「海虎」とは?意味と正しい読み方・間違えやすい読み方についても解説!
この「海虎」という漢字は、読めそうで読めない人も多いでしょう。
目次
- 「海虎」とは?
- 「海虎」の概要
- 「海虎」の読み方で多い間違い
「海虎」とは?
「海虎」は、海に生息する「シャチ」のことを表します。
表すと言うよりも、読み方もそのまま「シャチ」と発音する言葉です。
「シャチ」には、「鯱」という漢字がありますが、この「海虎」でも同じ発音、意味になります。
このように、同じ対象の表現に2つ以上の漢字があることは日本語では珍しくなく、例えば、鳥の「トキ」は「鴇」でも「朱鷺」でも構いません。
「海虎」の概要
「海虎」(シャチ)は、海に生息するマイルカ科の生物です。
肉食で獰猛な性格の為、「海のギャング」と称されることもあり、雄は成長すると体長が6~7メートルに達しますが、その大きさになっても「シャチ」と呼ばれる種類です。
と言うのは、このマイルカ科の生物の多くは、体長4メートルを境に、それより小さければ「イルカ」、大きいと「クジラ」と分類しています。
同一の固体でも、成長によって呼び方が変わる場合が少なくありませんが、シャチは4メートル以上になっても「シャチ」と呼ぶのが一般的です。
「海虎」の読み方で多い間違い
「海虎」という漢字の読み方で、一番間違えられやすいのは「ラッコ」でしょう。
この「ラッコ」には別の漢字があり、「猟虎」と表記しますが、一見で似ていることと、シャチには「鯱」という別の漢字がある為、「海虎」は「ラッコ」だと思ってしまっている人も多いかも知れません。
もちろん間違いなので、きちんと「シャチ」だと覚えておきましょう。
尚、ラッコには「海獺」という別の漢字も存在します。
「海虎」という表記を見て、すぐに「シャチ」だと分かる人は、漢字に詳しい人かも知れません。
最近ではこの手の漢字の読み方を当てるクイズなども多い為、そういったところで覚えられるケースも少なくないでしょう。