「しがむ」とは?意味!類語と表現の使い方!
日常会話で「しがむ」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、概要について紹介します。
目次
- 「しがむ」とは?
- 「しがむ」の表現の使い方
- 「しがむ」の類語と解釈
「しがむ」とは?
「しがむ」とは、「筋が多かったり、硬い食べ物を、よく噛んで味わうこと」という意味です。
繊維質の食べ物は、飲み込み易くする為にしっかりと噛み砕くことを表します。
硬いものは、噛めば噛む程味が出てくることが多いので、口の中で何度も噛んでしっかりと味わうことを表します。
食べられないものに関しては、怒りや悲しみの感情を抑える為にじっと噛だり、子どもの習性として口にくわえて噛んでしまうことを言います。
漢字では「噛む」と書きますが、「かむ」との区別がつきにくいために通常は平仮名表記されています。
「しがむ」は京言葉で、関西地方で使われていますが、同じ関西の人でも「聞いたことがない」という人もいるのです。
「しがむ」の表現の使い方
「しがむ」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「しがむ」を使った例文
文法的な使い方
「しがむ」は動詞ですので、対象となる食べ物の名詞を伴って使われます。
副詞としして「しがんで~する」としても使われます。
「しがむ」を使った例文
「しがむ」は、食べ物だけではなく口に入れて何かをする動作にも使われます。
食べ物の例としては「ガムをしがむ」「スルメをしっかりしがむ」があります。
食べ物以外では「授業中に鉛筆をしがんでいる」「ハンカチをしがんで泣く」などがあります。
「しがむ」の類語と解釈
「しがむ」を使った類と、その意味の解釈です。
- 「噛み締める」【かみしめる】
- 「咀嚼する」【そしゃくする】
「噛み締める」【かみしめる】
「力を入れて噛む」「噛んでよく味わう」という意味です。
「咀嚼する」【そしゃくする】
「食べものを消化が良くなる様に細かくなるまで噛み砕くこと」という意味です。
「しがむ」は「筋が多かったり、硬い食べ物を、よく噛んで味わうこと」という意味です。
大阪や京都出身の人に使ってみましょう。