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「困惑」の意味とは?類語、使い方や例文、反対語を紹介!

突然何か頼まれたり、思ってもみないことを言われてしまったときに動揺したり困惑した事は無いでしょうか。

不意をつかれたり、突然の出来事には人は困り戸惑ってしまうものです。

今回はそんな「困惑」と言う言葉についてみていきたいと思います。

困惑

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「困惑」の意味とは?類語、使い方や例文、反対語を紹介!>


目次

  • 「困惑」の意味とは?
  • 「困惑」の類語や言い換え
  • 「困惑」の使い方
  • 「困惑」を使った例文
  • 「困惑」の反対語や対義語
  • 「困惑」を使った言葉を解釈


「困惑」の意味とは?

「困惑」の意味とは?
  • 「困惑」の読み方や意味

「困惑」の読み方や意味

「困惑」は【こんわく】と読み、

  • どうしていいか分からず、困り戸惑うこと
  • どうすれば良いか分からずに、悩むこと

という意味になります。

突然の出来事や予想もしていなかった物事に対し、心が追いつかず、動揺し頭の中がパニックを起こしている状態の事をいいます。

「困り惑う」という事は、心が不安定になっている状態なので、周囲が見えなくなったり心に余裕がなくなることも表します。

また「惑う」という言葉の意味には、

  • 心を奪われて見失ってしまう
  • 判断力を失い取り乱してしまう
  • あわてふためきうろたえる

という意味があり、単純に困っている、方法がなく途方に暮れるという意味ではありません。

どちらかと言えば頭が真っ白になり自分を見失うといったニュアンスの方がこの言葉にはふさわしいでしょう。

また困り果てて手段が見つからない、惑い過ぎて疲れ果て気力がないといったような、あまりにも元気がなくなってどうしようもないような様子まではいかないので、その状態になる一歩手前といったレベルだと解釈してみてください。



「困惑」の類語や言い換え

「困惑」の類語や言い換え
  • 「混乱」【こんらん】
  • 「当惑」【とうわく】
  • 「狼狽」【ろうばい】

「混乱」【こんらん】

物事が入り混じり、秩序をなくすことや、状態や状況がごちゃごちゃになる事をいいます。

また様々な種類や特性を持ったものが入りまじって、整理がつかなくなってしまったり、パニックになることも表します。

また頭の中や精神面などの目には見えない身体的な状況や状態を表す場合もあります。

  • 心を奪われて見失ってしまう
  • 判断力を失い取り乱してしまう
  • あわてふためきうろたえる

困るのは国民なのだから」など。

「当惑」【とうわく】

「当惑」「困惑」は非常に似ている言葉であり明確な違いはなく、意味としても、どうしたら良いか分からず困り惑うような状況表す言葉になります。

ただ「困惑」の方は、どうすればいいかわからず"慌てふためく"というニュアンスを持ちますが、「当惑」の方は、困ってはいるものの、どうしていいかわからず"途方に暮れる"と言ったイメージがふさわしいかもしれません。

パニックになると言うよりはボーッとして何も考えられないという解釈になります。

  • 「予定以上にあまりにもたくさんの人が押し寄せて当惑してしまった」
  • 「点数が予想以上に悪かったため当惑してしまったが、すぐに対策を練るように気持ちを切り替えた」

「狼狽」【ろうばい】

予想外の事や思ってもみなかったことに対し慌てふためき騒ぎ立てることをいいます。

「狼狽」「狼狽える」と書いて「うろたえる」と読むことができ、これは中国の昔話が元になっており、それはオオカミには二種類あり、前足の長い「狼」と、後ろ足の長い「狽」とが、二体一組となって行動すると伝えられていました。

ですが時々不意に離れるとうまく歩けなくなりうろたえるというところから、この「狼狽える」という言葉ができ「狼狽」が慌てふためき騒ぐという意味になったと言われています。

  • 「突然の雨に狼狽してしまったが、ある人が傘を貸してくれた」
  • 「まさか自分がスピーチをするなど思ってもいなかったので狼狽してしまった」

など。

「困惑」の使い方

「困惑」の使い方

思ってもみなかったことや、想像や想定していなかったことに対し、困って慌てふためき頭が真っ白になる時に使用する言葉になります。

自分にも使いますし、相手がこの状態になっている場合にも使うことがあります。

心に余裕がなくなっていたり見るからに様子がおかしくなったりしている時にも使うので、あまりポジティブな意味ではありません。



「困惑」を使った例文

「困惑」を使った例文
  • 「困惑」の例文1
  • 「困惑」の例文2
  • 「困惑」の例文3
  • 「困惑」の例文4
  • 「困惑」の例文5

「困惑」の例文1

「別れ話をしにきたのに、プロポーズをされてしまい困惑してしまった」

「困惑」の例文2

「夫が突然出馬するといい出して困惑している」

「困惑」の例文3

「独りぼっちになって困惑しているところに、救世主が現れ助けてくれた」

「困惑」の例文4

「大切な仕事を任せていたのにも関わらず、途中で投げ出し退職をされてしまって非常に困惑し、腹が立つ」

「困惑」の例文5

「急遽変更になった司会の仕事を任され困惑していたが、思いのほか評判が良かったので次回からは引き受けて見ようかと考えている」

「困惑」の反対語や対義語

「困惑」の反対語や対義語

「困惑」には明確な反対語や対義語などはありません。

また「困惑」の漢字を分解した「困る」「惑う」に関してもどちらとも正確な反対語や対義語はありません。

《どうしていいか分からず困り戸惑う》状態とは心理的にその物事に対する耐性がなかったり、受け入れる事が出来ない状態という事になります。

つまり受け入れられる、気持ちに余裕がある状態が「困惑」の反対語や対義語に近いと言えるでしょう。

ちなみに余裕の対義語は、切迫や必死になります。

「困惑」と比べると意味合いに違いがある事がわかりますが、焦ってパニックになっていたり、危機感や「どうしよう」という感情が聴こえてきそうな状態は近いかもしれません。

  • 「切迫」【せっぱく】
  • 「必死」【ひっし】

「切迫」【せっぱく】

期限等が差し迫っていたり、緊張状態が続くことをいいます。

精神面での限界がギリギリまで足していて、余裕がない場合にもこの言葉が使われます。

「必死」【ひっし】

「必死」とは、文字通り「必ず死ぬ」という意味ですが、そのことが転じて、物事を死ぬ気で行うという事や、死に物狂いで全力で立ち向かったり対処するという事を表します。

つまり生半可な意味ではなく全精力をその物事や人物に対し注ぐことを表します。

ですから余裕や余地などはなく、頭の中はその物事や人物のことでいっぱいになっていたり、それを守ったり継続することに命をかけるときに使用する言葉だと言えるでしょう。

「困惑」を使った言葉を解釈

「困惑」を使った言葉を解釈
  • 「〜に困惑する」
  • 「困惑気味」
  • 「困惑を隠す」

「〜に困惑する」

何かに困り、戸惑っている時に使う表現になります。

困惑は名詞のため動詞にして使用する事が一般的なので、困惑の対象が何であれ、困惑をするのは人になります。

  • 「突然予定外のゲストが現れると聞いて困惑する」

など。

「困惑気味」

この場合の「気味」とは名詞や動詞の連用形の後に付け、そのような兆候や傾向があるという意味を表す言葉になります。

つまり「困惑気味」とは完全に困ったり戸惑ったり、どうすればいいかパニックにはなっておらず、少し余裕があり考えられる状態を意味しています。

ただ"その時点で"困惑気味なだけで、その後はもしかするとパニックになるかもしれませんし、受け入れられるかもしれません。

  • 「本当は嬉しかったのに困惑気味に答えてしまったので後悔している」

など。

「困惑を隠す」

戸惑い困っている状態をバレたくない、人にその状態を気付かれないようにする為にする時にする行為になります。

困惑を隠すには、余程精神的に安定していたり強くないと難しいので、逆によっぽど困ってはいけない時だという事になるでしょう。

  • 「困惑を隠したが、私の心の中を察していたようで、後から断ってきた」

など。

icon まとめ

できれば「困惑」するような事は起きないで欲しいものですし、したくありません。

ですが日常には、困った事や戸惑うことはたくさんあります。

今回ご紹介した「困惑」には似た言葉が沢山ありますが、その場その時で一番しっくりくる言葉で表現してみて下さい。