「啀み合う」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「啀み合う」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「啀み合う」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「啀み合う」とは?
- 「啀み合う」の表現の使い方
- 「啀み合う」を使った例文と意味を解釈
- 「啀み合う」の類語や類義語
「啀み合う」とは?
「啀み合う」とは獣がお互いに吼え合って、噛み合ったりすることを言います。
また、お互いに敵対して争うことでもあります。
- 「啀み合う」の読み方
「啀み合う」の読み方
「啀み合う」と書いて「いがみあう」と読みます。
「啀み合う」の表現の使い方
「啀み合う」とは獣がお互いに吼え合う、噛み合うという意味がありますが、他にお互いが敵対して争うことを言います。
どちらかと言えば後者の意味合いで使われることが多いのではないでしょうか。
「どうして夫婦で啀み合うのだ」「あの兄弟は昔から啀み合っている」などと使います。
「啀み合う」を使った例文と意味を解釈
「啀み合う」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「啀み合う」を使った例文1
- 「啀み合う」を使った例文2
「啀み合う」を使った例文1
「もともと不仲ではあったが、ついには夫婦で啀み合うようになった」
もともとそれほど仲良くない関係性が、何かのきっかけで一気に相手が憎い、嫌いという気持ちになってしまいますと争いが絶えなくなるでしょう。
顔をあわせば、口を開けば、喧嘩になるようなことを「啀み合う」と言い表します。
「啀み合う」を使った例文2
「啀み合うのは止めて、お互いに妥協しなさい」
お互いに敵だと見なし、争い合うことを「啀み合う」と言います。
周りからは何とか仲直りしなさいという働きかけがあるかもしれませんが「啀み合う」状態になっていますと、修復は難しいレベルと言えるでしょう。
「啀み合う」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「啀み合う」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「嫌い合う」【きらいあう】
- 「敵対する」【てきたいする】
「嫌い合う」【きらいあう】
「嫌い合う」とはどちらか片方だけが嫌いなのではなく双方が相手のことを嫌いだと思っていることを言います。
「あの家は姉妹がいたはずだけど、嫌い合っているからね、どっちも帰ってこないよ」「夫婦で嫌い合うとは悲しいものだ」「どうして、あの二人は嫌い合っているの、何があったの」などと使います。
「敵対する」【てきたいする】
「敵対する」とは相手のことを敵として立ち向かうことを言います。
また対抗することでもあります。
「彼女の方から敵対するようになったから、彼もそれに応える形で不仲になっていったんだ」「どうして兄弟で敵対するのって言われても、兄弟だからこそ色々あるんだよ」「敵対意識を持っている」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「啀み合う」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。