「責任逃れ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「責任逃れ」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「責任逃れ」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「責任逃れ」とは?意味
- 「責任逃れ」の表現の使い方
- 「責任逃れ」を使った例文と意味を解釈
- 「責任逃れ」の類語や類義語
「責任逃れ」とは?意味
「責任逃れ」というのは「自らに対する責任を逃れようとする言動や行為」を指しています。
逃げ口上などと言われることもあり、「人のせいにする」とも言われますね。
例えば仕事をする時など、誰もが自分の仕事に責任を持っています。
しかし、何か失敗してしまったときに他の人のせいにする、他の人の責任を主張する、などという時に「責任逃れ」という表現が使われます。
不都合な状況になると他の人のせいにしてしまうという場合、それは「責任逃れ」をしているといえます。
- 「責任逃れ」の読み方
「責任逃れ」の読み方
「責任逃れ」の読み方は、「せきにんのがれ」になります。
ビジネス以外でも、日常生活でよく使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「責任逃れ」の表現の使い方
「責任逃れ」の表現の使い方を紹介します。
ビジネスにおいても人間関係においても、自分に不都合な状況になってしまったときに他の人のせいにした、という経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
自分が間違っていたと自覚して、一言謝ればよかったにもかかわらず、他の人のせいにして知らないふりをしてしまった、などという場合、それは「責任逃れ」になります。
「彼はいつも責任逃れをする」「責任逃れをしてしまって反省しています」などと使われます。
「責任逃れ」を使った例文と意味を解釈
「責任逃れ」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「責任逃れ」を使った例文1
- 「責任逃れ」を使った例文2
「責任逃れ」を使った例文1
「責任逃れの人生は面白くないですよ」
仕事でもプライベートでも、何か不都合なことが起こったら他の人のせいにして逃げてしまう、というような生き方をしていたら、最終的に面白くない人生になってしまうかもしれません。
自分で選んだ道だから仕方がない、自分がこれを選んだからこうなったんだ、と自分の責任を認めることで、人間は成長できるのです。
もしも常に他の人のせいにしてしまい、「お母さんがこの大学を進めたからこうなった」「お父さんがここに就職しろと言ったから失敗した」などという考え方をしていたら、人生は成功しないですよね。
「責任逃れ」を使った例文2
「彼女は責任逃れをしないため、上司から信頼されています」
何かトラブル等が生じたとき、「責任逃れ」をせずにきちんと自分の間違いを認められるならば、上司からも信頼されるのではないでしょうか。
そのような人材は部下からも信頼されますので、良い人間関係が築けると言えるでしょう。
「責任逃れ」の類語や類義語
「責任逃れ」の類語や類義語を紹介します。
- 「逃げ口上」【にげこうじょう】
- 「言い逃れ」【いいのがれ】
「逃げ口上」【にげこうじょう】
「逃げ口上」というのは「責任を逃れようとしていう言葉」、「逃げ口」という意味になります。
自らに対する責任を避けようとする言動を指すことが多く、「お決まりの逃げ口上」などとも言われます。
「言い逃れ」【いいのがれ】
「言い逃れ」は「責任を免れるためのうまい言い訳」という意味です。
相手の気持ちを別の方向に向けて追求を逃れる場合に使われる表現です。
「責任逃れ」はするべきではないといえます。
自分の責任はしっかりと認めていきたいですね。