「未読スルー」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ネット用語で「未読スルー」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、関連語や例文なども併せて紹介します。
主に「LINE」というコミュニケーションアプリで使われる言葉です。
LINEには、メッセージを受信した相手が開封して読んだか確認する「既読通知機能」が付いていて、受信して開封すると「既読」という言葉が出る様になっています。
メッセージを受け取ったまま開封せずにそのままにしておくといつまでも「既読」が付かず、送信者にとってストレスを与えるものとなっています。

目次
- 「未読スルー」の意味
- 「未読スルー」の表現の使い方
- 「未読スルー」を使った例文と意味を解釈
- 「未読スルー」の類語や類義語
「未読スルー」の意味

「未読スルー」の意味は「受け取ったメッセージを開封せずそのままにしておくこと」です。
単に受信者が忙しくて読んでいる暇がないこともあれば、故意に送信者を無視していることもあります。
- 「未読スルー」の読み方
- 「未読スルー」の語源
「未読スルー」の読み方
「未読スルー」の読み方は、「みどくするー」になります。
スラングなのでこのまま覚えてしまいましょう。
「未読スルー」の語源
「未読スルー」の語源は、「いまだに読んでいない」という意味の「未読」と、英語の“through”が組み合わさった言葉です。
“through”は「~を通り抜けて」「~を通じて」という意味ですが、1990年代に「聞き流す」のスラングとして「スルーする」という言葉が発生したのをきっかけに「スルー」という和製英語になりました。
現在では「気にしない」「無視する」という意味に変化して使われる様になっています。
「未読スルー」の表現の使い方

「未読スルー」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「既読スルー」との違い
文法的な使い方
「未読スルー」は名詞ですので、文末に使う時には形容動詞として「未読スルーだ・である」になります。
受け身の動詞を付けて「未読スルーされる・されている」として使うこともあります。
「既読スルー」との違い
「未読スルー」の関連語に「既読スルー」があります。
「既読スルー」は「開封メッセージがあっても返信がこないこと」という意味です。
「既読スルー」はまだ相手に用件が伝わっている、相手に連絡が取れている状態ですが、「未読スルー」は音信不通というニュアンスとして使われます。
「未読スルー」を使った例文と意味を解釈

「未読スルー」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「未読スルー」を使った例文1
- 「未読スルー」を使った例文2
「未読スルー」を使った例文1
「彼氏のLINEが3日間未読スルーだ」
彼氏にLINEを送ったのに3日間開封されずに不安になっていることを表しています。
「未読スルー」を使った例文2
「忙しいからと未読スルーするのはマナー違反だと思う」
どんなに忙しくても送ったメッセージは読んで欲しいと思っていることを表しています。
「未読スルー」の類語や類義語

「未読スルー」の類語や類義語を紹介します。
- 「未読無視」【みどくむし】
- 「バックレ」【ばっくれ】
「未読無視」【みどくむし】
「スルー」を日本語にした言葉で、「未読スルー」の言い換えとして使われています。
「バックレ」【ばっくれ】
ヤクザ言葉で「とぼける」「しらを切る」「知らん振りする」という意味ですが、若者言葉として「サボる」という意味でも使われています。
「未読スルー」は「受け取ったメッセージを開封せずそのままにしておくこと」という意味です。
LINEを送っても「既読」が付かない時に使いましょう。