「雑学」とは?意味や使い方!例文や解釈
「雑学」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「雑学」という言葉の理解を深めていきましょう。

目次
- 「雑学」とは?
- 「雑学」の表現の使い方
- 「雑学」を使った言葉と意味を解釈
- 「雑学」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「雑学」の反対語
- 「雑学」の類語や類義語・言い換え
- 「雑学」の英語と解釈
「雑学」とは?

「雑学」とは「種々雑多で多方面に渡っている、系統立っていない広くて浅い知識や学問のこと」を言います。
- 「雑学」の読み方
「雑学」の読み方
「雑学」とは「ざつがく」と読みます。
「雑学」の表現の使い方

「雑学」とは、様々な方面の知識、学問のことを言います。
使い方としては「面白い雑学」「雑学クイズが得意」「やけに雑学に詳しい人」という使い方になります。
「雑学」を使った言葉と意味を解釈

「雑学」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「雑学クイズ」
- 「雑学王」
- 「使える雑学」
「雑学クイズ」
「雑学クイズ」とは雑多な分野から出される問題のことで、誰でも知っている一般的な常識も出題されることもありますが、どちらかと言えばあまり知られていることが問題となることが多いでしょう。
学問とは違う知識が求められて、内容も興味深いもの、面白いものが選ばれます。
ちなみに「雑学」とは知識の集まりであっても一つの学問という形にはならない為「雑学」という名前の学問ではありません。
「雑学クイズの番組は面白い」「雑学クイズの本を買ったよ」雑学クイズが得意な人っているよね」などと使います。
「雑学王」
「雑学王」とは「雑学」が得意で詳しい人で、優れている人、最高の地位(雑学クイズの優勝者など)にある人のことを形容する言葉です。
「雑学王の〇〇さん」「雑学王に駆って、僕が新雑学王になるんだ」「雑学王と言われる人たちは、どうやって知識を貯めているのだろう」などと使います。
「使える雑学」
「雑学」とは種々雑多な方面に渡る知識のことを言いますが、なかにはそれを知っていたからと言って何になるのだという部類の知識もあるでしょう。
特に役に立たないものはそのような扱いを受けがちです。
逆に、知ってて良かったとか、ちょっと得をした、賢くなったような気がすると思える知識のことは「使える雑学」と言うわけです。
「使える雑学をいくつか集めて記事にしよう」「知っていると得をする、使える雑学をお伝えしますね」という風に使います。
「雑学」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「雑学」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「雑学」を使った例文1
- 「雑学」を使った例文2
「雑学」を使った例文1
「部長は、酔うと、面白い雑学を教えてくれるんだ」
「雑学」とは様々な知識、話のネタといったものを言います。
あまり役に立たないもの、聞いていて退屈なもの、難しいものは面白いとは言い難いのですが、聞いていて楽しい、何か為になるという「雑学」を沢山知っている人は場を持たせるのが上手い為に人気者になります。
「雑学」を使った例文2
「勉強はまったく駄目だけど、雑学は色々知っているよ」
一般的な勉強、学問には関係ない知識の集まりのことを「雑学」と言います。
「雑学」とは「学」という字が入っていますが、学問ではないのです。
ですから、勉強、学問と、雑学は別のものです。
「雑学」の反対語

「雑学」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。
明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。
- 「専門的な知識」【せんもんてきなちしき】
- 「一般常識」【いっぱんじょうしき】
「専門的な知識」【せんもんてきなちしき】
「専門的な知識」とは特定の学問、事柄に対して知っていることを言います。
「専門的な知識がある人を呼んでください」「私には専門的な知識がない」「専門的な知識を披露する」などと使います。
「一般常識」【いっぱんじょうしき】
「一般常識」とは、広く認められていて、当然持っているはずの知識、判断力のことを言います。
「これは一般常識ですよ」「一般常識としてこれぐらいはわかるはずでしょう」「彼には一般常識が通用しない」という風に使います。
「雑学」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「雑学」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「豆知識」【まめちしき】
- 「無駄知識」【むだちしき】
- 「トリビア」【とりびあ】
- 「俗学」【ぞくがく】
「豆知識」【まめちしき】
「豆知識」とはある物事についての、ちょっとした知識のことを言います。
「これは豆知識ですね」「豆知識を色々と教えてくれる先生」などと使います。
「無駄知識」【むだちしき】
「無駄知識」とは役に立たないとされる知識のことを言います。
「無駄知識だけど、知っておいてもいいんじゃない」「無駄知識だけに詳しい奴」などと使います。
「トリビア」【とりびあ】
「トリビア」とはくだらないこと、瑣末なこと、という意味になります。
「俗学」【ぞくがく】
「俗学」とは通俗的な学問のことを言います。
一般大衆にわかりやすく、受け入れやすいという意味ですが、低俗といった意味合いもあります。
「箱入り息子じゃ困るよ、俗学も知っておいた方がいいよ」「俗学に長けている悪友」などと使います。
「雑学」の英語と解釈

「雑学」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では“knowledge”と言います。
例文は“My son has some knowledge about everything”(うちの息子は雑学の大家だ)となります。
いかがでしたでしょうか。
「雑学」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「雑学」とは種々雑多な方面に渡る、知識、学問のことを言います。
豆知識、トリビアといった意味であると覚えておきますと理解しやすいでしょう。
また「雑学」は「学」という字が含まれてますが「雑学」という学問は存在していません。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。