「期待を裏切る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話や小説などで「期待を裏切る」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「期待を裏切る」の意味
- 「期待を裏切る」の表現の使い方
- 「期待を裏切る」を使った例文と意味を解釈
- 「期待を裏切る」の類語や類義語
「期待を裏切る」の意味
「期待を裏切る」の意味は「望まれていた結果に反することになったこと」です。
最初に相手に対して「こうしてくれるだろう」と思っていたけれども、実際に行動してみたら全く違う結果になったり、思う様な成績が出ない時のことを言います。
相手に対して落胆したり残念に思う気持ちが強い時の表現です。
- 「期待を裏切る」の読み方
- 「期待を裏切る」を分解して解釈
「期待を裏切る」の読み方
「期待を裏切る」の読み方は、「きたいをうらぎる」になります。
特に難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「期待を裏切る」を分解して解釈
「期待を裏切る」は「期待+を(助詞)+裏切る」で成り立っています。
「期待」は「あることが実現するだろうと希望を持って待つこと」「自分の思い通りになると思って楽しみに待つこと」という意味があります。
「裏切る」は「味方に背いて敵側に付く」「約束や信頼、期待などに反する」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「実現するだろうと楽しみに待っていることに反する」という意味で使われています。
「期待を裏切る」の表現の使い方
「期待を裏切る」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「いい意味で期待を裏切る」
文法的な使い方
「期待を裏切る」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「期待を裏切り」になり、受け身形として「期待を裏切られる」と使うこともあります。
「いい意味で期待を裏切る」
「いい意味で期待を裏切る」という使い方をすることもあります。
これは、「大したことがないと思っていたら、予想以上に良い結果になったこと」という意味です。
但し、これは「予想外の結果になった」という意味を皮肉って言っているだけで、大したことがないと思っている時には最初から「期待」はしていないのです。
「期待を裏切る」を使った例文と意味を解釈
「期待を裏切る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「期待を裏切る」を使った例文1
- 「期待を裏切る」を使った例文2
「期待を裏切る」を使った例文1
「優勝候補と言われていたのに期待を裏切る結果になった」
スポーツの競技で優勝候補と言われている人が、調子が悪くて全く活躍できなかったことを表しています。
「期待を裏切る」を使った例文2
「新製品が売れずに期待を裏切ることになってしまった」
絶対売れると思っていた新製品が全く売れず、社員全員が落胆したことを表しています。
「期待を裏切る」の類語や類義語
「期待を裏切る」の類語や類義語を紹介します。
- 「番狂わせ」【ばんくるわせ】
- 「見込み違い」【みこみちがい】
「番狂わせ」【ばんくるわせ】
「予想外のことが起こり、ものごとが期待していたのとは全く違う結果になること」という意味です。
「見込み違い」【みこみちがい】
「予想の立て方を間違うこと」「予想とは全く違う結果になること」という意味です。
「期待を裏切る」は「望まれていた結果に反することになったこと」という意味です。
思った通りにならずに失望した時に使いましょう。