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「負けず嫌い」の意味とは?読み方、類語や対義語、使い方や英語を紹介!

皆さんは、「頑固親父」という言葉を聞いたことはありませんか?とても馴染みのある言葉ですよね。

しかし、「頑固」というのが一体どういう意味で、どんな人が当てはまるか深く考えた事はあまりないのではないでしょうか。

なんとなく覚えている「頑固」という言葉を、今回は深く掘り下げてご紹介します。

負けず嫌い

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「負けず嫌い」の意味とは?読み方、類語や対義語、使い方や英語を紹介!>


目次

  • 「頑固」の意味とは?
  • 「頑固」の類語
  • 「頑固」の使い方
  • 「頑固」の英語
  • 「頑固」が付く言葉
  • 「頑固者」の特徴


「頑固」の意味とは?

「頑固」とは主に2つの意味があります。

「頑なに意地を張り、わからずやなこと」という事と、「しぶとくて取り除けない」という事です。

  • 「頑固」の1つ目の意味
  • 「頑固」の2つ目の意味
  • 「頑固」の読み

「頑固」の1つ目の意味

それではまず1つ目の意味「頑なに意地を張り、わからずやなこと」を解説します。

人間には誰しも、自分なりの考え方や思い・信念があります。

育ってきた環境で身に付いた癖や生活習慣、考えなどはなかなか変えることは難しいものです。

それでも社会生活では誰かと関わって生きていかなければならず、意見が衝突する事もあるでしょう。

その時に、自分の考えや行動を変えることなく、相手の意見を聞く事もせず、自分の道を突き進むような態度をとる人がいませんか?それはまさに「頑固」です。

相手の意見を取り入れるどころか聞く耳を持たず、自分の考えや行動・信念だけを信じ変えようとしないことが「頑固」の1つ目の意味となります。

「頑固」の2つ目の意味

2つ目の意味は「しぶくて取り除けない」という意味ですね。

例えばCMなどで「ガンコな油汚れに…」というようなうたい文句を聞いたことはありませんか?簡単には取り除けず、取り除くには労力がいるものに対して使われるのが2つ目の意味です。

「頑固」の読み

「がんこ」と読みます。

「頑固」に使われている「頑」という字は、それ1字で「頑な(かたくな)」という言葉でも使われています。



「頑固」の類語

「頑固」にもいくつか同じような意味の類語が存在します。

3つご紹介します。

  • 「意固地」
  • 「意地っ張り」
  • 「強情」

「意固地」

「頑固」とは若干ニュアンスが異なります。

「いこじ」と読み、つまらないことに意地を張って自分の考えを通そうとすることです。

「頑固」と比べると、つまらないことや些細なことにこだわって意地を張ることに対して使うため、意固地の方があまり良くない表現と言えます。

「意固地な人ですね」と伝えると、ムッと嫌な顔をされるかもしれません。

「意地っ張り」

「いじっぱり」と読みます。

「頑固」と似通っており、自分の思う事をどうしても変えないようにすることや、そういう人を指して使う言葉です。

意見が対立しても一歩も譲りませんし、譲る素振りも見せません。

「意地を張る」という言葉を音変化させています。

「強情」

「ごうじょう」と読みます。

先述した「意地っ張り」に近く、一度こうと決めたことを守り通したり、意地を通したりする態度や様子を表す言葉です。

「頑固」と比べると、やや良くない意味合いです。

「頑固」が自分の信念を貫きとおす意味合いで使われるのに対して、強情はただ意地を張って意見を変えず、自分で勝手に決めたことを通そうとすることに使われます。

「意固地」に近いでしょう。

「頑固」の使い方

「頑固」がいかに頑なな態度かおわかりいただけたでしょうか。

例文を2つご紹介しますので、理解を深めていきましょう。

  • 「頑固」の例文1
  • 「頑固」の例文2

「頑固」の例文1

「頑固な父親は機械を毛嫌いしており、携帯電話を持とうとしない」

頑固とは、自分の信念や考えを変えようとせず貫き通します。

例えばこの例文のように、機械に偏見を持っていて、アナログの考えを通そうとする年齢層の方というのも少なくありません。

元々そういった機械が無かった時代を生きた人たちには、なかなか浸透しづらいというのもあります。

新しい物事に挑戦するというのは勇気がいるものです。

そんな相手へ「便利だから使ってみてよ」と勧めるだけでは頑なに拒否されてしまったり、本人は触れようともしなかったりするため、頑固だと言われてしまいがちです。

「頑固」の例文2

「頑固な職人は、作業に一切の妥協を許さない」

職人というのは独自の感性と積み上げてきた経験や技術を持っており、自身の技術に対して自信とプライドを持っています。

作業や作り上げる物に対して、自分の信念や経験が絶対であり、そこから少しでも外れたりやり方が違う事を許しません。

自分とまったく同じやり方で、同じ信念を持つ相手にしかその知識や技術を伝授しませんし、自分自身へも妥協しません。

頑固な方は、自分が積んできた経験や技術を大切にする傾向が見られます。

そのため、特殊な技術を要する職人には頑固な方が散見されます。



「頑固」の英語

負けず嫌い meaning in english

いくつかある中でも近い英単語は“stubborn”です。

「頑固な、強情な」を意味する形容詞です。

他にも“obstinate”がありますが、どちらかというと「しつこさ」が強い意味となりますので、状況によって使い分けましょう。

「頑固」が付く言葉

「頑固」というのは日常的に良く使われる言葉です。

「頑固」が付く有名な言葉や言い回しを3つご紹介します。

  • 「頑固親父」
  • 「頑固一徹」
  • 「頑固者」

「頑固親父」

冒頭でも述べましたが、「頑固」の代表格の様な言葉です。

「がんこおやじ」と読みます。

他者の意見やアドバイスに一切耳を貸さず、自分の気持ちや考えだけを貫き通す高齢の男性を指します。

一般的にはその人の育ってきた環境や経験がもととなって、考えが凝り固まることで生まれると考えられていますが、最近の研究では脳の老化を原因とする説もあります。

「頑固一徹」

「がんこいってつ」と読みます。

「一徹」というのは、頑なに思い込んで押し通すことを意味する言葉です。

「頑固」という言葉自体にも、かたくなで、一度決めたらあくまでも自分の考えや態度を変えようとしないという意味が含まれており、同じような熟語を重ねて意味を強めた四字熟語です。

「頑固者」

「がんこもの」と読みます。

自分の信念を決して曲げない人や性格そのものを指す言葉です。

言われて嬉しく思う人はあまりいませんので、直接本人に伝えると余計に頑固な態度を取ってしまうかもしれませんから、本人へは伝えない方がよいでしょう。

「頑固者」の特徴

何度か挙げていましたが、頑固者の特徴は主に2つです。

言葉の意味だけでなく、性格の特徴として詳しく見ていきましょう。

  • 「頑固者」の特徴その1
  • 「頑固者」の特徴その2

「頑固者」の特徴その1

「頑固者」に見られる特徴の1つとして、「自分が知らない事や新しい事を拒否する」という傾向が挙げられます。

頑固者は自分が見聞きしてきた情報や、考えてきたことが物事の基準となっている為、それを変えられてしまうような新しい事には耳を貸しません。

知らない事や新しい事を受け入れてしまうというのは、自分の考えを曲げることになってしまうからです。

技術の進歩や考え方の違い、そういった他者と自分との違いや新発見を遠ざけてしまうため「古い考えの人だ」と言われて敬遠されてしまいがちです。

「頑固者」の特徴その2

「頑固者」に見られる特徴の2つ目として、「プライドの高さ」が見られます。

自己愛が強かったり、プライドが高かったりと自分本位に物事を考える人が多く存在します。

どうしても「頑固者」を説得したい場合は、まずはそのプライドを傷つけないように相手の話や武勇伝などを聞いてあげるのが有効です。

「頑固者」な方はそれなりに経歴や経験があり、自分の考えが一番正しいと思っている人もいます。

頭ごなしに説得するよりもまずは相手の話を聞いてあげて自分がへりくだり、気分を良くしてあげる必要があります。

icon まとめ

ここまで「頑固者」の特徴や「頑固」という言葉の意味を解説してきましたが、何だか頭の固い人のように感じてしまったかもしれません。

しかしながら、ただ頭が固いだけではなく、「頑固者」になるような素晴らしい実績や貴重な経験が多かった人だという可能性もあります。

尊敬の念を持って、相手の話を聞いてみてただの強情な人なのか、信念に基づいた頑固者なのか判断したいものですね。