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「食い違い」とは?意味や使い方!例文や解釈

「食い違い」という言葉の意味や使い方を紹介します。

さらに「食い違い」という言葉を使った例文や、「食い違い」の類語を紹介して行きます。

食い違い

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目次

  • 「食い違い」とは?
  • 「食い違い」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「食い違い」を使った例文や短文など
  • 「食い違い」の反対語

「食い違い」とは?

「食い違い」とは?

みなさんは「食い違い」という言葉を知っているでしょうか。

ビジネスシーンでは「同僚と意見が食い違い、腹が立った」という経験があるかもしれません。

一方で、「食い違い」という言葉を、今回初めて目にしたという人もいるでしょう。

そこで「食い違い」という言葉の意味を紹介します。

  • 「食い違い」の読み方
  • 「食い違い」の意味

「食い違い」の読み方

「食い違い」「くいちがい」と読みます。

「食い」「くい」「違い」「ちがい」と読みます。

特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。

「食い違い」の意味

「食い違い」という言葉の意味を紹介します。

「食い違い」には、「物事が一致しない」「上手くかみ合わない」という意味があります。

例えば、「同僚と意見が食い違う」という場合は、同僚と意見が一致しないという意味になります。

また、「内容と記録が食い違う」というケースもあります。

あるスポーツ選手が残してきた内容は素晴らしいのに、記録としては大したことがない時、後にその選手を記録で判断するのは間違いだと感じるでしょう。

このような場合は、「内容と記録の印象が一致しない」ということになります。

このように「食い違い」には、「物事が一致しない」「上手くかみ合わない」という意味があります。

「食い違い」の類語や類似表現や似た言葉

「食い違い」の類語や類似表現や似た言葉

続いて「食い違い」の類語や類似表現を紹介します。

「食い違い」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「筋違い」【すじちがい】
  • 「齟齬」【そご】
  • 「見当違い」【けんとうちがい】
  • 「行き違い」【いきちがい】
  • 「場違い」【ばちがい】
  • 「畑違い」【はたけちがい】

「筋違い」【すじちがい】

「筋違い」という言葉には、「見当違い」という意味があります。

例えばビジネスシーンでは、他部署へのクレームが、自分たちの部署に寄せられる時、「間違っている」「見当違い」と感じるでしょう。

このような時、「私たちの部署にクレームが寄せられるのは、筋違いだ」と言えます。

「齟齬」【そご】

「齟齬」は、とても画数が多い、難読文字かもしれません。

「齟齬」には、「物事が食い違って合わないこと」という意味があり、「食い違い」と似た意味を持つ言葉です。

「計画に齟齬出る」という場合は、計画に食い違いが出る、矛盾が出るという意味があります。

「見当違い」【けんとうちがい】

「見当違い」という言葉もあります。

「見当違い」には、「立てた予想が食い違うこと」という意味があります。

「見当違いの意見を述べる」という時は、まるで予想と違っているような意見を話してしまうことという意味があります。

会議で「見当違いの意見を述べる」という場合は、会議に参加しているメンバーから期待されているのとはまるで違う意見を言った時に使われます。

「行き違い」【いきちがい】

「行き違い」には、「食い違い」という意味があります。

「二人の心に行き違いがある」という場合は、二人の心が上手く合致せず、齟齬が出てしまったという意味になります。

カップルが別れてしまう理由のひとつかもしれません。

「場違い」【ばちがい】

「場違い」「その場にふさわしくないこと」という意味があります。

例えば、お城で開かれる様なパーティに、Tシャツで出席してしまった時、「場違いな服装」などと言われます。

「畑違い」【はたけちがい】

「畑違い」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

「畑違い」には、「専門や方面が違う」という意味があります。

例えば、テレビのワイドショーで、警察出身の人が恋愛問題について語る時、「畑違いな役割」などと言うかもしれません。

「食い違い」を使った例文や短文など

「食い違い」を使った例文や短文など

次に「食い違い」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「食い違い」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

  • 「食い違い」を使った例文1
  • 「食い違い」を使った例文2

「食い違い」を使った例文1

「喧嘩した子供の意見に、『食い違い』がある」

この例文は、喧嘩した子供たちに、話を聞いたところ、なぜケンカをしてしまったのか、その理由が一致しないという場面を文章にしたものです。

子供は自分の責任を逃れようと、軽い気持ちで嘘をつくことがあります。

また自分のしたことを、上手に言葉にできないこともあります。

結果的に、このような時、意見が「食い違い」を見せるケースが多くなります。

「食い違い」を使った例文2

「子育てに関する意見の『食い違い』があり、話し合いを繰り返す」

この例文は、子育てに関する意見が一致しなかった様子を、文章にしたものです。

「子供時代は伸び伸び育てたい」という意見と、「大学までストレートに進める幼稚園に入れるため、幼稚園受験をする」という意見は、子育て方針として一致していないでしょう。

結果的に子供に幸せになってもらいたいというゴールは一緒でも、このように意見に「食い違い」が出ることがあります。

「食い違い」の反対語

「食い違い」の反対語

最後に「食い違い」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

そこで「食い違い」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。

  • 「マッチ」【まっち】
  • 「合致」【がっち】
  • 「一致」【いっち】

「マッチ」【まっち】

「マッチ」には、「よく似合うこと」「釣り合うこと」という意味があります。

「二人はマッチしているね」という場合は、男女のカップルがお似合いであること、釣り合っていることという意味があります。

「合致」【がっち】

「合致」には「ぴったり合うこと」という意味があります。

例えば、ふたりで旅行する時、「目的が合致する」時、一緒に旅行するのが楽しくなるでしょう。

例えば、「食事を楽しむ旅」という目的がぴったり合えば、「旅の目的が合致する」ため、旅行先で食べ歩きができそうです。

「一致」【いっち】

「一致」には、「いくつかの物が食い違いなく、一体になること」という意味があります。

「言行が一致する」という時は、言っていることと、していることが食い違いなく、一体化しているという意味になります。

icon まとめ

「食い違い」という言葉について見てきました。

物事が一致しない時、またうまくかみ合わない時は、「食い違い」という言葉を使ってみましょう。