「学歴ロンダリング」とは?!意味を解説
この「学歴ロンダリング」は決して悪いことではありませんが、この言葉から、何故かそのようにとられてしまうことが少なくありません。
目次
- 「学歴ロンダリング」とは?
- 「学歴ロンダリング」の概要
「学歴ロンダリング」とは?
「学歴ロンダリング」とは、卒業した大学より上のランクの大学院に進学することを指して使われる言葉です。
それによって最終学歴がその大学院となる為、言わば「学歴のごまかし」という意味からこの言葉で表現されるようになりました。
それ自体は何も悪いことではなく、卒業した大学が変わる訳でもありません。
しかし、大学もその大学院と同じだろうと想像させることができてしまうのは否めないところです。
「学歴ロンダリング」の概要
大学院に進学するには、基本的に四年制の大学(もしくはそれに相応する専修学校など)を卒業しないといけませんが、大学院によっては高校までしか出ていない人でも進学できる場合があります。
そのような進学をすると、一層この「学歴ロンダリング」と言われることになるのは想像に難しくないでしょう。
それは、○○大学の大学院卒業という最終学歴であれば、一般には○○大学を出てその大学院に進学したものと考えます。
また、そうではなくても少なくともどこかの大学は出ていると想像するのが普通ですが、この場合はどこの大学にも進学していません。
これも悪いことではありませんが、「学歴ロンダリング」は先のようなケースやこのような場合に使われる言葉です。
何も学歴をごまかす訳ではなく、純粋にその大学院に進学したいと考えてそのような学歴になったという場合も少なくないのは分かります。
しかし、世間では「学歴ロンダリング」に該当するとそうとは思われないのが実情だと考えておいた方がいいでしょう。