「業績」とは?意味や使い方!例文や解釈
「業績」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「業績」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「業績」とは?
- 「業績」の表現の使い方
- 「業績」を使った言葉と意味を解釈
- 「業績」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「業績」の反対語
- 「業績」の類語や類義語・言い換え
- 「業績」の英語と解釈
「業績」とは?
「業績」とは事業、研究などで、なしとげた実績のことを言います。
- 「業績」の読み方
「業績」の読み方
「業績」とは「ぎょうせき」と読みます。
「業績」の表現の使い方
「業績」とは、事業、研究などでなしとげた実績という意味ですから、どちらかと言えば仕事関係で使われることが多い言葉となります。
「業績を上げ続けてきたが、このあたりで休みたい」「数年前から、業績不振でかなり苦しい経営状況にある」などと使います。
「業績」を使った言葉と意味を解釈
「業績」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「業績主義」
- 「業績を上げる」
- 「業績が悪い」
「業績主義」
「業績主義」とは人を「業績」によって評価するという考え方のことを言います。
「うちの会社は業績主義だから、性格がいいとか悪いとか関係ないんだ」「業績主義に走ったおかげで、足の引っ張り合いで人間関係がギスギスしている」「極端な業績主義は危険だよ」などと使います。
「業績を上げる」
「業績を上げる」とは仕事などで、実績を作って良い成果をおさめるという意味があります。
「新商品を開発して業績を上げる」「彼はあの会社の業績を上げた」「業績を上げる為に今すべきことは新製品の開発だ」「地道な営業活動が、業績を上げることに繋がった」などと使います。
「業績が悪い」
「業績が悪い」とは仕事の成績が落ちている、経営状況が悪いといった時に使う言葉です。
仕事において使う場合は、いい意味はないでしょう。
「このまま業績が悪いならば、支店は閉鎖に追い込まれる可能性が高い」「この部署だけ業績が悪いのは何か理由があるのだろうか」「業績が悪い者はボーナスの査定が低くなる」「今期は業績が悪いので給料が減った」などと使います。
「業績」を使った例文や短文など(意味を解釈)
それでは「業績」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「業績」を使った例文1
- 「業績」を使った例文2
「業績」を使った例文1
「彼はこれまでの業績が認められて、出世することができた」
これまでの仕事ぶり、研究などの結果が素晴らしい、良いものであることを「業績が認められる」という言葉で言い表します。
自分の評価が上がる、出世するということでもあります。
「業績」を使った例文2
「業績が良くないとのことで、誰かリストラされるかもしれないという噂がある」
「業績が良くない」とは仕事において、売上が落ちている、経営不振になっている、開発などが上手くいっていないといったことを言います。
「業績が良くない」という状況が長く続けば、雇用されている人はリストラ、経営者側は倒産といった危機になります。
「業績」の反対語
「業績」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。
「業績」とは事業、研究などでなしとげた実績という意味の言葉であり、明確な反対語というものは存在しません。
「業績」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「業績」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「事績」【じせき】
- 「功績」【こうせき】
- 「手柄」【てがら】
- 「偉業」【いぎょう】
- 「功名」【こうみょう】
- 「大功」【たいこう】
「事績」【じせき】
「事績」とはある人がなしとげた仕事ぶりという意味で「業績」と同じ意味となります。
「功績」【こうせき】
「功績」とは優れた成果、立派な働き、手柄といった意味があります。
「彼の功績を讃えたいと思う」「社会福祉に功績があったと言える」などと使います。
「手柄」【てがら】
「手柄」とはめざましい働きのことで、腕前を存分に発揮した成果という意味になります。
「ここで手柄を立てれば、出世は間違いない」「社長、見事なお手柄でございます」「これは君の手柄だ」などと使います。
「偉業」【いぎょう】
「偉業」とは偉大なる事業、立派な仕事という意味で使います。
「彼は20代という若さで偉業をなしとげた」「誰もできなかった偉業を彼女が達成するのだ」などと使います。
「功名」【こうみょう】
「功名」とは手柄を立てることにより、名誉を手にすることを言います。
またその手柄という意味でもあります。
「彼は人一倍功名心が強い男だ」「功名心にはやり、抜け駆けをするとは何て奴だ」「功名を立てることで、母を喜ばせてやりたい」という風に使います。
また「怪我の功名」という言葉がありますが、これは間違ってしたこと、何気なくしたことから、偶然にも好い結果が生まれることを言います。
こちらの意味も合わせて覚えておくといいでしょう。
「大功」【たいこう】
「大功」とは大きな功績、非常に素晴らしい手柄という意味になります。
「あなたの息子さんは、東京で大功を立てて本当に御立派ですね」「大功を立てると誓い、寝る間も惜しんで働いた」などと使います。
「業績」の英語と解釈
「業績」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では“an achievement”、“a track record”という英単語を使います。
例文は“a great achievement”(偉大な業績)、“Our track record has been poor so far this term”(今期の業績は今までのところ、不振である)などと、なります。
いかがでしたでしょうか。
「業績」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。