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「責任」とは?意味や使い方!例文や解釈

「責任」という言葉の意味や使い方を紹介します。

さらに「責任」という言葉を使った例文や、「責任」の類語を紹介して行きます。

責任

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「責任」とは?意味や使い方!例文や解釈>


目次

  • 「責任」とは?
  • 「責任」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「責任」を使った例文や短文など
  • 「責任」の反対語


「責任」とは?

「責任」とは?

みなさんは「責任」という言葉を知っているでしょうか。

「責任を取らない、いい加減な人」の顔が浮かんだ人もいるでしょう。

一方で、「責任」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。

そこで「責任」という言葉の意味を紹介します。

  • 「責任」の読み方
  • 「責任」の意味

「責任」の読み方

「責任」「せきにん」と読みます。

特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。

これを機会に、「責任」「せきにん」と読みましょう。

「責任」の意味

「責任」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「責任」には、「引き受けた任務」という意味があります。

ちなみに任務には、「自分に与えられた務め」という意味があります。

例えば「責任を取る」という言葉には、「引き受けた任務をする」「自分に与えられた務めを実行する」という意味があります。

逆に「責任を取らない人」は、自分に与えられた務めを果たさない人という意味になります。



「責任」の類語や類似表現や似た言葉

「責任」の類語や類似表現や似た言葉

次に「責任」の類語や類似表現を紹介します。

「責任」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「義務」【ぎむ】
  • 「職責」【しょくせき】
  • 「使命」【しめい】
  • 「大任」【たいむ】
  • 「急務」【きゅうむ】

「義務」【ぎむ】

「義務」には、「法律上や道徳上、人が当然なすべきこと」という意味があります。

「義務を果たす」という言葉がありますが、「法律上、あるいは道徳上、人が当然するべきことをする」という意味になります。

「国民の義務」として「納税」がありますが、納税は、日本人なら法律上、当然すべきことに定められています。

また「子供に教育を受けさせるのは、道徳上当然とされている」ため、「義務教育」があります。

ちなみに「国民の義務」のもう一つは、「勤労の義務」になります。

「職責」【しょくせき】

「職責」には、「職務上の責任」という意味があります。

みなさんは何かしらの仕事をしていると思いますが、その仕事には、何かしらの責任が伴っていて、それを「職責」と読みます。

例えば消防士が、火事を鎮火させ、人々を救うのは「職責」になります。

「使命」【しめい】

「使命」には、「与えられた任務」という意味があります。

「使命を帯びる」という言葉には、任務を与えられるという意味があります。

「使命感」という定型句もあります。

「大任」【たいむ】

「大任」と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。

「大任」には、「重大な任務」という意味があります。

例えば大切なプレゼンのプレゼンターに選ばれた時、「大任を任されて、緊張する」などと言います。

「重大な任務を任されて、重圧を感じて緊張している」という意味になります。

「急務」【きゅうむ】

「急務」には、「急を要する務め、用事」という意味があります。

「○○問題の解決が、急務である」などという文章を、新聞やネットニュースで見たことがあるかもしれません。

このように、早めに解決したほうが良い問題や用事を、「急務」と呼びます。

「責任」を使った例文や短文など

「責任」を使った例文や短文など

続いて「責任」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「責任」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

  • 「責任」を使った例文1
  • 「責任」を使った例文2

「責任」を使った例文1

「仕事のミスの『責任』を取り、辞表を出す」

この例文のように、与えられた仕事を果たせなかった時、辞表を出すなどして「責任」を取ることがあります。

会社で仕事をするということは、会社に利益をもたらすのが前提のため、それが果たせなかった時、会社を去るのは、「責任」の取り方のひとつかもしれません。

「責任」を使った例文2

「夫としての『責任』を果たしていないと、妻に怒られる」

この例文のような場面に遭遇したことがある、既婚者の男性がいるかもしれません。

夫が当然果たすべき務めとは、給料を毎月入れること、力仕事を担当すること、電気系統や機械系の操作をすること、妻を女性として扱うことなどかもしれません。

このような「責任」を果たせていないと妻に思われると、非難されてしまうかもしれません。



「責任」の反対語

「責任」の反対語

「責任」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

そこで「」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。

  • 「無責任」【むせきにん】
  • 「不誠実」【ふせいじつ】
  • 「不実」【ふじつ】
  • 「不届き」【ふとどき】
  • 「不始末」【ふしまつ】

「無責任」【むせきにん】

「無責任」には、「責任を重んじないこと」という意味があります。

また「無責任」には、「責任という観念がないこと」という意味もあります。

そもそも「責任て何?」と質問してくるような人は、「無責任」な人かもしれません。

当然果たすべき義務を果たそうとする気持ちを持っていない、役目を果たそうとしない人は、「無責任」と言えるでしょう。

「不誠実」【ふせいじつ】

「不誠実」には、「誠実でない様子」という意味があります。

真面目で真心がある様子を「誠実」と表現するため、「不誠実」は、不真面目で、真心がないことになります。

なにをしても心がこもっておらず、不真面目な態度ばかり取る人は、「不誠実」な人と言えるでしょう。

「不実」【ふじつ】

「不実」という言葉には、「真心や情愛に欠けること」という意味があります。

誰かを真剣に好きになったり、愛したりすることのない人は「不実」と言えます。

好きでもないのに異性と関係を持ち、その後、何の「責任」も取らないような人は、「不実」な人と言えるでしょう。

「不届き」【ふとどき】

「不届き」という言葉を知っているでしょうか。

「不届き」には、「道徳や法に背いた行為をする人」と言う意味があります。

「不届きもの」という言葉がありますが、平気で道徳や法に背いた行動をするひとのことを言います。

「不始末」【ふしまつ】

「不始末」という言葉には、「不品行な行い」という意味があります。

また「後始末に困るような行為」という意味もあります。

「後輩がした不始末の、尻拭いをする」などという使い方をします。

icon まとめ

「責任」という言葉について見てきました。

引き受けた任務について、話をしたい時、「責任」という言葉を使ってみましょう。