「ディスる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「ディスる」は、元の英語の意味に引っ掛けて使われるようになった言葉です。
目次
- 「ディスる」の意味とは?
- 「ディスる」の表現の使い方
- 「ディスる」を使った例文と意味を解釈
- 「ディスる」の類語や類義語
「ディスる」の意味とは?
「ディスる」は、けなす、もしくは否定するといった意味で使われています。
「そこまでディスることはないだろう」などという用い方になり、主に若者の間で使われている言葉です。
そのような意味から、「悪く言う」という解釈になることが多いですが、そこまで悪いという意味ではないので気軽に使われている表現です。
「ディスる」の表現の使い方
「ディスる」の表現の使い方を紹介します。
この言葉の語源は、英語の“dis”という表記です。
英語でこの“dis”と頭に付けると反対の意味になる単語は多く、“discount”(ディスカウント)は“count”の「勘定する」という意味とは逆の「割引する」となり、“disable”(ディセーブル)も同じく“nable”の「実行する」とは反対の「無効にする」を表す言葉です(この言葉はコンピューターの世界でよく使われます)。
要は否定形にする為の接頭語で、ここから「ディスる」という言葉が誕生しました。
そのまま「否定する」ことの表現として、先のような形で使われています。
「ディスる」を使った例文と意味を解釈
「ディスる」を使った例文と、その意味の解釈です。
「否定する」という意味だと覚えておけば、解釈を間違えることはありません。
- 「ディスる」を使った例文1
- 「ディスる」を使った例文2
「ディスる」を使った例文1
「そんなにディスられるとは思ってもいなかった」
この「ディスられる」と使うことも多い言葉で、「否定される」という意味になります。
その対象は特に選ばず、どんなことに対しても否定されたと思えば、このように使って構いません。
「ディスる」を使った例文2
「あれだけディスり倒してやったのに、全く堪えていないようだ」
否定するだけしてやったというのに、全然堪えていないと言っている使い方です。
このような意味で色々な使い方のできる言葉ですが、決していい意味はないのであまり多用は禁物です。
「ディスる」の類語や類義語
「ディスる」の類語や類義語を紹介します。
この言葉が広まる前はよく使われていました。
- 「毒づく」【どくづく】
- 「罵る」【ののしる】
「毒づく」【どくづく】
「そこまで毒づくことはないだろう」のように、否定することと使う言葉です。
「ディスる」は比較的最近使われるようになった言葉ですが、こちらは昔から普通に用いられています。
「罵る」【ののしる】
悪く言い立てるという意味で使われます。
「否定」よりも直接的に悪く言うことになり、「ディスる」よりもきつく否定したい時に用いられます。
「そんなに罵るなよ」と言えば、そこまできつく否定することはないだろうといった解釈になります。
「ディスる」は、軽く使われることも多い言葉です。
その為、それほど深く考えずに使う場合も多く、若者がちょっとしたことにでも用いるような表現だと考えていいでしょう。