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「対峙」の意味とは?類語、使い方や例文、反対語を紹介!

様々な場面で登場する「対峙」の意味や類語を紹介します。

さらに「対峙」の使い方や「対峙」を使った言葉を解説します。

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「対峙」の意味とは?類語、使い方や例文、反対語を紹介!>


目次

  • 「対峙」の意味とは?
  • 「対峙」の類語や言い換え
  • 「対峙」の使い方
  • 「対峙」を使った言葉を解釈


「対峙」の意味とは?

「対峙」という言葉を目にした事があるでしょうか。

小説や漫画、映画などで、良く目にする場面ですが、言葉にするのは難しいかもしれません。

そこで「対峙」の読み方や意味を紹介します。

  • 「対峙」の読み方
  • 「対峙」の意味
  • 「大物」が競い合う
  • 向き合って動かない

「対峙」の読み方

「対峙」「たいじ」と読みます 「対峙」「峙」「じ」と読みますが、他にあまり使う事が無いので、読めない人もいるかもしれません。

「対峙」「峙」「山」という言葉が付いているように、「対峙」とはもともと、峠や大きな山が並んでそびえ立っている様子から生まれた言葉といわれています。

「対峙」の意味

「対峙」は山々が向き合っている様子から生まれて、今では「何かが向かい合って立っている事」を指すようになりました。

例えばエベレストがあるヒマラヤの山々や、日本の北アルプスの山々を見ると、大きな山々が向き合って立っているように見えます。

そもそも「山」をイメージしている言葉ですから「対峙」という言葉を使う時は、向かい合う両者が大きいほど、言葉の意味に合います。

アルプスの山々がそびえ立つ様子は、まさに「対峙」そのものです。

例えば、プロレスのリングに2mを超える大男が二人立って向き合ったとしたら、それはまさに「対峙」にふさわしいシーンではないでしょうか。

「大物」が競い合う

「山」のように大きい二人という意味で、例えば政治家の両巨頭が会いまみえるシーンも、「対峙」にふさわしいかもしれません。

また、プロ野球の200勝投手と、2000本安打を達成した打者が相対するシーンも「対峙」らしいシーンでしょう。

このように「大物」が競い合うシーンも、「対峙」という言葉で表すのにぴったりです。

向き合って動かない

さらに「対峙する」「山」をモチーフにしている事から、「向き合って動かない」シーンも「対峙」という言葉とイメージが合います。

山は動かずとも迫力があるからです。

例えば決闘をするふたりが、向き合って動かず目を外さないようなシーンも、「対峙」という言葉にぴったりです。

みんなが「大物」だと認める二人が、睨み合っているシーンも「対峙」という言葉にふさわしいでしょう。



「対峙」の類語や言い換え

次に「対峙」の類語や似た意味の言葉を紹介します。

「向き合う」「対決する」という意味の言葉が揃っています。

  • 「対面」【たいめん】
  • 「対決」【たいけつ】
  • 「向き合う」【むきあう】
  • 「直面」【ちょくめん】
  • 「立ち向かう」【たちむかう】
  • 「コントラスト」【こんとらすと】
  • 「対置」【たいち】

「対面」【たいめん】

「対峙」「お互いに向かい合う」という意味の言葉です。

また「対面」も同じく「お互いに向かい合う」という意味を持っています。

「対峙」の方が敵対意識やライバル感が強く、「対面」の方がフラットな関係といえるでしょう。

恋愛シーンでも使う事ができ、「ネットで知り合いだった女性と、初めて「対面」する」などと言葉にする事ができます。

あらゆるもの同士が、向かい合う時に使える「対面」は、様々な場面で使い勝手がいい便利な言葉です。

「対決」【たいけつ】

「対決する」という言葉は、「対峙する」という言葉と似ています。

「対峙」にライバル同士のにらみ合いという意味が含まれていますので、「対決」という言葉と重なる部分があるでしょう。

「対決」とは、二つの物が向き合って勝負をする事や、決着をつける事を意味する言葉です。

ボクシングの試合や、プロレスの試合などはまさに「対決」です。

個人だけでなく、サッカーの日本代表対ブラジル代表のように、団体同士の戦いでも「対決」という言葉を使います。

「向き合う」【むきあう】

「対峙」とは、「競い合う」という意味もありますが、「向き合う」という意味もあります。

「向き合う」という言葉には、「体を向き合って相対する」という意味があります。

二人の人が同じ空間にいて、背を向けている時は「向き合う」とはいえませんが、お互いが相対している時は、「向き合う」と表現します。

そのため「きちんと問題と向き合おう」という時は、正面から問題に対する事を意味します。

「直面」【ちょくめん】

「直接的に向かい合う」という意味の言葉を「直面」といいます。

それまでは、間接的に相対していた人が、じかに触れるくらい近づいて向かい合う時「直面」といいます。

「問題に直面する」という時は、フワリとしていた問題が、避けられないほど近づいた事を意味します。

近づきすぎて、避けて通る事ができないような、近さで向き合っている姿を想像すると、「直面」という言葉はイメージしやすいかもしれません。

「立ち向かう」【たちむかう】

大きな物に正面から向かって行く事を「立ち向かう」といいます。

「対峙」から一歩進んで、前に出たような状況です。

ただし「対峙」の場合は、大物同士、力が拮抗した同士の対面をイメージする事ができます。

「立ち向かう」場合は、主語になる人物やグループ物事が、挑む相手よりも小さくて弱いイメージです。

勇者がラスボスに向かって飛び込んでいく様子は「立ち向かう」のイメージにピッタリです。

「コントラスト」【こんとらすと】

「対照的」「対比」という意味を持つ言葉に「コントラスト」があります。

「明暗のコントラスト」「赤と白のコントラスト」などという言葉があり、二つの物事や人物、現象などを比較する意味の言葉です。

「対峙」と同じように、ライバルになるような二つの物が、面と向かっている様子をイメージする事ができます。

「対置」【たいち】

あまり聞き慣れない言葉ですが、対照的な位置に着く事を「対置」といいます。

「対峙」も峠などが向き合っている様子を意味しますが、「対置」も同じような意味となります。

「対照的な位置」に限定した言葉ですので、面と向かって「対峙」している様子と重なる部分があるでしょう。

「対峙」の使い方

「対峙」には「山」という言葉が使われていて、語源になったのは「そびえたつ山々の向き合う様子」だとされています。

その事から「対峙」という言葉を使う時は、向き合う物が「山」を連想させるものだとしっくりきます。

山と山はもちろん、大きな二人、大物などが向き合うシーンがぴったり来ます。

そのため、小物感がある二人の対決シーンでは、「対峙」という言葉は似合わないかもしれません。



「対峙」を使った言葉を解釈

最後に「対峙」を使った言葉を解釈していきましょう。

定型句を見る事で、どのように「対峙」という言葉を使えばいいか理解しやすいかもしれません。

  • 「自分に対峙」【じぶんにたいじ】
  • 「問題に対峙する」【もんだいにたいじする】

「自分に対峙」【じぶんにたいじ】

「最大のライバルは自分」といいますが、大きな問題の原因は、実は自分自身の問題という事があります。

自分の問題に向き合わなければならない時に「自分に対峙する」という言葉を使います。

自分という存在は、ある意味、どんな敵よりも巨大なので、山をイメージさせる「対峙」という言葉もしっくりきます。

「問題に対峙する」【もんだいにたいじする】

「問題に対峙する」という言葉も、ビジネスシーンを中心に良く耳にします。

「問題に向き合う」よりも「問題に対峙する」という言葉を使った方が、真剣な姿勢が伝わりやすいです。

また「対峙」という言葉を使っているため、向き合っている問題が「大きい」「重要」という事が伝わります。

仕事で大きな課題に直面した時は「問題に対峙する」という言葉を使ってみましょう。

icon まとめ

「対峙」という言葉は、大きな山同士が向かい合っている姿や、競い合ってそびえ立っている姿をイメージしやすい言葉です。

そのイメージにピッタリくるような人たちが向き合った時、「対峙」という言葉を使って文章にしてみましょう。