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「追憶」の意味とは?類語、使い方や例文、反対語を紹介!

「追憶」という言葉の意味や類語を紹介します。

さらに「追憶」を使った例文などを紹介して行きます。

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「追憶」の意味とは?類語、使い方や例文、反対語を紹介!>


目次

  • 「追憶」の意味とは?
  • 「追憶」の類語や言い換え
  • 「追憶」の使い方
  • 「追憶」を使った例文


「追憶」の意味とは?

「追憶」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

小説や映画、ドラマなどが好きな人は、「追憶」という言葉の意味を知っているかもしれません。

一方で「追憶」についての知識がまるでない人もいるでしょう。

そこで「追憶」という言葉の意味や読み方を紹介して行きます。

  • 「追憶」の読み方
  • 「追憶」の意味
  • 「記憶」を「追体験」する

「追憶」の読み方

「追憶」「ついおく」と読みます。

「追憶」「追」は、「追う」という字を「つい」と読み、「ついおく」と読みますので、「おうおく」などと読み間違えないように気を付けましょう。

また「追憶」「憶」は、「記憶」「憶」で、「おく」と読みます。

そのため「追憶」は、「記憶を追う」と直訳する事ができます。

「追憶」の意味

「追憶」は記憶を追うという意味があります。

そこから広がって「過去を思い起こす事」を意味しています。

少年時代の「追憶」なら、夏休みに友達と遊んだ事、祖父や祖母の家に行きスイカを食べた事などが思い出されるかもしれません。

青年時代の「追憶」なら、彼女や彼氏との楽しい日々や、悲しい別れなどが思い浮かぶかもしれません。

「記憶」を「追体験」する

「追憶」に関連する言葉に、「追体験」という言葉があります。

「追体験」は、例えば本を読む事で、作者が感じた世界を自分も同じように体験する事を意味します。

「追憶」「過去を思い出す事」です。

記憶をよみがえらせる事で、その時代のその世界に再び戻ってきたような、リアルな実感を伴う経験、つまり「追体験」をする事ができるかもしれません。

例えば、少年時代の夏祭りを「追憶」し、「追体験」する事で、本当に今、夏祭りを体験しているような気持ちになれます。

鮮明な「追憶」「追体験」を呼び起こすかもしれません。

子供の頃に食べたはずのたこ焼きを、今食べているような気持ちになれるかもしれません。



「追憶」の類語や言い換え

次に「追憶」の類語や、似た意味の言葉を紹介します。

たくさんの似た意味の言葉を知る事で、「追憶」の言葉の意味が、より理解しやすくなるかもしれません。

  • 「思い出す」【おもいだす】
  • 「思い浮かべる」【おもいうかべる】
  • 「回想」【かいそう】
  • 「回顧」【かいこ】
  • 「顧みる」【かえりみる】
  • 「思い出」【おもいで】

「思い出す」【おもいだす】

「思い出す」という言葉があります。

「追憶」などの言葉の基本となります。

「思い出す」とは何かといえば、「以前の出来事を心に思い浮かべる」事をいいます。

例えば、高校時代の小さなエピソードを心に思い浮かべる事も「思い出す」ですし、昨日食べた夕ご飯のメニューを心に思い浮かべる事も「思い出す」です。

記憶を再現する事全般は、すべて「思い出す」に言い換える事ができます。

「思い浮かべる」【おもいうかべる】

「思い出す」と、とても似た言葉に「思い浮かべる」という言葉があります。

思い出したシーンや文章を心に描くという意味の言葉です。

「思い出す」という言葉を使った時よりも、より曖昧で、思い出す範囲が広いイメージがあります。

例えば高校時代のひとつのエピソードを「思い出す」前に、高校時代の自分や自分を囲む環境や風景を「思い浮かべる」という感じです。

学生時代の初恋の女性を「思い出す」前に、初恋の女性と一緒に通った校舎や、その時代の空気、仲の良かった友達や先生など、初恋の女性の周辺の環境も「思い浮かべる」というイメージです。

「回想」【かいそう】

テレビ番組などを観てると、有名人の過去や最近、身に起こった出来事を、他の演者の手によって再現するコーナーがあります。

このような場面を、「回想シーン」などと言います。

昔の事をいろいろと思い出して、心の中に思い描く事を「回想」といいます。

「思い出が、頭の中や心の中で、くるくると回っている」様子を思い浮かべると「回想」という言葉の意味を覚えやすいかもしれません。

そのため「回想」の場合は「ひとつの思い出のシーン」というよりも、「学生時代のとりとめもない記憶」とか、「部活動の思い出全般」などをずっと思い出している様子を表現するのにぴったりです。

「回顧」【かいこ】

昔を振り返って思い出す事を「回顧」といいます。

「回顧録」は、「回顧した出来事を記録した文章」の事です。

社長が創業時代の会社の状況や、自分の状況などを振り返り、今の社員に読んでもらおうとまとめたりします。

日常的なシーンでは、あまり「回顧」という言葉は使わず、ビジネスシーンのような硬い場所で「回顧」という言葉が活躍しています。

「顧みる」【かえりみる】

「あの時代を顧みる」「青春時代を顧みる」などという風に使う「顧みる」は、過去を振り返る事をいいます。

例えば社会人として20年が過ぎた時に、初心を思い出す意味で、入社一年目の自分を「顧みる」人がいます。

どちらかといえば、冷静な感情を伴っていて、大人の男女が過去を振り返るシーンにぴったりの言葉です。

「思い出」【おもいで】

「思い出」「追憶」と似ている言葉です。

「思い出」は、過去の出来事を思い出す行為、またはその内容そのものを意味する言葉です。

「思い出の○○」「楽しい思い出」などと様々な場面で使う事ができる言葉です。

「追憶」の使い方

「追憶」という言葉には「過去を思い出す事」という意味があります。

ただし「追憶」という言葉を使った時の「過去の思い出」とは、単なる「思い出」ではない事が多いです。

例えば少年時代の一シーンだったり、すでにこの世を去ってしまった大切な人の事を思い出す時などに「追憶」という言葉はしっくりきます。

少しセンチメンタルで、ノスタルジックな思い出に対して「追憶」という言葉を使うようにしましょう。



「追憶」を使った例文

「追憶」を使った例文をチェックして、「追憶」を文章に組み込む方法を知りましょう。

いかにも「追憶」という意味の文章を見る事で、「追憶」の使い方のコツを掴めるかもしれません。

  • 「追憶」を使った例文1
  • 「追憶」を使った例文2

「追憶」を使った例文1

「追憶」という言葉を使う時の記憶は、ノスタルジックだったり、センチメンタルなものが似合うと先述しました。

例えば、子供時代の初恋の思い出は「追憶」という言葉に似合います。

その場合の例文は「小学生の頃、初めて好きになった女性の姿を『追憶』した」とか、「初恋の女性が引っ越してしまった日の事を『追憶』して、大人になった今、涙が流れた」などとなります。

「追憶」のエピソードは懐かしくて、悲しい雰囲気が伴っている方がぴったりくる事が、例文から分かると思います。

「追憶」を使った例文2

懐かしくて少し悲しみを伴うエピソードといえば、この世を離れた大切な者たちの思い出です。

「少年時代に飼っていた柴犬の○○の『追憶』にふけった」とか、「すでにこの世を去った父親との思い出の『追憶』にふけった」などです。

すでに気持ちの整理がある程度できている状態、または月日が流れて悲しみが薄れた状態で、もう一度悲しい思い出に触れる時などは「追憶」という言葉がぴったりです。

このような題材は、小説やドラマ、映画のテーマにピッタリですので、「追憶」を扱った作品がたくさんあるのでしょう。

icon まとめ

「追憶」という言葉の意味を知りました。

「思い出」とか「思い出す」という言葉を知っていれば、「追憶」という言葉は必要ないのかもしれません。

しかし、「追憶」という言葉を聞くだけで、思い出すべき思い出の扉が開くような気がします。

「思い出」という言葉でひとくくりにしている時にはできない作業です。

「追憶」という言葉を知る事で、大切な思い出をピックアップしやすくなるでしょう。