「目が離せない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「目が離せない」という言葉が使われることあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「目が離せない」の意味
- 「目が離せない」の表現の使い方
- 「目が離せない」を使った例文と意味を解釈
- 「目が離せない」の類語や類義語
「目が離せない」の意味
「目が離せない」の意味は以下の2つです。
1つ目は「面白くて心が引かれ、ずっと見ていたいと思うこと」という意味で、自分の興味や関心があることや、刺激的で珍しいと思うものに対して視線が集中することを言います。
2つ目は「心配で常に見ていないと不安なこと」という意味で、高齢者や子供、調理中の鍋など、万が一のことがあると危険な為にずっと側で監視しなくてはならないと思うことを言います。
- 「目が離せない」の読み方
- 「目が離せない」を分解して解釈
「目が離せない」の読み方
「目が離せない」の読み方は、「めがはなせない」になります。
特に難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「目が離せない」を分解して解釈
「目が離せない」は「目+が(助詞)+離せない」で成り立っています。
「目」とは「視覚で物を捉える器官」という意味の他に「物を見る時の目つき」「眼差し」「視線」「注意して見ること」という意味があります。
「離せない」は動詞「離す」の可能の否定形で、「くっ付いてしまい分けられない」「視線を別のところに移せない」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「注意して見ていて視線を別のところに移せない」という意味で使われています。
「目が離せない」の表現の使い方
「目が離せない」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 慣用句的な意味として使う
文法的な使い方
「目が離せない」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
可能の意味の否定形で、肯定形として使う時には「目を離す」になります。
慣用句的な意味として使う
「目が離せない」は、文字通り「視線をそらせない」という意味です。
但し、慣用句的な表現として、実際に目の前にいなくても「どうしているか気になる」「興味や関心があり情報を知りたい」という時に使われます。
「目が離せない」を使った例文と意味を解釈
「目が離せない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「目が離せない」を使った例文1
- 「目が離せない」を使った例文2
「目が離せない」を使った例文1
「次から次へと新しい商品を発表する企業から目が離せない」
現在勢いがあり、次々に新作を発表する企業に関心が集まっていることを表しています。
「目が離せない」を使った例文2
「子供が小さくてどこに行っても目が離せない」
小さい子供がいて、動き回るのでどこに行っても監視が必要だと言っています。
「目が離せない」の類語や類義語
「目が離せない」の類語や類義語を紹介します。
- 「動向を見守る」【どうこうをみまもる】
- 「注目の的」【ちゅうもくのまと】
「動向を見守る」【どうこうをみまもる】
「どの様な行動をするのか常に注意している様子」という意味です。
「注目の的」【ちゅうもくのまと】
「多くの人が関心を持って気にしていること」という意味です。
「目が離せない」は「面白くて心が引かれ、ずっと見ていたいと思うこと」「心配で常に見ていないと不安なこと」という意味があります。
とにかくずっと注意・監視していたい時に使いましょう。