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「苦戦」とは?意味や使い方!例文や解釈

「苦戦」という言葉の意味や使い方を紹介します。

さらに「苦戦」という言葉を使った例文や、「苦戦」の類語を紹介して行きます。

苦戦

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目次

  • 「苦戦」とは?
  • 「苦戦」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「苦戦」を使った例文や短文など
  • 「苦戦」の反対語


「苦戦」とは?

「苦戦」とは?

「苦戦」という言葉を知っているでしょうか。

「仕事で苦戦している」という人もいるかもしれません。

一方で、「苦戦」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。

そこで「苦戦」という言葉の意味を紹介します。

  • 「苦戦」の読み方
  • 「苦戦」の意味

「苦戦」の読み方

「苦戦」「くせん」と読みます。

特に難しい言葉は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。

これを機会に「苦戦」「くせん」と読みましょう。

「苦戦」の意味

「苦戦」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「苦戦」には、「状況が悪い苦しい戦い」「相手が強く苦しい戦いをすること」という意味があります。

「仕事で苦戦している」という時は、その人が仕事で、苦しいな戦いをしているということになります。

仕事が難易度が困難で進まない、ライバルの企業から攻勢を受けて不利な状況でなかなか前に進まない、などになっているということになります。

このように「苦戦」には「苦しみながら戦う」という意味があります。



「苦戦」の類語や類似表現や似た言葉

「苦戦」の類語や類似表現や似た言葉

次に「苦戦」の類語や類似表現を紹介します。

「苦戦」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「苦闘」【くとう】
  • 「悪戦苦闘」【あくせんくとう】
  • 「熱戦」【ねっせん】
  • 「死闘」【しとう】
  • 「激闘」【げきとう】
  • 「健闘」【けんとう】

「苦闘」【くとう】

「苦闘」には、「苦しみながら戦うこと」という意味があります。

「生活に苦闘する」という時は、生活しながら、苦しみ戦うという意味になります。

経済的な問題、人間関係の問題などに、戦いながら暮らしているという意味になります。

「苦闘の生涯」などという使い方をします。

「悪戦苦闘」【あくせんくとう】

「悪戦苦闘」という言葉があります。

「悪戦苦闘」には、「悪条件の元で、死に物狂いで戦うこと」という意味があります。

土砂降りの雨の中で、スポーツをする人は、かなりの悪条件の元で戦うことになります。

そのような状況でも、絶対に勝とうと思い、死に物狂いで戦う時、「悪戦苦闘」という言葉で表現できます。

「熱戦」【ねっせん】

「熱戦」という言葉には、「熱が入った激しい戦い」という意味があります。

「ライバル同士が熱戦を繰り広げる」という時は、ライバル関係にある、力が拮抗した相手同士が、熱のこもった激しい戦いをするということになります。

「死闘」【しとう】

「死闘」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

「死闘」には、「死に物狂いで戦うこと」「死ぬのを覚悟で戦う」という意味があります。

例えばテニスの試合で、激しいラリーが続き、日没を過ぎても試合が終わらずに、翌日に繰り越されるような試合は、選手の体を蝕みます。

全身がボロボロになりながら、死に物狂いで戦うような試合になり、「死闘」と呼ばれるでしょう。

「激闘」【げきとう】

「激闘」という言葉には、「激しい戦いや争い」という意味があります。

例えば見ている人が感動するような激しいスポーツの試合は「激闘」と呼ばれます。

また選手同士が興奮して、殴り合いになってしまうような感情が激しく爆発する試合も「激闘」と呼ばれます。

「健闘」【けんとう】

「健闘」という言葉があります。

「健闘」には、「元気いっぱい一生懸命戦うこと」という意味があります。

スポーツ大会の主催者が選手たちに「健闘を祈ります」という時、元気いっぱい一生懸命戦えることを祈っていますということになります。

「苦戦」を使った例文や短文など

「苦戦」を使った例文や短文など

次に「苦戦」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「苦戦」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

  • 「苦戦」を使った例文1
  • 「苦戦」を使った例文2

「苦戦」を使った例文1

「甲子園予選で、優勝候補の高校が、無名校に『苦戦』する」

甲子園の予選が始まると、朝から夕方にかけて、地元の高校同士が野球の試合をします。

その都道府県で三本の指に入るような強い高校は、初戦はコールド勝ちをするのが当たり前になっています。

しかし、時々、無名校に苦しく不利な戦いを強いられることがあります。

9回まで同点、あるいは負けていて、最終的に何とか勝利するような試合をした時、「苦戦」と言えます。

「苦戦」を使った例文2

「簡単な仕事だと思ったが、予想外に『苦戦』した」

この例文のように、簡単な仕事だと思って手を付けた仕事に、思ったよりも「苦戦」することがあります。

例えば簡単な資料を作ろうと思ったら、パソコンの調子が悪かったりプリンターの調子が悪かったりします。

さらに印刷した資料をまとめる時、コーヒーをこぼして一からやり直しになるなど、なぜ苦しい状況に追い込まれてしまいます。

このような時、「予想外に苦戦する」などと言います。



「苦戦」の反対語

「苦戦」の反対語

続いて「苦戦」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

そこで「苦戦」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。

  • 「楽勝」【らくしょう】
  • 「朝飯前」【あさめしまえ】
  • 「手もなく」【てもなく】

「楽勝」【らくしょう】

「楽勝」は、「相手が自分よりも力が劣っているため、楽に勝てること」「苦戦せずに、簡単に勝つ」ことという意味があります。

「一回戦は楽勝だ」という時は、「一回戦の相手が、かなり力が下の相手のため、楽に勝てそうだ」という意味があります。

「楽勝だと思っていたら負ける」などと、緩んだ気持ちを引き締めるためにも「楽勝」という言葉を使うことがあります。

「朝飯前」【あさめしまえ】

「朝飯前」には簡単に表現すれば「楽勝なこと」「簡単なこと」「容易にできること」という意味があります。

起床してから、朝ごはんを食べる前のわずかな時間で、こなせてしまうほど簡単なことを「朝飯前」と呼びます。

「こんな仕事は朝飯前だ」という時は、わずかな時間で完成させられるくらい簡単な仕事だという意味があります。

「手もなく」【てもなく】

「手もなく」には、「たやすく」「そのまま」という意味があります。

「手もなくひねられる」という時は、「簡単にやられる」という意味があります。

icon まとめ

「苦戦」という言葉について見てきました。

みなさんが苦しい不利な戦いをしていると感じた時、また誰かの苦しい不利な戦いを見た時、「苦戦」という言葉を使ってみましょう。