「猛烈」とは?意味や使い方!例文や解釈
「猛烈」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「猛烈」という言葉を使った例文や、「猛烈」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「猛烈」とは?
- 「猛烈」の類語や類似表現や似た言葉
- 「猛烈」を使った例文や短文など
- 「猛烈」の反対語
「猛烈」とは?
みなさんは「猛烈」という言葉を知っているでしょうか。
「猛烈な勢いで突進するバッファロー」などを、テレビなどで見たことがあるかもしれません。
一方で、「猛烈」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「猛烈」という言葉の意味を紹介します。
- 「猛烈」の読み方
- 「猛烈」の意味
「猛烈」の読み方
「猛烈」は「もうれつ」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に「猛烈」は「もうれつ」と読みましょう。
「猛烈」の意味
「猛烈」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「猛烈」には、「激しいこと」という意味があります。
「猛烈な勢いで突進するバッファロー」という場合は、激しい勢いで突進するバッファローという意味があります。
また「猛烈」には、「勢いが激しく、普通の程度をはるかに超えていること」という意味もあります。
例えば「猛烈に暑い日」という場合は、「普通の程度をはるかに超えて暑い日」という意味があります。
このように「猛烈」には、「激しいこと」「猛烈に暑い日」という意味があります。
「猛烈」の類語や類似表現や似た言葉
次に「猛烈」の類語や類似表現を紹介します。
「猛烈」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「過激」【かげき】
- 「凄い」【すごい】
- 「物凄い」【ものすごい】
- 「激烈」【げきれつ】
- 「強烈」【きょうれつ】
「過激」【かげき】
「過激」には、「非常に激しいこと」という意味があります。
「過激な性格」という場合は、非常に気性が激しい性格という意味があります。
また「過激な言動」は「話すことやすることが非常に激しいこと」という意味があります。
「凄い」【すごい】
「凄い」には、「程度がはなはだしい」という意味があります。
「凄いボディ」という時は、程度が普通ではない体つきという意味になります。
「凄い話」には、普通ではなく程度がはなはだしい話という意味になります。
「物凄い」【ものすごい】
「物凄い」という言葉には、「驚くほどはなはだしい」という意味があります。
「物凄い人気」という言葉には、「周囲の人が驚くほど、はなはだしい人気がある」という意味になります。
「物凄い力」「物凄い高さ」などという使い方をします。
「激烈」【げきれつ】
「激烈」には、「非常に激しいこと」という意味があります。
「激烈な競い合い」という場合は、非常激しい競い合いという意味があります。
「激烈に仕事をする」という場合は、非常に激しく仕事をするという意味になります。
「強烈」【きょうれつ】
「強烈」には、「強くて激しいこと」という意味があります。
「雨が強烈に降り注ぐ」という時は、雨の勢いが強くて激しいという意味になります。
「印象が強烈」という時は、印象が強くて激しいという意味があります。
個性的な人、美しい人などを見た時、「強烈な印象」が残るかもしれません。
「猛烈」を使った例文や短文など
続いて「猛烈」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「猛烈」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「猛烈」を使った例文1
- 「猛烈」を使った例文2
「猛烈」を使った例文1
「『猛烈』なタックルを食らって、倒れる」
ラグビーの試合などを見ていると、ものすごい勢いのタックルを目にすることがあります。
食らったら意識を失いそうになるほど激しいタックルは「強烈なタックル」と表現できます。
また激しくダッシュをする時は「猛烈なダッシュ」、また激しく反撃をする時は、「猛烈な反撃」と表現できます。
「猛烈」を使った例文2
「『猛烈』な吹雪になり、山小屋から一歩も出られない」
この例文は雪山登山をした時の、山小屋で休憩中に、普通の程度を超えるような吹雪に出会ってしまい、山小屋から出られなくなった場面を文章にしたものです。
このように、普通の程度を遙かに超えるような現象が起きた時、「猛烈」という言葉を使います。
例えば夏は暑い日が続きますが、40度を超えるような特別に暑い日は、「猛烈な暑さ」と表現できます。
「猛烈」の反対語
「猛烈」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「猛烈」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「穏やか」【おだやか】
- 「柔らかい」【やわらかい】
- 「やんわり」【やんわり】
- 「温和」【おんわ】
- 「穏便」【おんびん】
「穏やか」【おだやか】
「穏やか」には、「何事も平穏無事な様子」という意味があります。
「穏やかな性格」という場合は、平穏無事を望むような性格という意味になります。
また「穏やかな朝」という言葉には、平穏無事な朝という意味になります。
「柔らかい」【やわらかい】
「柔らかい」には、「穏やかな」なという意味があります。
「柔らかい春の陽射し」という場合は、強烈ではなく、穏やかな春の日の光という意味になります。
「柔らかい笑顔の女性」という場合は、「穏やかな笑顔が魅力的な女性」という意味があります。
「やんわり」【やんわり】
「やんわり」には、「穏やかに」という意味や「それとなく」という意味があります。
「やんわりと断る」という場合は、「穏やかに断る」「それとなく断る」という意味になります。
デートに誘われた時、「行きたくない」と直接言わず、返事をせずに動作や表情などでそれとなく断ることがあるでしょう。
そのような様子を「やんわりと断る」と言います。
「温和」【おんわ】
「温和」には、性質・性格などが興奮することが少なく落ち着いていて、いつも優しくて穏やかなさま」という意味があります。
「温和な性格」には「穏やかな性格」という意味があります。
「穏便」【おんびん】
「穏便」には、「荒立てず、穏やかな様子」という意味があります。
ビジネスシーンでは、問題が起こった時に、荒立てず穏やかに処理しようとします。
このような時「穏便に処理する」と表現します。
「穏便な解決策」「穏便に済ませる」などという使い方をします。
「猛烈」という言葉について見てきました。
激しい様子で何かをする時、また普通の程度を遙かに超えるような何かをする時に、「猛烈」という言葉を使ってみましょう。