「サイレントマジョリティー」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ヒット曲でお馴染みの「サイレントマジョリティー」ですが、実はどの様な意味なのでしょうか。
類語や対義語なども併せて紹介します。
目次
- 「サイレントマジョリティー」とは?意味
- 「サイレントマジョリティー」の表現の使い方
- 「サイレントマジョリティー」の対義語
- 「サイレントマジョリティー」の類語や類義語
- 「サイレントマジョリティー」が題名の欅坂46の曲
「サイレントマジョリティー」とは?意味
「サイレントマジョリティー」とは、直訳をすると「静かなる多数派」で、政治的なことであまり意見を述べる機会のない有権者建を意味します。
ここから転じて「意見を述べることはなくても、それぞれ強い主張を持っている大勢の人達」という意味で使われています。
- 「サイレントマジョリティー」の由来
- 「マジョリティー」とは
「サイレントマジョリティー」の由来
「サイレントマジョリティー」の由来は、1969年にアメリカのニクソン大統領の演説からきています。
「反戦運動や、人前での発言をしない、大多数のアメリカ国民は、ベトナムから掃除撤退を求めている訳ではない」という意味で使われたことで注目されました。
「マジョリティー」とは
「マジョリティー」とは英語で“majority”と表記され、「多数者」「多数派」という意味があります。
人が大勢集まった時に属性が同じ人達の集合体のことを言います。
「サイレントマジョリティー」の表現の使い方
「サイレントマジョリティー」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 同じ思想を持っている人達に使う
文法的な使い方
「サイレントマジョリティー」は名詞ですので、文末に使う時には形容動詞として「サイレントマジョリティーだ・である」になります。
日常会話で使われることはない為に、使い方は限られています。
同じ思想を持っている人達に使う
「サイレントマジョリティー」は、同じ考え方をしている人達が多い時に使います。
口に出さないけれども皆が同じことを思っている時の表現です。
「サイレントマジョリティー」の対義語
「サイレントマジョリティー」の対義語について紹介します。
- 「ノイジーマイノリティ」【のいじーまいのりてぃ】
- 「ラウドマイノリティ」【らうどまいのりてぃ】
「ノイジーマイノリティ」【のいじーまいのりてぃ】
「声高な少数派」という意味で、批判的なことを言う少数の人達を表します。
「ラウドマイノリティ」【らうどまいのりてぃ】
「ノイジーマイノリティ」と同じく「うるさい少数派」という意味です。
「サイレントマジョリティー」の類語や類義語
「サイレントマジョリティー」の類語や類義語を紹介します。
- 「多数派」【たすうは】
- 「大半」【たいはん】
「多数派」【たすうは】
「属する人が多い方の集合体」という意味です。
「大半」【たいはん】
「過半数、もしくは大部分」という意味です。
「サイレントマジョリティー」が題名の欅坂46の曲
「サイレントマジョリティー」という言葉が知られる様になったのは、欅坂46のデビュー曲のタイトルになったからです。
意味は「沈黙する大衆」「静かな多数派」で、アイドルソングとしては珍しくクールな表情に軍隊の様な衣装と、力強いパフォーマンスで大ヒットしました。
「サイレントマジョリティー」は「意見を述べることはなくても、それぞれ強い主張を持っている大勢の人達」という意味です。
雑学として、誰かから訊かれた時に意味を説明できる様にしておきましょう。