意味解説の読み物

meaning-book

meaning-bookは意味解説の読み物です

「耳馴染み」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!

よく聞くフレーズや言葉などはともかく、新しい言葉や珍しい言葉などを耳にした時に、人は一瞬考えたり不思議に感じたりするものです。

一旦受け入れる努力はするかとは思いますが、どちらかといえば「耳馴染み」のいい言葉の方が安心するのではないでしょうか。

今回はこの「耳馴染み」という言葉について詳しくみていきたいと思います。

耳馴染み

Meaning-Book
「耳馴染み」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!>


目次

  • 「耳馴染み」の意味とは?
  • 「耳馴染み」の類語や言い換え
  • 「耳馴染み」の使い方
  • 「耳馴染み」を使った例文
  • 「馴染み」
  • 「耳馴染み」の反対語や対義語


「耳馴染み」の意味とは?

  • 「耳馴染み」の読み方や意味
  • 「耳馴染み」の語源や成り立ち

「耳馴染み」の読み方や意味

「耳馴染み」は【みみなじみ】と読み、

  • 聞き慣れている表現や言葉のこと
  • 専門的でも、軽蔑的でもない表現や言葉のこと
  • 聞きやすく理解しやすい表現や言葉のこと

をいいます。

聞く人が安心して聞けたり、安定して理解できるなど、突拍子もない表現や言葉遣いではないことを表します。

「耳馴染み」の語源や成り立ち

「馴染む」とは周囲と違和感なく混じり、調和することをいいます。

そこだけ目立ったり少し不安定であったり、浮いている状況がないことをいいます。

または、遊郭などに通う客の事や遊郭からみたお客の呼び方でもあり、現在でも色々なお店での店側とお客との関係性を「馴染み」と呼ぶ事があります。

そして「耳馴染み」「耳」とは、この場合「聞く」という意味であり身体的器官としての「耳」ではありません。

つまりスッと入ってくる言葉が耳を通過するというニュアンスになります。



「耳馴染み」の類語や言い換え

  • 聞き慣れた【ききなれた】
  • 良く知った【よくしった】
  • 耳慣れる【みみなれる】

聞き慣れた【ききなれた】

今まで何回も聞いたことがあり、慣れた表現や言葉の事をいいます。

自分の中に違和感なくすんなり入ってくるような物事の事をいいます。

  • 「聞き慣れた言葉をあれこれ並べているだけで、具体的な提案はない」
  • 「見たことがあるなと思っていたら、聞き慣れた名前だったので見当がついた」

など。

良く知った【よくしった】

過去に何回も経験や体験をして知識や情報として自分の中にある事をいいます。

また対象物は物に限らず人物であったり場所であったりと多岐にわたり、「記憶に残ってしっかり理解していること」を表す時に使う言葉になります。

  • 「人見知りをするので不安だったけど、良く知った人がいて安心した」
  • 「この国には何度も来ているので、良く知った町という感覚だ」

など。

耳慣れる【みみなれる】

何度か繰り返しきいていて珍しくない言葉や表現などをいいます。

違和感なく受け入れられる知識や情報の事をいいます。

  • 「耳慣れない言葉遣いを聞いてビックリした」
  • 「早く仕事を覚えて、専門用語を耳馴れた状態にしたい」

など。

「耳馴染み」の使い方

過去に何度も聞いて知っている言葉や表現を耳にした時に使います。

「耳馴染み」という言葉はこの言葉単独で使うというよりも、「のある」「しやすい」などの言葉を後ろにつけて使用します。



「耳馴染み」を使った例文

  • 「耳馴染み」の例文1
  • 「耳馴染み」の例文2
  • 「耳馴染み」の例文3
  • 「耳馴染み」の例文4
  • 「耳馴染み」の例文5

「耳馴染み」の例文1

「耳馴染みのない店名だったので、新しいお店だと思っていたら、屋号を変えただけだった」

「耳馴染み」の例文2

「どんどん耳馴染みのない言葉を考えなければいけないので大変だけど頑張るしかない」

「耳馴染み」の例文3

「耳馴染みするような言い方がないかと考えてみてください」

「耳馴染み」の例文4

「新しい商品名は造語にも関わらず耳馴染みがいい」

「耳馴染み」の例文5

「あまり耳馴染みがない言葉を使うと浸透しないので、もう少し身近に感じられるようなネーミングが重要になる」

「馴染み」

  • 口馴染み【くちなじみ】
  • お馴染み【おなじみ】
  • 幼馴染み【おさななじみ】
  • 顔馴染み【かおなじみ】
  • 馴染みが薄い【なじみがうすい】

口馴染み【くちなじみ】

何度か食べていて、味を知っている状況やよく通っているお店の事をいいます。

または慣れ親しんで気心の知れた安心できる食事の事を言います。

  • 「口馴染みのお店に連絡して、最高のおもてなしを頼んでおいた」
  • 「やっぱり口馴染みのお店は安心する」

など。

お馴染み【おなじみ】

「馴染み」という言葉に尊敬語である「お」を付けた言葉になります。

既に知っていたり、慣れている事を表す言葉になります。

もう皆さんが知っている通りという意味があり、自分に対しては使わず、相手や第三者に対して使う言葉になります。

  • 「皆さん、こちらの商品はビタミンCが高濃度で配合されたお馴染みの商品になります」
  • 「お馴染みの落語家がテレビに出てきたのでしばらく見ていた」

など。

幼馴染み【おさななじみ】

「幼馴染み」とは幼い時からの友達や、"親しく"していた人のことを言いますが、いつ頃から友達であれば幼馴染みなのかという明確な定義はありません。

また"親しく"していれば幼馴染みになるので、相手が歳上であったり自分の記憶に残った人であれば、幼馴染みになるでしょう。

また自分が思っていなくても相手がそう思っている場合もありますし、逆に自分は思っていても相手は思っていない場合もあるので近所で遊んでいたからと言って、幼馴染みかどうかは別になります。

  • 「幼馴染みが結婚すると聞いて、帰京した」
  • 「あんなにヤンチャだった幼馴染みが立派になって、社長になっているなんてびっくりだ」

など。

顔馴染み【かおなじみ】

顔を知っている間柄の人や、そんな関係の人の事をいいます。

顔を覚えていて大体の人柄などを知っている場合に使う言葉になります。

近い言葉に「顔見知り」がありますが、「顔見知り」は単純に顔を知っていたり挨拶や軽い会話をする程度の関係性をいうので、そこまで深い間柄ではない事を表します。

「馴染む」とは違和感がない事をいうので、「見知り」程度では相手のことをあまり知らず、まだある意味"違和感"を感じている状態かもしれません。

その事からも「顔馴染み」の方が人間関係が深い事を表します。

  • 「顔馴染みの客がよく来るお店なので、きっと味は安定しているのだと思う」
  • 「そのお店は前から顔馴染みなので、もし行くなら一言伝えておきますよ」

など。

馴染みが薄い【なじみがうすい】

慣れておらず関係性が薄い事や、信用関係や安心感がまだ築けておらず、顔見知り程度である事をいいます。

またあまり行った事がない、通った事がない場所の事も表します。

  • 「馴染みが薄いので、あまり出歩いてもどこのお店がいいかわからない」
  • 「まだ自分は馴染みが薄いが、これから通って顔馴染みになりたい」

など。

「耳馴染み」の反対語や対義語

「耳馴染み」には反対語や対義語などはありませんが、反対の意味を幾つか上げたいと思います。

  • 初耳【はつみみ】
  • 知らない【しらない】
  • 見当もつかない【けんとうもつかない】

初耳【はつみみ】

初めて聞いたり耳にすることを言います。

  • 「あなたが同じ出身地だったなんて初耳だ」

知らない【しらない】

「知る」という動詞の未然形である「知ら」に、打消の助動詞「ない」が付いた形になります。

意味は、その物事についての知識を持っていない、認識していない、理解していない事をいいます。

「耳馴染み」は聞いた事があり慣れているという意味合いがあるので、「知らない」は聞いた事がないといった解釈になります。

  • 「知らない事が多過ぎて気が滅入ってしまいそうになるけど、頑張りたいと思う」

見当もつかない【けんとうもつかない】

何となく想像したり、大体こんな感じだろうという予測が出来ない事や、どのような状況になるのか、どうなるのかなどの見込みや計画、想定などが出来ない事をいいます。

ビジョンが見えず先がわからないことをいいます。

  • 「自分がどうなるのか見当もつかないので怖いけど生きていくしかない」
icon まとめ

「耳馴染み」だと安心ですし信用したり信頼できるものです。

聞いた事がない事には構えてしまったり、色々と気疲れしてしまっても仕方がありません。

人は吸収していく生き物なので、ある程度最初は馴染みのない状況も仕方ないですが、「耳馴染み」のあるものを増やしたり、そのような状況になるにはそれなりに情報が必要になるでしょう。