「下り坂」の意味とは!類語や言い換え
「下り坂」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「下り坂」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「下り坂」とは?
- 「下り坂」の表現の使い方
- 「下り坂」を使った例文と意味を解釈
- 「下り坂」の類語や類義語・言い換え
「下り坂」とは?
「下り坂」というのは下りになる坂道という意味もありますし、物事の盛りが過ぎて次第に衰えること、という意味も持ち合わせています。
どちらも対義語は「上り坂」になり、これは上りの坂道や物事が少しずつ逆になっていく状態にあること、という意味になります。
例えば、どれだけ景気が良かったとしてもそのような景気はいずれ「下り坂」になってしまうことがありますよね。
多くの人が外出し、お金を使うようになったとしても、給料が下がってしまったとなれば人々がお金を使わなくなり、景気は「下り坂」になってしまいます。
- 「下り坂」の読み方
「下り坂」の読み方
「下り坂」という表現は「くだりざか」と読みます。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「下り坂」の表現の使い方
坂道を下っていく時、それは「下り坂」と表現できます。
自転車などで走っている場合、「下り坂」に注意をしなければいけませんね。
また、天気が「下り坂」になることもあります。
特に洗濯物を干す場合、天気には気をつけなければいけません。
どれだけ晴れているように見えたとしても天気がいきなり「下り坂」になってしまうこともありますから、しっかりと様子を見る必要があります。
ビジネスをしていると、商売が繁盛して調子が良いと思えることもあるでしょう。
しかしそのような商売も「下り坂」になってしまう可能性があります。
「下り坂」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「下り坂」を使った例文1
- 「下り坂」を使った例文2
「下り坂」を使った例文1
「天気がいきなり下り坂になったため、洗濯物を取り込なければいけません」
天気と洗濯物は切っても切り離せない関係ですよね。
特に梅雨の時期など、洗濯物が乾かなくて嫌だと感じている人もいるのではないでしょうか。
いざ洗濯物を干したとしても、天気が悪くなってしまうと取り込まなければいけません。
少し位なら雨に濡れても問題ないかもしれませんが、状況によってはまた洗濯し直さなければならない場合もあります。
「下り坂」を使った例文2
「下り坂では走らないようにしましょう」
「下り坂」で走ると転んでしまう可能性がありますよね。
特に子供たちの場合、「下り坂」で走ってしまうと派手に転んでしまい、大きな怪我をしてしまうこともあります。
そうなれば他の子供たちを巻き込んでしまうこともありますので、「下り坂」を通るときには慎重にならなければいけません。
「下り坂」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「衰退」【すいたい】
- 「下火」【したび】
「衰退」【すいたい】
「衰退」というのは力や勢いが衰えて退歩するという意味です。
勢いや活力が衰えて弱まることを指します。
「下火」【したび】
「下火」というのは火の燃え方が弱まる事ですが、盛んだった物事がだんだん衰える、勢いがなくなる、という意味を持つこともあります。
例えば「人気が下火になる」などと使われます。
「下り坂」という表現はよく使われますのでぜひ覚えておきましょう。
様々な意味合いがありますので、併せて知っておけると良いですね。