「固唾を呑む」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「固唾を呑む」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「固唾を呑む」という言葉を使った例文や、「固唾を呑む」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「固唾を呑む」とは?意味
- 「固唾を呑む」の表現の使い方
- 「固唾を呑む」を使った例文や短文など
- 「固唾を呑む」の類語や類義語・言い換え
「固唾を呑む」とは?意味
「固唾を呑む」には、「ことの成り行きを案じて、緊張しながら動向を見ている」という意味があります。
ちなみに「固唾」には、緊張して息を凝らしている時に、口の中にたまった唾という意味があります。
- 「固唾を呑む」の読み方
「固唾を呑む」の読み方
「固唾を呑む」の読み方は、「かたずをのむ」になります。
「固唾を呑む」の表現の使い方
「固唾を呑む」の表現の使い方を紹介します。
「固唾を呑む」には、「ことの成り行きを案じて、緊張しながら動向を見ている」という意味があります。
そのため、このような様子の人に対して、「固唾を呑む」という言葉を使ってみましょう。
例えば、受験の合格発表の日、結果が気掛かりで緊張しているはずです。
この受験生の様子は「合格発表の知らせを、固唾を呑んで待つ」などと「固唾を呑む」を使って表現できます。
このように、成り行きが気掛かりで、緊張している人を見た時、「固唾を呑む」という言葉を使ってみましょう。
「固唾を呑む」を使った例文や短文など
「固唾を呑む」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「固唾を呑む」を使った例文1
- 「固唾を呑む」を使った例文2
「固唾を呑む」を使った例文1
「ワールドカップ出場が決まる一線を、『固唾を呑み』見守る」
この例文は、サッカーのワールドカップに出場できるかどうかが決まる試合を、成り行きが気掛かりで緊張した様子で見守る人についての文章になります。
このように、成り行きが気掛かりで緊張した様子を、「固唾を呑む」と言います。
様々なスポーツの大切な試合は、ファンが「固唾を呑み」見守っているでしょう。
「固唾を呑む」を使った例文2
「主人公がピンチに陥り、観客が『固唾を呑む』」
この例文は、映画や舞台などを見ている時、主人公がピンチになったため、この先どうなるかが気掛かりで、観客が緊張しているという意味があります。
良くできた映画は、観客の気持ちを大きく動かし、「固唾を呑ませる」ことすらできます。
「固唾を呑む」の類語や類義語・言い換え
「固唾を呑む」の類語や類似を紹介します。
- 「目が離せない」【めがはなせない】
- 「ハラハラする」【はらはらする】
「目が離せない」【めがはなせない】
「目が離せない」には、「常時監視し、注意する必要がある」という意味があります。
「ドラマチックな展開に、目が離せない」「危なっかしくて、目が離せない」などという使い方をします。
「ハラハラする」【はらはらする】
「ハラハラする」には、「ことの成り行きを心配して、落ち着かない様子」という意味があります。
また「不安なことや心配ごとを考えて、辛くなる」という意味があります。
「固唾を呑む」という言葉について見てきました。
事の成り行きが気掛かりで、緊張している様子を見た時、「固唾を呑む」という言葉を使ってみましょう。