「コンシューマー」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日本語には、様々なカタカナ語が溢れています。
最近はグローバル化の流れで、より多くのカタカナ語が生まれてきました。
それにより普段のコミュニケーションの幅も広がっています。
そのような中で「コンシューマー」という言葉もよく耳にするようになりました。
そこで今回は、この「コンシューマー」について、見ていくことにします。
目次
- 「コンシューマー」とは?意味
- 「コンシューマー」の表現の使い方
- 「コンシューマー」を使った例文と意味を解釈
- 「コンシューマー」の類語や類義語
「コンシューマー」とは?意味
「コンシューマー」とは、「最終消費者」という意味を持つ言葉ですが、「製品や様々なサービスを利用する最終の使用者・利用者」という意味になります。
「コンシューマー」の表現の使い方
「コンシューマー」は「最終消費者」という意味からして、主にビジネスの世界でよく出てきます。
最近のビジネスでは、B2Bという言葉があるように、法人相手と取引されるビジネス形態が注目されていますが、「コンシューマー」は、法人顧客ではなく、個人利用者を指して使われています。
「コンシューマー」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「コンシューマー」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにします。
- 「コンシューマー」を使った例文1
- 「コンシューマー」を使った例文2
「コンシューマー」を使った例文1
「わが社では、コンシューマー商品より、業務用商品の販売高の方がウエートが高くなっています」
昔から個人相手に電化製品を供給してきた家電メーカーも、最近は法人営業に力を入れて来るようになりました。
そのために、販売ウエートがコンシューマー商品よりも、業務用、あるいはシステム製品の取り扱い高が多くなっています。
「コンシューマー」を使った例文2
「当社は新製品を発売する前に、必ずコンシューマーのヒアリングを実施して、製品開発に取り入れるようにしています」
今では、この例文のように「コンシューマー」の意見や要望を取り入れて、新製品を開発することが当然のこととなっています。
しかし、そのためには、製品開発のコンセプト段階から「コンシューマー」の意見を反映させることが重要です。
「コンシューマー」の類語や類義語
「コンシューマー」を他の言葉で言い換えるとするなら、他にどのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「ユーザー」【ゆーざー】
- 「消費者」【しょうひしゃ】
「ユーザー」【ゆーざー】
「ユーザー」が「コンシューマー」に近い意味を持つ言葉になるでしょう。
ただ、「コンシューマー」は「消費する」の英語“consume”を語源としていますが、「ユーザー」は「使う」の意味を持つ“use”が語源としていますので、「使用者」ないしは「利用者」という意味になります。
「消費者」【しょうひしゃ】
「消費者」も「コンシューマー」と同じように意味の言葉で、やはりビジネスシーンで使われることが多い言葉です。
「コンシューマー」は、日常会話というよりは、ビジネスシーンで使われる機会が多い言葉ですが、仕事をしている人は、この他にも多くの言葉を使う機会が多いので、もっとボキャブラリーを増やしていくといいでしょう。