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「種々」の意味・読み方・類語【使い方や例文】

「種々」とは、「物事の種類・品数・方法などが多いこと」です。

「種々」「意味・読み方・類語・言い換え・使い方・例文と解釈・英語・対義語・種々を使った言葉」などについて、詳しく説明していきます。

種々

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「種々」の意味・読み方・類語【使い方や例文】>


目次

  • 「種々」の意味とは?
  • 「種々」の類語や言い換え・似た言葉
  • 「種々」の言葉の使い方
  • 「種々」を使った例文や短文(解釈)
  • 「種々」の英語
  • 「種々」の反対語や対義語
  • 「種々」を使った言葉と意味を解釈
  • 「種々よろしくお願いします」の使い方はおかしい?


「種々」の意味とは?

「種々」の意味は、「物事の種類・品数・方法などが多いこと」「色々なこと・様々であること」になります。

「種々」とは物事のバリエーションやレパートリー、パターンが多いことを示す言葉であり、「種々の品物」「種々の対策」といった文章で使われています。

「種々」という言葉のもっともシンプルな意味は、「色々な種類のものがあること」「様々な方法・やり方があること」です。

シチュエーション(状況)や文章・文学作品のコンテクスト(文脈)に合わせて、「種々」という現代ではややクラシカル(古風)な響きのある言葉が使われることがあるのです。

「色々なもの・様々な方法」という言葉に、より時代がかった重みのある印象を持たせたい場合にも、「種々のもの・種々の方法」といった言葉を同じ意味で用いることが可能です。

  • 「種々」の読み方

「種々」の読み方

「種々」の読み方は、「しゅじゅ」になります。

「種々」の読み方として、「しゅじゅ」以外にも「しゅしゅ・くさぐさ」の読み方があります。



「種々」の類語や言い換え・似た言葉

「種々」の類語や言い換え・似た言葉には、どのようなものがあるのでしょうか?「種々」の類語・言い換え・似た言葉について、分かりやすく解説していきます。

  • 「色々・様々」
  • 「多様・多種多様」
  • 「バリエーション」

「色々・様々」

「種々」の類語・言い換えとして、「色々(いろいろ)・様々(さまざま)」があります。

「色々」とは「異なる事物や状態の種類が多いこと・色の種類が多いこと」であり、「様々」とは「物事の状態・形態がそれぞれに違っていること」を意味しています。

「種々」の意味として「色々な種類があること・様々な違いがあること」があるので、「種々」の類語として「色々・様々」を上げることができるのです。

「多様・多種多様」

「種々」の類語・似た言葉として、「多様(たよう)・多種多様(たしゅたよう)」があります。

「多様・多種多様」という言葉の意味は「色々な種類や状態があること・異なる種類の数が多いこと」になりますが、「多種多様」の方が「多様」よりも「種類の多さ」が強調されています。

物事の種類・品数・方法などが多いことを意味する「種々」に似た言葉として、「多様・多種多様」を指摘することができます。

「バリエーション」

「種々」の類語・言い換えとして、「バリエーション」があります。

“variation”(バリエーション)という言葉の意味は、「変化すること・変化して種類が多いこと」になります。

「種々」という言葉には、「たくさんの種類や品数、方法があること」という意味があります。

そのことから、“variation”「種々」の類語として「バリエーション)を上げることができるのです。

「種々」の言葉の使い方

「種々」の言葉の使い方は、「たくさんの物事が幾つかの種類に分類されていて、その種類が多くあるような状態」に対して使うということになります。

「種々」という言葉は「色々」「様々」と同じような意味合いで使用することが可能であり、「色々なもの・様々な生き方」「種々のもの・種々の生き方」という言葉に言い換えるような使い方をすることができます。

たくさんの種類や品数がある状態に対しては「種々雑多」という使い方をすることができます。

更に、「種々」の副詞的な使い方として「種々考える(色々なことを考える)」「種々努力する(色々な努力をする)」などの使い方もできます。



「種々」を使った例文や短文(解釈)

「種々」を使った例文・短文を紹介して、その意味を分かりやすく解釈していきます。

  • 例文1
  • 例文2
  • 例文3

例文1

お正月前に、種々の品物の買い出しに出かけました。

この例文における「種々」は、「購入した品物の種類の多さ」を意味しています。

お正月は休むお店も増えるので、その前に色々な種類の食品・雑貨を買いだめしておくということです。

例文2

異文化コミュニケーションでは、種々の価値観を相互に尊重することが大切です。

この例文における「種々」は、「多種多様な異なる価値観・価値観の色々な種類」のことを意味しています。

国際交流や異文化コミュニケーションにおいては、自分たちとは異なる様々な価値観を尊重して受け入れる姿勢が大切になります。

例文3

特別な専門知識を要する難しい仕事の依頼を受けて、どうするか種々考え込んでしまった。

この例文における「種々」は、「色々なことを考え込んでしまう」といったことを表す副詞的な用法で使われています。

特別な専門知識が必要な難易度の高い仕事のオファーを受けたことで、「仕事を受けるべきか断るべきか」、色々と考え込んでいる状況を意味しています。

「種々」の英語

種々 meaning in english

「種々」の英語は、“various”“many different”“anything”などになります。

“My father took me to many different places in childhood. ”(私の父は子供時代に、種々の場所に連れて行ってくれました。)

“I bought various things in case of emergency. ”(非常事態に備えて種々のものを購入した。)

「種々」の反対語や対義語

「種々」の反対語・対義語として、「単一」「唯一無二」「専門」を上げることができます。

「単一」という言葉の意味は、「ただ一つであること・一つだけであるさま・単独であること」「そのものだけで、他に混じりもののないこと」になります。

「唯一無二」という言葉の意味は、「ただそれ一つ(その人一人)だけで、他に代わるもの(人)がないこと」になります。

「専門」という言葉にも、「特定の一つの分野・事柄・対象だけに関心や労力(リソース)を向けること」の意味があります。

「単一・唯一無二・専門」は、「色々・様々」の意味を持つ「種々」の反対語・対義語として理解することができるでしょう。

「種々」を使った言葉と意味を解釈

「種々」を使った言葉を紹介して、その意味を詳しく解釈していきます。

  • 「種々雑多」
  • 「種々の事情」
  • 「種々の議論」

「種々雑多」

「種々雑多(しゅしゅざった・しゅじゅざった)」という言葉の意味は、「非常にたくさんの種類・品数・方法があること」「異なる色々な種類のものが入り混じっていること」になります。

数え切れないくらいに色々な種類や品数のものが入り混じっている状態を指して、「種々雑多」と呼んでいるのです。

「種々の事情」

「種々の事情」という言葉の意味は、「個人的な色々な事情」「一つの事柄には絞り込めない様々な事情」といった意味合いになります。

約束を守れなかったりみんなとの集まりに参加できなかったり、何らかの失敗(ミス)をしたりした時などに、「種々の事情」があったという言い方をされることがあります。

「種々の議論」

「種々の議論」という言葉の意味は、「色々な意見・主張が飛び交う議論」「一つの意見だけではまとまることがない侃々諤々(かんかんがくがく)の議論状態」のことです。

「種々の議論」では、多種多様な意見や言説がぶつかり合うことになります。

「種々よろしくお願いします」の使い方はおかしい?

「種々よろしくお願いします」という語用(言葉の使い方)は慣用句として定着しておらず、一般的な言い回しではありません。

また「種々よろしくお願いします」を、同じ意味である「色々とよろしくお願いします」という言葉で言い換えても、「色々と」「あれもこれも」と受け取られてあまり印象が良くないのです。

そのため、ビジネスメールなどのかしこまった文章では特に、「種々よろしくお願いします」という言葉遣いはやめておいた方が無難でしょう。

相手方に仕事を適切に行ってもらいたい時や好意的に対応してほしい時には、「種々(色々と)よろしくお願いします」ではなくて、「何卒(なにとぞ)よろしくお願いします」「どうぞよろしくお願いします」といった慣用句として定着している言葉を使った方が良いでしょう。

icon まとめ

「種々」という言葉について徹底的に解説しましたが、種々には「物事の種類・品数・方法などが多いこと」「色々・様々」などの意味があります。

種々の類語・言い換え・似た言葉としては、「色々・様々」「多様・多種多様」「バリエーション」などがあります。

「種々」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。