「お馴染み」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「お馴染み」という言葉を色々な場面で耳にしたことがあるかと思います。
この言葉は、日頃の何気ない会話の中で、さらりと出てくるような平素から、使われている言葉の1つです。
しかし、あまりにも慣れている言葉なので、改めて意味を振り返る機会は少ないでしょう。
そこで今回は、この「お馴染み」についてフォーカスすることにします。
目次
- 「お馴染み」とは?意味
- 「お馴染み」の表現の使い方
- 「お馴染み」を使った例文と意味を解釈
- 「お馴染み」の類語や類義語
「お馴染み」とは?意味
「お馴染み」は、「慣れ親しんで知っていること」や「その人」という意味になります。
この他にも「同じ店に通い慣れること」、「長年連れ添った夫や妻」という意味もある言葉です。
- 「お馴染み」の読み方
「お馴染み」の読み方
「お馴染み」は「おなじみ」という読み方になりますので、ここでチェックしておきましょう。
「お馴染み」の表現の使い方
「お馴染み」は「慣れ親しんで知っていること」という意味があるので、「馴染みの店」や「昔の馴染みに再会する」というような使い方ができます。
「お馴染み」を使った例文と意味を解釈
では、この「お馴染み」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「お馴染み」を使った例文1
- 3-2 「お馴染み」を使った例文2
「お馴染み」を使った例文1
「うちの課長はお馴染の作業用上着を着てオフィスに出てきた」
「お馴染み」には、「いつもの格好をして」という意味合いで使われることもあります。
このような「お馴染み」も、身近な所にあります。
人やお店だけでなく、生活の習慣をも、この言葉で当てはめることができます。
3-2 「お馴染み」を使った例文2
「彼女のお馴染みの遅刻で、朝から始まる会議に遅れてきた」
会社の中には、このように遅刻することも、「お馴染み」という言葉で扱うことができます。
しかし、あまり良くない意味で使われることがあります。
この例文だと、毎回遅刻してくる「彼女」が、会議に遅れてきて「また、あいつか」と言われている場面が、目に浮かんで来ます。
「遅刻のお馴染み」=「遅刻の常習犯」ということになるので、悪い意味で使われていることが分かります。
「お馴染み」の類語や類義語
「お馴染み」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにしましょう。
- 「ご存知」【ごそんじ】
- 「顔のきく」【かおのきく】
「ご存知」【ごそんじ】
「ご存知」も「お馴染み」の類義語として扱うことができます。
「既に知れ渡っている様子」という意味で、使われています。
「顔のきく」【かおのきく】
「顔のきく」も類義語の1つとして理解することができます。
「仕事上の付き合いが長く、顔なじみで良好な関係にあるさま」という意味で、重に仕事上で使われることが多い言葉です。
「お馴染み」という言葉の意味や使い方を紹介してきましたが、自分の身近な所で使われている機会が多いことに驚かれたかもしれません。
このように意識してみると、何気ないシチュエーションでも、この言葉が当てはまる場面がたくさんあるものです。
したがって言葉について、色々な意味を理解しておくことで、会話にも幅を持たせることができるでしょう。