「プロ意識ゼロ」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
プロ意識、という表現を知っているでしょうか。
何かをするときにはプロ意識を忘れないでいたいものです。
それならば、「プロ意識ゼロ」という言葉にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは「プロ意識ゼロ」という表現について紹介します。
目次
- 「プロ意識ゼロ」とは?
- 「プロ意識ゼロ」の表現の使い方
- 「プロ意識ゼロ」の英語と解釈
- 「プロ意識ゼロ」を使った例文と意味を解釈
- 「プロ意識ゼロ」の類語や類義語・言い換え
「プロ意識ゼロ」とは?
プロ意識というのは特に芸能人やプロスポーツ選手、芸術家や職人などの専門職が持っているプロとしての高い職業意識を指しています。
ただしこのような専門職の人にかかわらず、一般的な仕事をする時にもプライドを持って仕事に当たる場合、プロ意識を持っているといえます。
つまり「プロ意識ゼロ」というのはそのようなプロとしての職業意識が全くないという状態を指しています。
プロとしてのプライドがない、プロとしての自覚がない、という場合に「プロ意識ゼロ」という表現が使われます。
「プロ意識ゼロ」の表現の使い方
「プロ意識ゼロ」という表現は自分が与えられた仕事に対してプライドがない、トラブルをきちんと解消できない、などという時に使われます。
何か問題が起こったときに自分で対応できないという事は自分の任務を全うできていないということになります。
仕事や役割にはトラブルがつきものですので、トラブルを起こさないことが良いというわけではありません。
トラブルが起こってもきちんと対応できてこそ、プロ意識があると言えるのです。
「プロ意識ゼロ」の英語と解釈
「プロ意識ゼロ」という表現を英語にすると“have no pride of professional”や“have no professional consciousness”と表現できます。
「あのサッカー選手はプロ意識ゼロだね」ならば“That soccer player doesn’t have any professional consciousness.”になります。
「プロ意識ゼロ」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「プロ意識ゼロ」を使った例文1
- 「プロ意識ゼロ」を使った例文2
「プロ意識ゼロ」を使った例文1
「あの芸能人は頻繁に不祥事で取りざたされているけれど、本当にプロ意識ゼロだね」
芸能人などテレビに出る人は、意識していなければ簡単にニュースになってしまいます。
それが知名度を上げるための作戦であるならば良いですが、恋人の家に宿泊したなどというだけでも取りざたされてしまいますから、プライベートではできる限り表沙汰にならないように対応する芸能人が多いですよね。
そのような中で、頻繁に悪いニュースで取りざたされている芸能人がいたら、やはり芸能人としてのプロ意識が欠けていると思われてしまっても無理はないでしょう。
「プロ意識ゼロ」を使った例文2
「プロ意識ゼロの従業員が多すぎて困ります」
専門職だけではなく、例えばレジを打つ人などであってもプロ意識を持つ必要があります。
何かトラブルが起こったときにきちんと対応ができる人はそれなりにプロ意識があるといえますし、接客業をしているならば丁寧に対応するということも求められています。
顧客に満足されないような仕事をしている事は、まだプロ意識が足りないと酷評される場合もあるでしょう。
「プロ意識ゼロ」の類語や類義語・言い換え
ここでは「プロ意識ゼロ」という表現の類義語を紹介します。
- 「職業意識ゼロ」【しょくぎょういしきぜろ】
- 「信念がない」【しんねんがない】
- 「プライドがない」【ぷらいどがない】
「職業意識ゼロ」【しょくぎょういしきぜろ】
職業意識というのは就職活動の面接でもよく尋ねられる内容です。
自分の職業に対して持っている意識や自覚をさしており、職業意識が低いという事は自分の仕事に対するプライドや時刻が足りていないということになります。
自分の職業や職務に対する自覚や責任感を指すこともあり、そのような自覚や責任感が全くない状況を職業意識ゼロと表現します。
「信念がない」【しんねんがない】
信念というのはそれが正しいと固く信じる心を指し、それを証拠づける裏付けはなくても構いません。
自分の仕事に対して「これはこうあるべきだ」「自分はこのように行動するべきだ」という意識がない状態を信念がないと表現します。
「プライドがない」【ぷらいどがない】
プライドというのは誇りや自尊心という意味で使われますが、うぬぼれや傲慢、虚栄心などといった悪い意味で使われることもあります。
自分の仕事に対して誇りや自尊心を持っていない場合、プライドがないと表現されます。
「プロ意識ゼロ」とは言われたくないものです。
何か仕事をしているならば、何か任務を与えられたならば、プロ意識を持って行動したいものですね。