「役職」とは?意味や使い方!例文や解釈
「役職」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「役職」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「役職」とは?
- 「役職」の表現の使い方
- 「役職」を使った言葉と意味を解釈
- 「役職」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「役職」の反対語
- 「役職」の類語や類義語・言い換え
- 「役職」の英語と解釈
「役職」とは?
「役職」とは役目と職務という意味であり、管理、監督という任にある職種のことを言います。
またその任にある人のことでもあります。
- 「役職」の読み方
「役職」の読み方
「役職」とは「やくしょく」と読みます。
「役職」の表現の使い方
「役職」とは役目と職務という意味ですが、会社などにおいては管理職、監督といった職種のことを言います。
またその任にある人のことを「あの人は役職だから」などと言ったりもします。
「同僚が役職に就いたので気軽に誘えなくなった」「役職員を集めて会議をするらしい」「役職手当といってもそれほど出るわけじゃない」などと使います。
「役職」を使った言葉と意味を解釈
「役職」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「役職名」
- 「役職定年」
- 「役職手当」
「役職名」
「役職名」とは会社内や組織の中での、役職の名称のことを言います。
例えば、専務、部長、係長、主任といった種類があります。
「彼の役職名は?」「役職名が変わって多少手当はつくけど、仕事内容は同じだよ」などと使います。
「役職定年」
「役職定年」とは会社などで、定年となる前の、ある一定の年齢に達した時にそれまでの「役職」から外れることを言います。
つまり定年になる前にそれまでの「役職」における手当などがなくなることを意味していますので簡単に言えば年収が下がるということになります。
「役職定年になる前に家のローンは終わる予定にしている」「役職定年になったらどれぐらい給料が変わってくるのだろうか」などと使います。
「役職手当」
「役職手当」とは「役職」に就いている者への手当のことで、管理職としての役割、それに伴う責任の重さなどに対して払われるものです。
また「役職」に就きますと、残業手当がつかないという場合も多いのです。
その為「役職」に就くことで、収入が下がるといったこととのバランスをとるという理由も「役職手当」にはあります。
「うちの会社は、役職手当よりも残業代がつく方がいいんだ」「役職手当をもらっているのに、何も仕事をしない上司に腹が立つ」などと使います。
「役職」を使った例文や短文など(意味を解釈)
それでは「役職」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「役職」を使った例文1
- 「役職」を使った例文2
「役職」を使った例文1
「役職に就くというのも大変なものだ、今までみたいな残業はつかなくなるからね」
「役職に就く」とはそれまでより出世するという意味合いになりますが、管理職となる為、通常の残業代などが支給されなくなるということもあります。
それを調整する為に「役職手当」が支給されるということになります。
「役職」を使った例文2
「今は家庭のことで色々と大変なので、役職は辞退するつもりでいます」
「役職」とは役目と職務という意味になります。
例えばPTAなどの委員長、執行役員といった係のことを「役職」とも言います。
「役職」の反対語
「役職」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。
明確な反対語はありませんので、意味合いから反対語として当てはまる言葉を探してみましょう。
- 「役職なし」【やくしょくなし】
- 「平社員」【ひらしゃいん】
「役職なし」【やくしょくなし】
「役職」に対して反対の意味の言葉と言えば「役職がない」ということになるでしょう。
「彼は役職なしだから気楽なものさ」「いつまでも役職なしで、結局出世はできなかったが無事に定年できて良かったよ」などと使います。
「平社員」【ひらしゃいん】
「平社員」とは「役職」に就いていない一般の社員という意味で使います。
「私は単なる平社員なので何も知りません」「平社員のままで終わるなどプライドが許せない」「平社員の方が責任がなくていいと思っているようでは出世はできないぞ」という風に使います。
「役職」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「役職」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「肩書き」【かたがき】
- 「ポスト」
- 「地位」【ちい】
- 「管理職」【かんりしょく】
- 「要職」【ようしょく】
「肩書き」【かたがき】
「肩書き」とは、人の社会的地位、身分を示す、職業や「役職名」のことを言います。
「素晴らしい肩書きではあるが、実際に会ってみないことには何とも言えない」「彼の肩書きが物を言う」「肩書きだけで人を選ぶな」などと使います。
「ポスト」
「ポスト」とは英語では“post”と書くのですが、地位、部署、「役職」といった意味となります。
「重要なポストに就く」「来年は部長としてのポストが約束されている」などと使います。
「地位」【ちい】
「地位」とは社会、集団における立場のことを言います。
「会社での地位は高いが、家庭での地位はないようなものさ」「地位や名誉より、人間性が大事じゃないか」などと使います。
「管理職」【かんりしょく】
「管理職」とは「役職」と同じ意味で、管理や監督をする職種、またその職種に就いている人のことを言います。
「そんな風でよく管理職が務まってきたな」「管理職だけに、人を見る目はある」という風に使います。
「要職」【ようしょく】
「要職」とは重要な職務、重要な地位という意味で使います。
「役職」の英語と解釈
「役職」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では“a managerial post”(管理職)という単語を使います。
例文は“take a manegerial post”(役職につく)となります。
いかがでしたでしょうか。
「役職」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。