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「豪胆」とは?意味や使い方!例文や解釈

「豪胆」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「豪胆」という言葉の理解を深めていきましょう。

豪胆

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目次

  • 「豪胆」とは?
  • 「豪胆」の表現の使い方
  • 「豪胆」を使った言葉と意味を解釈
  • 「豪胆」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「豪胆」の反対語
  • 「豪胆」の類語や類義語・言い換え
  • 「豪胆」の英語と解釈


「豪胆」とは?

「豪胆」とは?

「豪胆」とは肝が太くて、物事に動じないことを言います。

  • 「豪胆」の読み方

「豪胆」の読み方

「豪胆」とは「ごうたん」と読みます。



「豪胆」の表現の使い方

「豪胆」の表現の使い方

「豪胆」とは、肝が太く、動じないという意味になりますから、そのような人に対して使うことになります。

「豪胆な男子」「大熊を一人でやっつけるとは何と、豪胆な」という風になります。

「豪胆」を使った言葉と意味を解釈

「豪胆」を使った言葉と意味を解釈

「豪胆」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは という言葉について詳しく解説していきます。

それでは一緒に見ていきましょう。

  • 「豪胆な男」
  • 「豪胆な振舞い」
  • 「豪胆無比」

「豪胆な男」

「豪胆な男」とは肝が太い、物事に動じない、勇敢な男性を形容する言葉です。

男性に対しての褒め言葉としても使えることでしょう。

「彼は本当に豪胆な男ですから、必ず立派にやり遂げるでしょう」「あのような豪胆な男は見たことない」「豪胆な男なのですが、ちょっと考えが足りない」などと使います。

「豪胆な振舞い」

「豪胆な振舞い」とは、肝が太く、物事に動じない行動、挙動のことを言います。

「素手で掴むとは、豪胆な振舞いをするものだ」「欠点がないわけもないが、彼の豪胆な振舞いに後輩たちはすっかり頼りきっている」などと使います。

「豪胆無比」

「豪胆無比」とは四文字熟語ですが、他に比べることができないほど、度胸があることを言います。

「豪胆無比を座右の銘にしようと思う」「豪胆無比とは彼の為にあるような言葉でしょう」などと使います。



「豪胆」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「豪胆」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「豪胆」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「豪胆」を使った例文1
  • 「豪胆」を使った例文2

「豪胆」を使った例文1

「父は、豪胆な男性として見られているが、母には弱く、そして甘えてばかりいる」

「豪胆」とは肝が太く、物事に動じないことで「豪胆な男性」と言えば強くたくましい、男らしいといった意味になります。

例文では「豪胆な男性」として見られているが、妻には弱い、そして甘えているということを伝えているのです。

「豪胆」を使った例文2

「女性に豪胆って、そう言われて彼女は褒め言葉に思えるのだろうか」

「豪胆」とは、肝が太い、物事に動じないという意味なのですがどちらかと言えば男性に使われることが多い言葉です。

しかし女性にも度胸があり、動じないという性質の人もいますから女性に使う場合もあります。

ただ、それが褒め言葉になるかどうか受け取り方は様々でしょう。

「豪胆」の反対語

「豪胆」の反対語

「豪胆」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

  • 「臆病」【おくびょう】
  • 「小胆」【しょうたん】

「臆病」【おくびょう】

「臆病」とは気が弱くて、些細な事も怖がることを言います。

「臆病者だなあ」「何て臆病な、一人逃げかえるなんて」「敵は臆病風に吹かれたか、逃げてしまった」という風に使います。

「小胆」【しょうたん】

「小胆」とは気が小さいこと、度量の狭いことを言います。

「上司はああ見えて、小胆な男なんだよ」「あいつは小胆なわりに、強がる癖が良くないんだ」「小胆なところを直したい」などと使います。

「豪胆」の類語や類義語・言い換え

「豪胆」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「豪胆」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「大胆不敵」【だいたんふてき】
  • 「放胆」【ほうたん】
  • 「豪放」【ごうほう】
  • 「磊落」【らいらく】
  • 「敢然」【かんぜん】

「大胆不敵」【だいたんふてき】

「大胆不敵」とは大胆であり、何も恐れないことを言います。

「大人しくすることもなく、大胆不敵な行動に出た」「大胆不敵な奴め」という風に使います。

「放胆」【ほうたん】

「放胆」とはあれこれと迷わないで、思い切りが良く、大胆な行動をすることを言います。

「彼はわざとに放胆に振舞っているようにも見えた」「放胆な男であるが、どこか優し気な雰囲気で女性に人気がある」「放胆な女で、さばさばしているので話しやすいよ」などと使います。

「豪放」【ごうほう】

「豪放」とは度量が大きく、小さい事にはこだわらないことを言います。

「豪放な性格が災いして、トラブルに巻き込まれやすい」「あいつは豪放な男で、女性の気持ちに気がつくのが遅い」などと使います。

「磊落」【らいらく】

「磊落」とは心が広く、きびきびしていて元気なこと、小さい事にこだわらないことを言います。

「磊落な笑い方で気持ちいい」「磊落な性格だからか、苦労を苦労とも思わないようだ」「磊落な気性の叔父」などと使います。

「敢然」【かんぜん】

「敢然」とは思い切って物事を行うことを言います。

「私は敢然と立ち向かうことにしました」「彼の敢然たる決意に誰も反論はできない」などと使います。

「豪胆」の英語と解釈

「豪胆」の英語と解釈

「豪胆」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“volour”(勇気、勇敢さ、武勇)という単語を使います。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「豪胆」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

「豪胆」とは肝が太くて、物事に動じないという意味になります。

男性に対して使えば強い男ということであり、褒め言葉として解釈されることでしょう。

女性に使う場合は、褒め言葉になるかどうかは、微妙なところですので、気をつける必要もあります。

「芯が強い」「しっかりしている」の方が無難でしょうか。

それでは「豪胆」の意味を正しく理解して、使いこなしてください。