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「意識的」の意味とは?「意識的」と「圧巻」の違い・読み方・英語【使い方や例文】

「意識的」という言葉の意味や使い方を紹介します。

さらに「意識的」の英語や類義語、「意識的」を使った言葉や例文を紹介して行きます。

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「意識的」の意味とは?「意識的」と「圧巻」の違い・読み方・英語【使い方や例文】>


目次

  • 「意識的」の意味とは?
  • 「意識的」の読み方
  • 「意識的」の英語
  • 「意識的」と「意図的」の違い
  • 「意識的」の言葉の使い方
  • 「意識的」を使った言葉・慣用句や熟語・サービスなど
  • 「意識的」を使った例文や短文など
  • 「意識的」の対義語


「意識的」の意味とは?

「意識的」の意味とは?

みなさんは「意識的」という言葉を知っているでしょうか。

少し難しい言葉という捉え方をしている人も多いでしょう。

「意識的」には「知っていてする様子」という意味があります。

何かをする時に、自分のする事について知っている様子を「意識的」と言います。

例えば相手の目を見る時、自分が相手の目を見る事を知っていて見る時に、「意識的に視線を合わせる」となります。

自分が誰かの目を見ている事に気付かずに、目を見ている時は「意識的」ではありません。



「意識的」の読み方

「意識的」の読み方

「意識的」「いしきてき」と読みます。

「意識」は日常的に使っている言葉のため、「意識」「いしき」と読むのは難しくないでしょう。

これを機会に「意識的」「いしきてき」と読む事を覚えておきましょう。

「意識的」の英語

「意識的」の英語

「意識的」を英語にすると、どのような言葉になるでしょうか。

「意識的」は英語で、“witting”(ウィッティング)になります。

「witting」には「意識的」という意味があります。

また“conscious”(コンシャス)にも「意識的」という意味があります。

このように「意識的」は、“witting”“conscious”という英語に直す事ができます。



「意識的」と「意図的」の違い

 「意識的」と「意図的」の違い

「意識的」と雰囲気が似ている言葉に「意図的」があります。

「意識的」「意図的」には、どのような違いがあるでしょうか。

「意図的」には、「何か目的がある様子」「はっきりした考えを持っている様子」などの意味があります。

「意図的にミスをする」という場合、わざと目的を持ってミスをするという意味になります。

「意識的」には、「目的をもってわざとする」という意味は含まれていませんので、「意識的にミスをする」はおかしな文章になります。

このように二つの言葉には違いがあります。

「意識的」の言葉の使い方

「意識的」の言葉の使い方

「意識的」という言葉は、どのように使うべきでしょうか。

「意識的」には「知っていてする」という意味があります。

そのため、ボーっとせず、五感を働かせながら何かをする時に使いましょう。

例えば「しっかり挨拶しよう」と心に決めて挨拶をすると、姿勢や言葉選びがしっかりします。

このような時、「意識的に挨拶する」と言い表す事ができます。

何も考えずに挨拶をする時は、だらしない雰囲気になるかもしれません。

このように高い意識を持ち、五感を働かせて何かをする時の様子を、「意識的」という言葉を使って表現しましょう。

「意識的」を使った言葉・慣用句や熟語・サービスなど

「意識的」を使った言葉・慣用句や熟語・サービスなど

「意識的」を使った言葉や慣用句などを紹介して行きます。

使いやすい意味の通りやすい言葉を知りましょう。

  • 「意識的に行う」【いしきてきにおこなう】
  • 「意識的に生きる」【いしきてきにいきる】
  • 「意識的に取り組む」【いしきてきにとりくむ】
  • 「意識的に考える」【いしきてきにかんがえる】

「意識的に行う」【いしきてきにおこなう】

「意識的に行う」は、五感を活かして、しっかりと何かをする時に使う言葉です。

挨拶もそうですし、仕事も目や耳を開いて取り組むと、いつもより良い仕事をしやすくなります。

「意識的に生きる」【いしきてきにいきる】

「意識的に生きる」には、ボーっとせず、しっかりと目を見開き、耳を澄ましながら生きるという意味があります。

「高い意識を持って生活する」という意味も含まれています。

「意識的に取り組む」【いしきてきにとりくむ】

「意識的に取り組む」と言う言葉は、事前にきちんと「取り組もう」と思い、気持ちを切り替えてから作業などをする時に使います。

ぬるっと作業を始めるより、「これから作業する」と知って行う方がミスを少なくできるでしょう。

「意識的に考える」【いしきてきにかんがえる】

「意識的に考える」という言葉は、テーマなどを決めて、論理的に考える事を意味します。

頭の中を考え任せにするのではなく、今は仕事の進め方について考えようなどとテーマを決めてから考え始める時、「意識的に考える」と言います。

「意識的」を使った例文や短文など

「意識的」を使った例文や短文など

「意識的」という言葉を使った例文を見て行きましょう。

「意識的」を使った文章を見ると「意識的」を使いやすくなるかもしれません。

  • 「意識的」を使った例文1
  • 「意識的」を使った例文2

「意識的」を使った例文1

「Aさんは『意識的』に、B君に微笑みかけた」

この例文に登場するAさんは、B君の事が好きなのかもしれません。

そのため微笑みかけてBさんに好きになって欲しいと思っているのかもしれません。

またBさんが仕事の取引相手なら、友好の意思を示すために微笑みかけたのかもしれません。

いずれにせよ、Aさんは自覚的にBさんに微笑みかけている様子が見てとれます。

「意識的」を使った例文2

「『意識的』に、姿勢を良くする」

姿勢を維持する、歩くなどの動作は、特に意識せずにできる事です。

逆に意識し過ぎると、ぎくしゃくした歩き方になってしまうかもしれません。

しかし猫背気味の人は、ある程度、姿勢に関してアンテナを張り、「良い姿勢にしよう」と思う事が大切です。

「意識的に」姿勢を良くしようとするだけで、猫背が増しになるためです。

また声が小さすぎると気付いたら、「意識的」に大きな声を出そうとした方が、自分の気持ちを相手に伝えやすくなるでしょう。

このように、意識しなくてもできる事を、あえて「意識的」にする事には意味があります。

「意識的」の対義語

「意識的」の対義語

最後に「意識的」の対義語を紹介します。

「意識的」と反対の意味を持つ言葉を知り、「意識的」とは何かをより深く知りましょう。

  • 「思わず」【おもわず】
  • 「無意識的」【むいしきてき】

「思わず」【おもわず】

「思わず」には、「特にそうしようと意識せずに」という意味があります。

「思わずキスをする」という時は、「キスしたい、しよう」という意識はなく、いつの間にか体が動いていたという意味になります。

「無意識的」【むいしきてき】

「無意識的」は、まさに「意識的」の対義語になります。

「無意識的」には、「気が付かずに何かをする様子」という意味があります。

「無意識的に彼女を見る」という場合は、本人も気づかぬうちに彼女の姿を追っているという意味になります。

恋愛の初期に起こりやすい症状です。

icon まとめ

「意識的」という言葉に付いて、様々な角度から見てきました。

何かをする時、「意識的」にするようにすると、上手くいく事があります。

社会マナーなどについては、より「意識的」になった方が素敵に見られやすいかもしれません。