「盛大」とは?意味や使い方!例文や解釈
「盛大」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「盛大」という言葉を使った例文や、「盛大」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「盛大」とは?
- 「盛大」の類語や類似表現や似た言葉
- 「盛大」を使った例文や短文など
- 「盛大」の反対語
「盛大」とは?
「盛大」という言葉を知っているでしょうか。
「友達の結婚を、盛大に祝う」という経験があるかもしれません。
一方で、「盛大」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「盛大」という言葉の意味を紹介します。
- 「盛大」の読み方
- 「盛大」の意味
「盛大」の読み方
「盛大」は「せいだい」と読みます。
特に難しい言葉は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「盛大」は「せいだい」と読みましょう。
「盛大」の意味
「盛大」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「盛大」には、「集会や事業などが、非常に盛んな様子」という意味があります。
「友達の結婚を、盛大に祝う」という時は、友達が結婚した時、パーティ会場などにたくさんの人が集合し、非常に盛んな様子で祝福するということになります。
このように「盛大」には、「集会や事業などが、非常に盛んな様子」という意味があります。
「盛大」の類語や類似表現や似た言葉
次に「盛大」の類語や類似表現を紹介します。
「盛大」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「盛況」【せいきょう】
- 「隆盛」【りゅうせい】
- 「最盛」【さいせい】
- 「上り坂」【のぼりざか】
- 「飛ぶ鳥を落とす勢い」【とぶとりをおとすいきおい】
「盛況」【せいきょう】
「盛況」という言葉には、「催し物などが、賑やかで盛んな様子」という意味があります。
「北海道祭りが盛況だ」という時は、デパートの催事場などで開催されている北海道祭りが、たくさんの人が賑やかで盛んだという意味があります。
ホタテやカニを購入するために、たくさんの人が集まっていることをイメージできます。
「隆盛」【りゅうせい】
「隆盛」には、「勢いの盛んな状態」という意味があります。
「一族が隆盛を迎える」場面が、歴史小説を読んでいると登場します。
国の要職がある一族で占められているような状態を意味します。
このように、何かや、人の勢いが盛んな状態を「隆盛」と表現します。
「最盛」【さいせい】
「最盛」という言葉には、「最も盛んなこと」という意味があります。
「旬のフルーツの出荷が、最盛期を迎える」という時、出荷量がもっとも盛んな時期を迎えたという意味があります。
「上り坂」【のぼりざか】
「上り坂」という言葉には、「段々と盛んになる様子」という意味があります。
「下り坂」の反対語になります。
「Aさんの人気が上り坂だ」という時は、Aさんが段々と人気を得ているということになります。
「飛ぶ鳥を落とす勢い」【とぶとりをおとすいきおい】
「飛ぶ鳥を落とす勢い」という言葉には、「権力を持ち、威勢が良く盛んな様子」という意味があります。
例えば社内で権力を持ち、威勢が良く盛んな様子が見られる、取締役などがいるでしょう。
このような人を第三者が見た時、「飛ぶ鳥を落とす勢い」と表現します。
大空を飛んでいる鳥ですら、落としてしまうほどの、とんでもない勢いということになります。
「盛大」を使った例文や短文など
続いて「盛大」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「盛大」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「盛大」を使った例文1
- 「盛大」を使った例文2
「盛大」を使った例文1
「王位継承の儀式が、『盛大』に祝福される」
王族が登場するドラマや映画を見ていると、この例文のような場面を目にすることがあります。
国民が全員集合したような、たくさんの人が集まる中で、華々しく、王様と、次世代の王様の王位継承の儀式が行われます。
第三者が見た時に、集会の様子が非常に盛んだと感じる時、「盛大」という言葉が使われるため、このような王位継承の儀式は、「盛大」と言えるでしょう。
「盛大」を使った例文2
「新商品発売時に、『盛大』に宣伝する」
この例文のように、新商品が発売される時に、非常に盛んに宣伝がうたれることがあります。
テレビを見ていると、いつも目にするほど、CMが流されたり、街中を歩いていると新商品をアピールする宣伝カーを目にするような状態です。
このように非常に盛んに宣伝することを、「盛大に宣伝する」と表現できます。
「盛大」の反対語
「盛大」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「盛大」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「振るわない」【ふるわない】
- 「不振」【ふしん】
- 「落ち目」【おちめ】
- 「下り坂」【くだりざか】
- 「ぱっとしない」【ぱっとしない】
「振るわない」【ふるわない】
「振るわない」という言葉には、「勢いや成績が不振である」
「会社の事業が振るわない」という時は、会社が取り扱っている事業に勢いがない、成績が不振だという意味があります。
「不振」【ふしん】
「不振」には、「勢いが盛んではない状態」という意味があります。
「事業が不振に陥る」という時は、事業が盛んでない状態になったということになります。
「営業成績が不振だ」「最近、テストの成績が不振だ」などという使い方をします。
「落ち目」【おちめ】
「落ち目」という言葉には、「ある時点から落ちぶれて、回復しない様子」という意味があります。
例えば人気者の芸能人が結婚を機に落ちぶれて、人気が回復しない時、「結婚して落ち目になる」などと言います。
「下り坂」【くだりざか】
「下り坂」という言葉には、「だんだんに衰えて行く傾向になる」という意味があります。
「景気が下り坂をたどる」という時は、景気が衰えて、不景気になって行く傾向になるという意味になります。
「人気が下り坂」という時も、人気が衰えて行く傾向だという意味になります。
「ぱっとしない」【ぱっとしない】
「ぱっとしない」には、「華やかでない」「見栄えしない」という意味があります。
「彼は、ぱっとしないね」という時は、彼は華やかさがない、彼は見栄えしないという意味があります。
また「売れ行きがぱっとしない」という時は、売れ行きに派手さがない、見栄えするような売れ行きではないという意味があります。
「盛大」という言葉について見てきました。
集会や事業などが、盛んな様子を見た時、「盛大」という言葉を使ってみましょう。