「請け合う」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスで「請け合う」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味があるのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「請け合う」の意味
- 「請け合う」の表現の使い方
- 「請け合う」を使った例文と意味を解釈
- 「請け合う」の類語や類義語
「請け合う」の意味
「請け合う」の意味は以下の2つです。
1つ目は「その約束を果たすことを前提に責任を持って引き受ける」という意味です。
ビジネスで、納期や条件などについて、相手とすり合わせをして、その通りにすると約束した上で引き受けることを言います。
2つ目は、「そのものや人、品物が確かであると保証すること」という意味です。
相手が商品の性能や品質、人の身元などを心配している時に「確かです」「間違いありません」と言い、責任を持つことを言います。
- 「請け合う」の読み方
- 「請け合う」を分解して解釈
「請け合う」の読み方
「請け合う」の読み方は、「うけあう」になります。
難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「請け合う」を分解して解釈
「請け合う」は「請け+合う」で成り立っています。
「請け」は動詞「請ける」の連用形です。
辞書での意味は「受ける」と同じで、基本的に「相手の働きかけに応じること」になっていますが、実際には使い分けがあり、「請ける」の場合は「注文や依頼に対応する」という意味があります。
「合う」は動詞の連用形に付いて「互いに~する」「一緒になる」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「お互いに注文や依頼に対応する」「責任を持つ」という意味で使われています。
「請け合う」の表現の使い方
「請け合う」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「請け合う」と「請け負う」の違い
文法的な使い方
「請け合う」は動詞を含んだ言葉ですので、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「請け合い」になります。
「請け合う」と「請け負う」の違い
「請け合う」と似た言葉に「請け負う」がありますが、この2つは使い分けがあります。
「請け合う」は「必ずやると約束した上で、責任を持って仕事を引き受けること」という意味です。
「請け負う」は「お互いに報酬や日程を決めた上で、責任を持って仕事を引き受けること」という意味です。
2つの言葉の違いは「明確に取引契約があるかどうか」という点です。
「請け合う」を使った例文と意味を解釈
「請け合う」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「請け合う」を使った例文1
- 「請け合う」を使った例文2
「請け合う」を使った例文1
「友人に通訳を頼んだところ請け合ってくれた」
通訳ができる人を探していたところ、やってくれると言ってくれたことを表しています。
「請け合う」を使った例文2
「彼の身元に関しては私が請け合います」
お見合いで紹介された相手に対して、仲介人となった人が身元を保証してくれていることを表しています。
「請け合う」の類語や類義語
「請け合う」の類語や類義語を紹介します。
- 「任される」【まかされる】
- 「断言する」【だんげんする】
「任される」【まかされる】
「大切なことを頼まれること」という意味です。
「断言する」【だんげんする】
「自信を持ってはっきりと言い切ること」という意味です。
「請け合う」は「その約束を果たすことを前提に責任を持って引き受ける」「そのものや人、品物が確かであると保証すること」という意味があります。
責任を持って仕事をしたり、人に勧めたりする時に使いましょう。