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「世間」とは?意味や使い方!例文や解釈

「世間」とは、「世の中・人が集まって生活を送っている場所」を意味する言葉です。

「世間」「意味・読み方・語源や由来・使い方・世間を使った言葉・例文と解釈・世間と社会の違い・類語(シソーラス)や言い換え・英語と解釈」について、詳しく説明していきます。

世間

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目次

  • 「世間」とは?
  • 「世間」の表現の使い方
  • 「世間」を使った言葉と意味を解釈
  • 「世間」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「世間」と「社会」の意味の違い
  • 「世間」の類語や類義語・言い換え
  • 「世間」の英語と解釈


「世間」とは?

「世間」という表現は、「人が集まって日常生活を送っている場所」「世の中・社会・そこにいる人々」を意味しています。

「世間」には、「人々の交流・交わり・交際の範囲」「僧侶に対する一般の人・世俗の人」といった意味合いもあります。

「世間」という言葉は、仏教用語の「世界」を意味する概念に由来する言葉です。

  • 「世間」の読み方
  • 「世間」の語源や由来

「世間」の読み方

「世間」の読み方は、「せけん」になります。

「世間」の語源や由来

「世間」の語源は、仏教用語であるサンスクリット語のローカ「loka(砕く)」に由来していて、「(物理的・精神的に)滅すべきもの・移り変わる無常なもの・俗世」を意味しています。

「世間」の語源のローカに「界(dhaatu)」を加えて、「ローカ・ダートゥ(loka-dhaatu)」にすると「世間界・世界」を意味することになります。

仏教用語の「世間」の語源は「移り変わって破壊・滅亡を避けられない迷いの世界」を意味していて、その世間を抜け出して出家したり悟りを開いたりすることを「出世間(しゅっせけん)」と言います。

「世間」は衆生(生き物)を指す「有情世間(うじょうせけん)」と山河大地などの「器世間(きせけん)」の二種に分けられます。



「世間」の表現の使い方

「世間」の表現の使い方は、「人々が集まって日常生活・職業活動を送っている場所」「世の中・社会・そこにいる人々」を意味して使うという使い方になります。

また「世間」という表現は、「自分が実際に関わっている主観的な人間関係・交際範囲」を指して使われることもあります。

例えば、「子や親族が重大犯罪を起こすと、世間に顔向けすることができなくなるとかつては言われていました」といった文章で、「世間」の表現を使えます。

「世間」を使った言葉と意味を解釈

「世間」を使った言葉を紹介して、その意味を解釈していきます。

  • 「世間知らず」【せけんしらず】
  • 「世間に揉まれる」【せけんにもまれる】
  • 「世間話」【せけんばなし】

「世間知らず」【せけんしらず】

「世間知らず」という表現は、「世の中のルール・常識・慣習などを知らないこと」「実社会での経験が乏しく未熟なこと」を意味しています。

例えば、「世間知らずなお嬢様なので、簡単に騙されやすい」などの文章で使えます。

「世間に揉まれる」【せけんにもまれる】

「世間に揉まれる」という表現は、「厳しい実社会や世の中の人々の中に入って経験を積むこと、世間慣れして心身を鍛えられること」を意味しています。

例えば、「世間に揉まれないと、社会人としての本当の実力はつきません」といった文章で使用することができます。

「世間話」【せけんばなし】

「世間話」という言葉は、「世の中の出来事についての雑談」「お互いが知っている相手・、物事についての話題・噂話」を意味しています。

例えば、「優秀なサラリーマンの多くは、顧客の心をうまくとらえるような世間話が得意なのです」といった文章で使えます。



「世間」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「世間」を使った例文・短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。

  • 「世間」を使った例文1
  • 「世間」を使った例文2

「世間」を使った例文1

「世間に出て働き始めると、職場での人間関係やコミュニケーションの重要性が高まってきます」

この「世間」を使った例文は、「人々が働いて暮らす世の中・実社会に出て働き始めると、職場での人間関係やコミュニケーションの重要性が高まってくる」ということを意味しています。

「世間」を使った例文2

「高校を卒業してすぐの私は世間知らずだったため、キャッチセールスに捕まって高額な化粧品・エステなどのローンを組まされてしまいました」

この「世間」を使った例文は、「高校を卒業してすぐの私は世の中のルール・慣習や厳しさを知らなかったため、キャッチセールスに捕まって高額な化粧品・エステなどのローンを組まされてしまった」ということを意味しています。

「世間」と「社会」の意味の違い

「世間」というのは、「その人にとっての主観的な社会(世界)の範囲」「その人にとっての交際範囲・人間関係の広がり」を意味する表現です。

「社会」という概念は「世間」よりも広くて、「ある程度均質的な大勢の人々から構成されている集団」「同じ国家・民族・言語などで分類されている人々が働いて暮らしている客観的な場」を意味しています。

「世間」「それぞれの人によって変わる主観的な社会・世の中・交際範囲」ですが、「社会」「国・民族・言語などで客観的に定義される大勢の人々が集まって暮らしている公共的な場」を意味しているという違いがあるのです。

「世間」の類語や類義語・言い換え

「世間」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。

  • 「世の中・世」
  • 「社会・世上」
  • 「浮き世・巷間」

「世の中・世」

「世間」の類義語・言い換えとして、「世の中・世」があります。

「世間」の表現は、「人々が暮らしている世の中・世・社会」を意味しています。

その意味合いから、「世間」の表現は「世の中・世」という表現で言い換えられます。

「社会・世上」

「世間」の類語・言い換えとして、「社会・世上」があります。

「世間」というのは、「複数の人々が働き暮らす社会」を意味する表現です。

「世上」というのは、「人々が生活して交流している世間・世の中」を意味しています。

それらの意味から、「世間」と良く似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「社会・世上」を指摘できます。

「浮き世・巷間」

「世間」の類義語・言い換えとして、「浮き世・巷間」があります。

「浮き世」の表現は「今の世の中・俗世間・移り変わる世間」を意味していて、「巷間」の表現は「世の中・街の中・人々の間・ちまた」を意味しています。

それらの意味から、「世間」の言葉は「浮き世・巷間」という表現で言い換えることが可能なのです。

「世間」の英語と解釈

世間 meaning in english

「世間」という言葉を英語で表現すると、“the world”(世界)や“public”(公共的な・社会的な・人々)、“people”(世の中の人々)などになります。

  • “She knows nothing of the world because she was brought up with tender care.”

“She knows nothing of the world because she was brought up with tender care.”

「世間」を使ったこの英語の例文は、「彼女は箱入り娘で大切に育てられたので、世間知らずなのです」を意味しています。

icon まとめ

「世間」という言葉について徹底的に解説しましたが、「世間」には「人が集まって生活を送っている場所」「世の中・社会」などの意味があります。

「世間」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「世の中・世」「社会・世上」「浮き世・巷間」などがあります。

「世間」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。