「競い合う」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「競い合う」の意味

「競い合う」の意味は、「2つ以上のものがお互いに負けたくないと思ってものごとの程度を争うこと」です。

仕事や勉強、スポーツなどで、お互いが相手よりも良い成績を取ろうと思って臨むことを言います。

何かの試験や大会で一回で結果を出すのではなく、長期間に渡り何度も競争が続いている状態を表します。

• 「競い合う」の読み方
• 「競い合う」を分解して解釈

「競い合う」の読み方

「競い合う」の読み方は、「きそいあう」になります。

難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。

「競い合う」を分解して解釈

「競い合う」は「競い+合う」で成り立っています。

「競い」は動詞「競う」の連用形で、「お互いに負けない様に同じものごとをする」という意味があります。

「合う」は「2つ以上ものが1つにくっつく」という意味の他に、動詞の連用形に付いて「お互いに~する」「一緒になる」という意味があります。

これらの言葉が組み合わさり「お互いに負けない様にものごとを争う」という意味で使われています。

「競い合う」の表現の使い方

「競い合う」の表現の使い方を紹介します。

• 文法的な使い方
• 「競り合う」との違い

文法的な使い方

「競い合う」は動詞を含んだ表現ですので、文末にそのまま使えます。

副詞として使う時、又は名詞形として使う時には「競い合い」になります。

「競り合う」との違い

「競い合う」と似た言葉に「競り合う」があります。

「競い合う」は、「お互いに負けたくないと思って頑張ること」という意味です。

「競り合う」は、「能力が同じ位の者同士が抜きつ抜かれつする様子」という意味です。

「競い合う」を使った例文と意味を解釈

「競い合う」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「競い合う」を使った例文1
• 「競い合う」を使った例文2

「競い合う」を使った例文1

「あの2人は学生時代から競い合ってきた者同士だ」

仕事で優秀と言われる2人が、学生時代からお互いをライバル視してきた関係であることを表しています。

「競い合う」を使った例文2

「彼女は競い合うことで段々と実力を発揮する様になった」

それまでぱっとしない仕事ぶりだった人が、ライバルが現れたことでやる気を出し、実力を発揮する様になったことを表しています。

「競い合う」の類語や類義語

「競い合う」の類語や類義語を紹介します。

• 「張り合う」【はりあう】
• 「切磋琢磨」【せっさたくま】

「張り合う」【はりあう】

「ライバル同士が相手に対抗して競い合うこと」という意味です。

「切磋琢磨」【せっさたくま】

「勉強や人徳に磨きかけること」「友人同士が励まし合ってお互いに競争しながら実力を身に付けていくこと」という意味です。