「無闇矢鱈」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「無闇矢鱈」という表現は「無闇矢鱈に攻撃をしかけてもまず勝ち目はありません」などの文章で使われますが、「無闇矢鱈」はどんな意味を持っているのでしょうか?
「無闇矢鱈」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「無闇矢鱈」の意味
- 「無闇矢鱈」の表現の使い方
- 「無闇矢鱈」を使った例文と意味を解釈
- 「無闇矢鱈」の類語や類義語
「無闇矢鱈」の意味
「無闇矢鱈」という表現は、「物事の結果・成否をよく考えずに、一途に(盲目的に)行動すること」を意味しています。
「無闇矢鱈」という言葉には、「物事の程度・状態が常軌を超えているさま、はなはだしくてひどいさま」という意味合いもあります。
「無闇矢鱈」というのは、「むやみとやたらを組み合わせた言葉・むやみの意味を強調した表現」なのです。
- 「無闇矢鱈」の読み方
「無闇矢鱈」の読み方
「無闇矢鱈」の読み方は、「むやみやたら」になります。
「無闇矢鱈」の表現の使い方
「無闇矢鱈」の表現の使い方を紹介します。
「無闇矢鱈」の表現の使い方は、「物事の結果・是非を合理的に考えずに、一途に(適当に)行動する場合」に使うという使い方になります。
例えば、「無闇矢鱈に落し物を探し歩いても、見つかることはないでしょう」といった文章で、「無闇矢鱈」の表現を使うことができます。
また「無闇矢鱈」の表現は、「無闇矢鱈に前置きの言葉が長い」のように、「物事の程度が度を越えていてはなはだしい時」にも使用することができます。
「無闇矢鱈」を使った例文と意味を解釈
「無闇矢鱈」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「無闇矢鱈」を使った例文1
- 「無闇矢鱈」を使った例文2
「無闇矢鱈」を使った例文1
「無闇矢鱈に暴飲暴食をしていると、最後は自分が健康を壊して泣く羽目になるでしょう」
この「無闇矢鱈」を使った例文は、「無闇矢鱈」という表現を、「先のこと(結果)をよく考えずに、暴飲暴食ばかりをしていると」という意味合いで使用しています。
「無闇矢鱈」を使った例文2
「臨時収入が入ってきて気持ちが大きくなった影響もあるのか、彼女は無闇矢鱈にお金を使っていました」
この「無闇矢鱈」を使った例文は、「彼女は度を超えて派手に(極端に)お金を使っていました」という意味を持つ文脈で、「無闇矢鱈」という表現を使っています。
「無闇矢鱈」の類語や類義語
「無闇矢鱈」の類語や類義語を紹介します。
- 「みだり」【みだり】
- 「盲滅法」【めくらめっぽう】
「みだり」【みだり】
「みだり」という表現は、「軽率にいい加減な気持ちで行動すること」や「度を越して、むやみやたらによく考えず物事をすること」を意味しています。
その意味合いから、「みだり」という言葉を、「物事の結果や是非を真剣に考えずに一途に行動すること」を示す「無闇矢鱈」の類義語として上げることができるのです。
「盲滅法」【めくらめっぽう】
「盲滅法」という表現は、「狙いを正確に定めずに、いい加減に(手当たり次第に)行動すること」や「思いつくまま、むやみやたらに振る舞うこと」を意味しています。
この意味から、「物事の成り行き・結果を合理的に考えずに、盲目的に行動すること」を意味する「無闇矢鱈」の類義語として、「盲滅法」の表現を指摘できます。
この記事で紹介した「無闇矢鱈」の表現には、「物事の成り行き・是非をよく考えずに、一途(適当)にすること」や「物事の程度・状態が極端にはなはだしいさま」などの意味があります。
「無闇矢鱈」の類語・類義語として、「みだり」「盲滅法」などがあります。
「無闇矢鱈」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。