「仮面浪人」とは!意味や使い方!例文も解説
「仮面浪人」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「仮面浪人」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「仮面浪人」の意味
- 「仮面浪人」の仕方とは?
- 「仮面浪人」を使った例文と意味を解釈
- 「仮面浪人」の類語や言い換え
「仮面浪人」の意味
「仮面浪人」とは、大学に通ってはいるのですが、実はその大学ではない他の大学、もしくは希望の学部に入りたいと思って、それに向けて準備をしている人のことを言います。
つまり「仮面浪人」とは、現在「大学生」である人のことを言う言葉なのです。
行きたい大学、学部を目指して勉強しているので、浪人生と気持ち的には同じなのですが、立場的には大学生という状態になります。
- 「仮面浪人」の読み方
「仮面浪人」の読み方
「仮面浪人」の読み方は、「かめんろうにん」になります。
「仮面浪人」の仕方とは?
「仮面浪人」とは立場的には大学生ですが、他に行きたいと考えている大学がある、もしくは同じ大学であっても違う学部に行きたいという希望があり、それに向けて準備をしている人を言います。
「仮面浪人」の仕方には二通りあります。
まず一つは入学した後にすぐに休学手続きをするなどして実際にはその大学に通わないタイプです。
籍だけその大学に置いて、自分で受験勉強に励むのです。
在籍タイプとでも言いましょうか。
そしてもう一つのタイプが、単位取得、履修タイプです。
別の大学へ受験するつもりではありますが、大学に通って学んでいる人を言います。
もしも受験に失敗してもその大学に引き続き通えばいいという考えもあります。
「仮面浪人」を使った例文と意味を解釈
「仮面浪人」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「仮面浪人」を使った例文1
- 「仮面浪人」を使った例文2
「仮面浪人」を使った例文1
「仮面浪人のメリットは取得単位が引き継げることにある」
「仮面浪人」のメリットの一つとして、取得した単位が認められる場合があることがあげられます。
つまり「仮面浪人」の間、勉強した時間や学費が無駄にならないのです。
「仮面浪人」を使った例文2
「仮面浪人は、学費が余分にかかるが何もせず家にいるよりはいいだろう」
「仮面浪人」とは一旦、大学に入ることですから入学金などがかかります。
しかし「浪人生」という立場で家で遊んでいるよりはいいという考え方もできるのです。
「仮面浪人」の類語や言い換え
「仮面浪人」の類語や類義語を紹介します。
- 「潜在浪人」【せんざいろうにん】
- 「学歴ロンダリング」【がくれきろんだりんぐ】
「潜在浪人」【せんざいろうにん】
「潜在浪人」とは過年度生とも言いますが、意味は「仮面浪人」と同じです。
「この大学に、潜在浪人は少ない」「私は潜在浪人なので来年はいないと思う」などと使います。
「学歴ロンダリング」【がくれきろんだりんぐ】
「学歴ロンダリング」とは、悪い意味で使われることが多い言葉ですのであまり面と向かって言う言葉ではありません。
外部の大学に編入したり、「仮面浪人」することを言います。
「彼は学歴ロンダリングしただけだ」「学歴ロンダリングなんてひどいことを言われた」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「仮面浪人」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。