「辻褄が合う」の意味とは!類語や言い換え
「辻褄が合う」という言葉は日常会話などでもわりと頻繁に使う機会が多いのではないでしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「辻褄が合う」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「辻褄が合う」とは?
- 「辻褄が合う」の表現の使い方
- 「辻褄が合う」を使った例文と意味を解釈
- 「辻褄が合う」の類語や類義語・言い換え
「辻褄が合う」とは?
「辻褄が合う」とは前後がきちんと合っていて、筋道が通っているという意味になります。
- 「辻褄が合う」の読み方
「辻褄が合う」の読み方
「辻褄が合う」と書いて「つじつまがあう」と読みます。
「辻褄が合う」の表現の使い方
「辻褄が合う」とは、一貫した物事の筋道が合っているという意味ですから、きちんとしていて納得ができる、筋道が通っているということになります。
そのような場合の使い方としては「あなたの話は辻褄が合っている」「彼の説明の方が辻褄が合う」などと言います。
一方で、話がおかしい、筋道が通っていないという場合は逆に「辻褄が合わない」という言い方をします。
ところで「辻褄」とは何かと言いますと、「辻」は縫物をする時に、縫い目が十文字に合うところのことです。
「褄」とは着物の裾の左右が合うところを言います。
「辻褄が合う」を使った例文と意味を解釈
それでは「辻褄が合う」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「辻褄が合う」を使った例文1
- 「辻褄が合う」を使った例文2
「辻褄が合う」を使った例文1
「これで、話の辻褄が合う」
「辻褄が合う」とは前後がきちんと合っていて、筋道が通ることです。
ですから、人の話、説明、物事などおかしいと感じることがあれば、どこか間違いがあるということになります。
それをただしていくことで「辻褄が合う」という状態になることでしょう。
「辻褄が合う」を使った例文2
「辻褄が合うように嘘をつく」
正しいことで、正直であれば、自然と「辻褄は合う」状態です。
しかしおかしなことをすると、何事も筋道が通らなくなるのです。
それを無理に合わせようと嘘をついて「辻褄を合わせる」ことをする場合もあります。
「辻褄が合う」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「辻褄が合う」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「矛盾がない」【むじゅんがない】
- 「一貫性がある」【いっかんせいがある】
「矛盾がない」【むじゅんがない】
「矛盾」とは「辻褄が合わない」という意味の言葉ですから「矛盾がない」とは「辻褄が合う」と同じ意味合いとなります。
「矛盾がないようにしてくださいよ」「彼の言うことには矛盾がない、だから信じられるのだよ」などと使います。
「一貫性がある」【いっかんせいがある】
「一貫性」とは最初から最後まで矛盾がない状態であることを言います。
「彼女の説明には一貫性があるよね」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「辻褄が合う」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「辻褄が合う」とは前後がきちんと合っている、筋道が通るという意味です。
それでは言葉の意味を正しく理解して上手に使ってください。