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「吶喊」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

「吶喊」という表現は「その軍勢は吶喊しながら一気呵成に攻め寄せてきました」などの文章で使われますが、「吶喊」とはどんな意味を持つ表現なのでしょうか?

「吶喊」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。

吶喊

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目次

  • 「吶喊」の意味
  • 「吶喊」の表現の使い方
  • 「吶喊」を使った例文と意味を解釈
  • 「吶喊」の類語や類義語


「吶喊」の意味

「吶喊」の意味

「吶喊」という表現は、元々は戦(いくさ)の軍事に関連する兵語であり、「気持ちを奮い立たせるために大声・叫び声を上げること」「戦闘で士気を鼓舞するために鬨の声(ときのこえ)を上げること」を意味しています。

その意味から転じて、「吶喊」の言葉には「突貫(とっかん)」と同じような「鬨の声・大声を上げて敵陣に突入すること」という意味合いも備わっています。

  • 「吶喊」の読み方

「吶喊」の読み方

「吶喊」の読み方は、「とっかん」になります。



「吶喊」の表現の使い方

「吶喊」の表現の使い方

「吶喊」の表現の使い方を紹介します。

「吶喊」の表現の使い方は、「戦闘事態で士気を高めるために、兵士たちが大きな叫び声(鬨の声)を上げる時」に使うという使い方になります。

例えば、「兵士たちは吶喊することで、戦いに対する恐怖心をあっという間に吹き飛ばしました」といった文章で使用することができます。

「吶喊」を使った例文と意味を解釈

「吶喊」を使った例文と意味を解釈

「吶喊」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「吶喊」を使った例文1
  • 「吶喊」を使った例文2

「吶喊」を使った例文1

「古代から兵士たちは大勢で吶喊することによって、士気を高めて勇気を奮い立たせてきたのです」

この「吶喊」を使った例文は、「古代から兵士たちは大勢で集まって大きな叫び声(鬨の声)を上げることによって」という意味を持つ文章で、「吶喊」という表現を使っています。

「吶喊」を使った例文2

「夜間に敵勢が吶喊してきたので、重要なこの拠点を守りきることができず敵に占領されてしまいました」 この「吶喊」を使った例文は、「吶喊」という表現を、「夜間に敵勢が大声で叫びながら突撃してきたので」という意味合いで使用しています。



「吶喊」の類語や類義語

「吶喊」の類語や類義語

「吶喊」の類語や類義語を紹介します。

  • 「鬨の声」【ときのこえ】
  • 「突貫」【とっかん】

「鬨の声」【ときのこえ】

「鬨の声」という表現は、「士気を高めて勇気を奮い立たせるために、大勢(複数)の人が大声で叫ぶ声」のことを意味しています。

「吶喊」という言葉は、「戦いにおいて士気を高めるために鬨の声(大きな叫び声)を上げること」の意味合いを持っています。

その意味から、「吶喊」と良く似た類語(シソーラス)として「鬨の声」を指摘できます。

「突貫」【とっかん】

「突貫」という表現は、「つらぬき通すこと」「短期間で物事・仕事を仕上げてしまうこと」に加えて、「鬨の声を上げながら敵陣に突入すること」の意味合いを持っています。

この意味合いから、「突貫」の表現を、鬨の声を上げて敵方に突き進むことを示す「吶喊」と類似の意味を持つ類義語として解釈できます。

icon まとめ

この記事で説明した「吶喊」の表現には、「士気を奮い立たせるために大声で叫ぶこと」「鬨の声を上げながら士気を高めて敵陣に突入すること」などの意味があります。

「吶喊」の類語・類義語として、「鬨の声」「突貫」などがあります。

「吶喊」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。