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「番狂わせ」の意味とは?読み方や具体例・例文・類語まで詳しく解説!

この「番狂わせ」は、主にスポーツで使われる言葉だと考えておいていいでしょう。

番狂わせ

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「番狂わせ」の意味とは?読み方や具体例・例文・類語まで詳しく解説!>


目次

  • 「番狂わせ」とは?
  • 「番狂わせ」の具体例
  • 「番狂わせ」を使った例文と意味を解釈
  • 「番狂わせ」の類語や言い換え


「番狂わせ」とは?

「番狂わせ」とは?

「番狂わせ」とは、勝負の結果が予想に反したものだった時に使われる言葉です。

単にその人が予想していた内容と違ったという場合ではなく、AとBとの試合で、普通に考えて、まずAが勝つであろうとほとんどの人が考えていたのに対し、Bが勝った時に使われるという具合です。

よって、この「番狂わせ」が起こった場合、勝った方は、戦前の予想ではまず勝つと思われていなかったという訳です。

確率で表すのは難しいですが、五分よりかなり分が悪いと考えられていたのは間違いありません。

  • 「番狂わせ」の読み方

「番狂わせ」の読み方

「番狂わせ」は、「ばんくるわせ」とそのまま読んでください。

この「番狂わせ」で1つの表現なので、後ろを変化させるような使い方はしない言葉です。

「番狂わせが起きた」と用いられるのが一般的で、「番狂わせがあった」「番狂わせだった」といった使われ方になります。



「番狂わせ」の具体例

「番狂わせ」の具体例

「番狂わせ」と表現するからには、それほど実力差があると思われていた対戦でないといけません。

その為、例えば、相撲で横綱が平幕力士に負けてしまった時や、野球の甲子園大会で昨年の優勝高校が初出場の高校に負けてしまったような場合に使う言葉です。

また、それまでに過去10回ほど戦って、一度も勝っていなかった方が勝利した時だったり、将棋で新四段(プロになったばかりの棋士)が現役のタイトルホルダーを破ったといった時にも、この「番狂わせ」だと表現して構わないでしょう。

「番狂わせ」を使った例文と意味を解釈

「番狂わせ」を使った例文と意味を解釈

「番狂わせ」を使った例文と、その意味の解釈です。

これが起こった場合、勝った方も、勝てるとは思っていなかったということがほとんどです。

  • 「番狂わせ」を使った例文1
  • 「番狂わせ」を使った例文2

「番狂わせ」を使った例文1

「今日の予選では、大きな番狂わせがあったようだ」

「番狂わせ」と使う中でも、この「大きな」と付けると、まさか勝つとは思わなかったという驚きの表現になります。

例として、その競技で五輪のメダルを獲った選手が、アマチュアの学生に負けてしまったというくらいの実力差があった時に使われます。

「番狂わせ」を使った例文2

「番狂わせでもない限り、決勝のカードは○○と△△になるだろう」

参加している中でも、その○○と△△の実力が抜けていると考えて使っている例です。

もしそのどちらかが決勝までに負けてしまった場合、それが「番狂わせ」だったと言われることになるでしょう。



「番狂わせ」の類語や言い換え

「番狂わせ」の類語や言い換え

「番狂わせ」と似た意味で使える言葉です。

同様に、まず勝つとは思われていなかった方が勝った時に使われます。

  • 「大物喰らい」【おおものぐらい】
  • 「ジャイアントキリング」【じゃいあんときりんぐ】

「大物喰らい」【おおものぐらい】

AとBとの対戦で、Aが勝手当たり前だと思われていた場合にBが勝った時に、「Bが大物喰らいした」と使います。

「ジャイアントキリング」【じゃいあんときりんぐ】

上の「大物喰らい」が英語(カタカナ語)となった言葉で、その大物喰らいを目指して戦うというテーマのスポーツ漫画のタイトルにもなっている表現です。

icon まとめ

「番狂わせ」は、負けた方にとって、とてもショックな出来事です。

しかし、何が起こるか分からないのが勝負の世界というものです。