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「類推」の意味とは?類語、使い方や例文、反対語を紹介!

「類推」の意味や読み方を紹介します。

さらに「類推」の使い方や「類推」を使った例文を紹介します。

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「類推」の意味とは?類語、使い方や例文、反対語を紹介!>


目次

  • 「類推」の意味とは?
  • 「類推」の読み方
  • 「類推」の意味
  • 便利な「類推」というスキル
  • 「類推」の類語や言い換え
  • 「類推」を使った例文


「類推」の意味とは?

「類推」という言葉は、それほどメジャーな言葉ではないので知らない人も多いでしょう。

しかし「類推」という言葉の意味を知る事で、考え方に幅が出て、様々な事を考えられるようになるかもしれません。

そこで、知っておくと役に立つ言葉、「類推」の言葉の意味や読み方を紹介します。



「類推」の読み方

「類推」「るいすい」と読みます。

難しい漢字は使われていないのですが、画数が多いため、読みにくいイメージがある言葉かもしれません。

「類推」「類」「類似するもの」とか、「同じ種類の物」を意味します。

そして「類推」「推」は、「推理する」とか「推測する」という意味があります。

つまり「類推」は直訳すると、「類似するものを使って推理する」という意味があります。

「類推」の意味

「類推」「類似するものを使用して、他の事を推し量る」という意味があります。

例えばAとBという出来事があった時に、似た点を探して他の部分まで想像を広げる時に「類推」という言葉を使います。

例えば、A君とB君という社員がいるとします。

B君の個性をまるで知らない時でも、A君の個性を知っていれば、B君と似た点を探して「類推」する事ができます。

例えばA君とB君が「同世代」だという類似点が分かれば、その類似点から、A君と同じような音楽を聴く事や、懐かしいと感じるテレビ番組などを推し量る事ができます。



便利な「類推」というスキル

不特定多数のたくさんの人と知り合いになる機会がある社会人は、出会う人がどのような人なのか、いちいち詳しく知る事が難しいかもしれません。

それぞれの人の個性を知るためには、ある程度一緒に過ごす時間が必要だからです。

しかし「類推」という方法を知っていれば、一緒に過ごす時間がなくても、ある程度の個性を想像する事ができます。

先ほど紹介したように、「世代」という類似点から個性を探る事もできますし、「勤めている会社」「出身大学」などの類似点から個性を探る事も可能です。

同じ会社に勤めている人は、同じような仕事に対する考え方をするものですし、出身大学ごとに学生の個性があります。

「類推」という言葉の意味と同時に、「類推」という方法をスキルとして身につけると、社会人生活の役に立つでしょう。

「類推」の類語や言い換え

続いて「類推」の類語や言い換えをチェックしてみましょう。

どのような言葉が「類推」の仲間になるのかを知りましょう。

「類推」という言葉の意味をより詳細に知るチャンスになるかもしれません。

  • 「推し量る」【おしはかる】
  • 「酌み取る」【くみとる】
  • 「推察」【すいさつ】
  • 「推理」【すいり】
  • 「忖度」【そんたく】
  • 「勘繰る」【かんぐる】

「推し量る」【おしはかる】

「推し量る」「おしはかる」と読みます。

「類推」「推」にあたる言葉が「推し量る」です。

「推し量る」には、すでに分かっている事柄について「こうじゃないか」と想像するという意味があります。

例えばAさんという人が失恋をしたという事実が分かっている時に、落ち込んでいるのではないだろうかとか、と想像するかもしれません。

さらにAさんは自分を振った相手の事を恨んでいるのではないだろうか…と想像するかもしれません。

このようにAさんが失恋したという事実について、ああだこうだと想像する様子は、まさに「推し量る」が意味する所になります。

「酌み取る」【くみとる】

「酌み取る」「くみとる」と読みます。

「酌み取る」は、「推し量る」よりも一歩進んだ心の状態を意味します。

先ほど登場した失恋したAさんについて、振った相手を恨んでいるのではないかと「推し量る」という行為をしました。

さらに「相手を恨む気持ちも分かる」と相手の心情を理解した時は、「酌み取る」という言葉で表現します。

部長が部下に対して怒っている時に、「なぜ怒っているのか」を想像するのは「推し量る」という行為です。

推し量った結果、部下が部長に内緒で仕事を進めていた事が分かるかもしれません。

推し量った結果、「部長が怒るのも分かるな」と理解を示すのが、「酌み取る」という行為になります。

「推察」【すいさつ】

「推察」という言葉も「類推」と似た意味を持つ言葉です。

相手の気持ちを推し量るという意味で、「酌み取る」という言葉に近い意味を持つ言葉です。

相手の気持ちを「推察」するという使い方をします。

例えば「あなたの辛い気持ちを推察します」」などという文章にして使います。

「推理」【すいり】

探偵ものの小説やドラマを観る時に、頻繁に登場するのが「推理」という言葉です。

「推理」とは、すでに分かっている情報を基にして、まだ知らない出来事まで推し量る事を意味する言葉です。

殺人事件でいえば、すでに分かっている情報は「証拠」と呼ばれます。

証拠を基にして、誰が殺したのか、殺人者の動機は何かを推し量るのが「推理」となります。

ミステリー小説や映画が好きな人にとって、「推理」という言葉は身近で、理解しやすい言葉ではないでしょうか。

「忖度」【そんたく】

政治ニュースを見ていると、「忖度」という言葉が頻繁に登場します。

「忖度」「そんたく」と読みます。

言葉が有名な割に、本当の言葉の意味を理解していない人が多いかもしれません。

「忖度」とは、「相手の気持ちを推し量る」という意味があります。

悪い意味で使われがちな「忖度」という言葉ですが、母親の気持を「忖度」したり、本音を言えない立場の弱い人の気持ちを「忖度」するなど、優しい気持ちを表す時にも使用できます。

ただし、現時点では「忖度」という言葉の意味は、政治的な色合いで染まっています。

政治家が何も言わなくても、何をして欲しいかを想像し、(ほとんどの場合、悪い事を)実行する事を「忖度」という言葉で表現しています。

「忖度」という言葉のイメージが強すぎるため、その他の場面では使わない方が無難かもしれません。

「勘繰る」【かんぐる】

「勘繰る」という言葉も「類推」と同じように「推し量る」意味がある言葉です。

ただし「勘繰る」という言葉は、ネガティブなシーンに使われる事が多いです。

想像しなくてもいい場面で必要のない想像をしたり、わざとうがった意味の言葉に捉えようとするなど、「邪推」という言葉に似た意味を持つ言葉です。

「類推」を使った例文

「類推」という言葉を使った文章を見て行きましょう。

「類推」は、すでに分かっている事実の中の共通点を使って推し量るという意味がある言葉です。

ビジネスシーンでは、新入社員の個性を推し量る時などに「類推」という言葉を使用する事が多いです。

「今年の新入社員は、不況の時代を生きてきたという共通点から、個性を「類推」できる」などという文章になります。

このようにざっくりした特徴を知りたい時に「類推」という言葉やスキルが便利です。

また恋愛場面でも「類推」という言葉やスキルを使う事ができます。

彼女が結婚相手にふさわしいかどうかを分析する時「類推」というスキルを使うと、「これまでの行動から「類推」すると、彼女は結婚相手には向かないという結論を出せる」などという答えが出るかもしれません。

icon まとめ

「類推」「すでに分かっている事実の中の類似点を利用して、他の事を想像する」という意味の言葉です。

「類推」は言葉として知るだけでなく、日常生活やビジネスシーンで、具体的に使えるテクニックのひとつです。

知り合いについて大まかな特徴を知りたい時や、こらから仕事をする相手についてざっくり知りたい時に使用しましょう。