「スポーツマンシップ」の意味とは!類語や例文!使うときの注意点!和製英語?
2019年はラグビーで日本が大いに盛り上がった年になりました。
誰もが強い敵に真っ正面からぶつかっていく日本のプレイに誰もが感動を覚えたことでしょう。
そんな光景を見ていると、「スポーツマンシップ」という言葉を思い浮かべます。
今回はこの言葉にフォーカスしていくことにしましょう。
目次
- 「スポーツマンシップ」とは?意味
- 「スポーツマンシップ」の表現の使い方と注意点!和製英語?
- 「スポーツマンシップ」を使った例文と意味を解釈
- 「スポーツマンシップ」の類語や類義語
「スポーツマンシップ」とは?意味
「スポーツマンシップ」とは、「スポーツを通して相手の選手やチームに対する思いやり」や「1人の選手、人間として正しい行動を取ること」という意味になります。
「スポーツマンシップ」の表現の使い方と注意点!和製英語?
「スポーツマンシップ」は、日本語の中でもカタカナ語なので、和製英語のように思われがちですが、英語でも“sportsmanship”という言葉で「公正なこと」という意味を持っていますので、「スポーツマンシップ」と同じような解釈ができます。
また、使い方もフェアな試合をする時に使われます。
「スポーツマンシップ」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「スポーツマンシップ」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみてください。
- 「スポーツマンシップ」を使った例文1
- 「スポーツマンシップ」を使った例文2
「スポーツマンシップ」を使った例文1
「あのスライディングは、スポーツマンシップに反する行いだ。点を取ったものの、ファンもブーイングでした」
野球でも危ないスライディングをする光景がたまにあります。
たとえ点数を取ったとしても、危険行為に見るファンもブーイングしてしまいます。
「スポーツマンシップ」を使った例文2
「誰もが彼のスポーツマンシップの姿に感動を覚えたのです。彼はこれからも私達の英雄としていつまでも記憶に残ることでしょう」
「スポーツマンシップ」の姿勢を貫く選手は、誰が見ても感動するものです。
そして、その感動はいつまでも人の記憶に残り、語り継がれていくのです。
「スポーツマンシップ」の類語や類義語
「スポーツマンシップ」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「フェアプレイ」【ふぇあぷれい】
- 「正々堂々」【せいせいどうどう】
「フェアプレイ」【ふぇあぷれい】
「フェアプレイ」が「スポーツマンシップ」の類義語として使うことができます。
「たとえどんな状況にあろうと常に公正な勝負すること」という意味になります。
「正々堂々」【せいせいどうどう】
「正々堂々」もある意味、「スポーツマンシップ」に近い解釈ができるかもしれません。
「態度や手段が正しく立派な姿勢」という意味を持っています。
この「正々」は「軍旗がきちんと整うこと」を指しており、「堂々」は「戦の陣構えの勢いが盛んである」という意味があります。
このことから「やることがしっかりと立派なさま」というのが、「正々堂々」とも言えます。
「スポーツマンシップ」は、多くの人の心に感動を与える精神と言えます。
それだけにスポーツをやっている人は、どんな環境に置かれたとしても、公正な立場で戦って欲しいものです。