永久中立」【えいきゅうちゅうりつ】
- 「永久歯」【えいきゅうし】
「永久不変」【えいきゅうふへん】
「永久不変」とはいつまでも限りなく続き、変わらないという意味です。
「永久不変の真理」「永久不変の愛」などと使います。
「永久欠番」【えいきゅうけつばん】
「永久欠番」とは野球好きな人ならば知っている言葉ではないでしょうか。
プロ野球において、大活躍した選手の功績をたたえる為、その選手の番号は引退した後、誰も使わず、ずっと欠番にすることを言います。
またその番号のことでもあります。
「永久中立」【えいきゅうちゅうりつ】
「永久中立」とは永世中立とも言いますが、ある国が、どの国とも戦争を始めない、また他の国同士の戦争にも関係をしないということを言います。
スイス、オーストラリアなどがその立場をとっています。
「永久歯」【えいきゅうし】
乳歯が抜けた後に生える歯のことで「大人の歯」とも言います。
これは32本あり、大体6才ぐらいから生え変わり始めます。
「永久」を使った例文や短文など(意味を解釈)
それでは「永久」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「永久」を使った例文1
- 「永久」を使った例文2
「永久」を使った例文1
「あの人への思いは永久に変わらない」
誰かに対する思い、愛情などの気持ちは何があっても変わらないことを「永久」という言葉で言い表します。
愛情であればとてもロマンチックで素晴らしいことでしょう。
しかし、悪い意味でも使うことができる言葉です。
嫌である、嫌いという気持ちの場合も「永久」を使うこともあります。
「永久」を使った例文2
「僕たちは永久不変の愛を誓ったはずなのに、こんな結末を迎えるとは思わなかったよ」
「永久」を使った言い方でよく使われますのが「永久不変の愛」といった言葉ではないでしょうか。
結婚においては「永久不変の愛を誓う」といったことになります。
しかし破局を迎えてしまうこともありますが、男女間の気持ちは時や状況などによって変わっていくこともあります。
「永久」の反対語
「永久」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。
明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。
- 「束の間」【つかのま】
- 「刹那」【せつな】
「束の間」【つかのま】
「束の間」とはわずかな時間、ほんのちょっとの間という意味です。
ちなみに「束の間」とは指四本で握るほどの長さという意味からきています。
「束の間の時間でも会えて嬉しいと感じる」「束の間の天下だった」などと使います。
「刹那」【せつな】
「刹那」とは極めて短い時間のことで、瞬間といった言葉と同じ意味になります。
「刹那の快楽の為に、お金を無駄にしている」「彼と目が合った刹那、私は恋におちていた」などと使います。
「永久」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「永久」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「常しえ」【とこしえ】
- 「永遠」【えいえん】
- 「悠久」【ゆうきゅう】
- 「永劫」【えいごう】
- 「恒久的」【こうきゅうてき】
「常しえ」【とこしえ】
「常しえ」とは変わらずにいつまでも続くことを言います。
例えば「常しえの眠りにつく」という言い方は亡くなることを意味していますので、使い方には注意も必要です。
「常しえに変わらない愛情」「常しえに続く幸せ」などと使います。
「永遠」【えいえん】
「永遠」とはある状態が果てしなく続くことを言います。
また時間を経ても変わらないことです。
「この幸せが永遠に続けばいいと思う」「永遠に気持ちは変わらないのです」などと使います。
「悠久」【ゆうきゅう】
「悠久」とは果てしなく続いていることを言います。
「悠久の歴史の流れを感じる」「悠久な営み」という風に使います。
「永劫」【えいごう】
「永劫」とはとても長い年月のことを言います。
「未来永劫、一緒にいよう」「永劫回帰」などと使います。
「恒久的」【こうきゅうてき】
「恒久的」とは永久に変わらないさまを言います。
「恒久的な平和」という風に使います。
「永久」の英語と解釈
「永久」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では「永久」は“permanence”、“eternity”という単語で言い表します。
また「永久に」という副詞の場合は“forever”となります。
例文は“remain unchanged forever”(永久に変わらない)、“a permanent tooth”(永久歯)となります。
いかがでしたでしょうか。
「永久」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「永久」とはいつまでも限りなく続くこと、時間の果てがないことを言います。
「永久」を使った言葉は沢山ありますので「永久」の意味は理解しておくことをおすすめします。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。