「横車を押す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「横車を押す」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「横車を押す」という言葉を使った例文や、「横車を押す」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「横車を押す」とは?意味
- 「横車を押す」の表現の使い方
- 「横車を押す」を使った例文や短文など
- 「横車を押す」の類語や類義語・言い換え
「横車を押す」とは?意味
「横車を押す」には、「無理難題を相手に吹っかける」という意味があります。
車は前や後ろに進むように作られているのに、横に押そうとする道理に合わなさから、「横車を押す」という言葉が生まれています。
- 「横車を押す」の読み方
「横車を押す」の読み方
「横車を押す」の読み方は、「よこぐるまをおす」になります。
「横車を押す」の表現の使い方
「横車を押す」の表現の使い方を紹介します。
「横車を押す」には、「無理難題を相手に吹っかける」という意味があります。
誰かが道理に合わないことを、無理やり進めようとしている様子を見た時、「横車を押す」という言葉を使ってみましょう。
例えば、四畳半一間の部屋に住んでいるのに、置くだけで部屋が埋まってしまうようなベッドを購入しようとする様子を見た時、「狭い部屋に巨大なベッドを置くような、横車を押されては困る」などと、「横車を押す」という言葉を使った文章を作れます。
「横車を押す」を使った例文や短文など
「横車を押す」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「横車を押す」を使った例文1
- 「横車を押す」を使った例文2
「横車を押す」を使った例文1
「仲の良い二人を別れさせようと、『横車を押す』人」
この例文は、何かしらの理由があり、仲の良い二人の仲を引き裂こうという、道理に合わない行動を取っている人についての文章になります。
このように、道理に合わないことを押し通そうとすることを「横車を押す」と言います。
例え親であっても、どちらかの親友であっても、幸せそうな二人を別れさせようとする行為は、「横車を押す」と言われても仕方がないでしょう。
「横車を押す」を使った例文2
「何かにつけて、『横車を押すそうとする』人は嫌われる」
この例文は、いつでも道理に合わないことを押し通そうとする人は嫌われるという意味があります。
自分が正しくて、他の人は間違っていると決めつけるタイプの人は、このように「横車を押す」傾向があります。
もちろん道理に合わないことをされたら嫌な思いをするため、嫌われてしまうでしょう。
「横車を押す」の類語や類義語・言い換え
「横車を押す」の類語や類似を紹介します。
- 「難癖」【なんくせ】
- 「無理難題」【むりなんだい】
「難癖」【なんくせ】
「難癖」には「わざわざ見つけた非難すべき欠点」という意味があります。
「商品に難癖をつける」「人の彼氏に難癖をつける」などという使い方をします。
「無理難題」【むりなんだい】
「むりなんだい」には「到底無理で手に負えないようなな問題」という意味や、「いわれのない要求」という意味があります。
「横車を押す」という言葉について見てきました。
誰かが道理に合わないことを押し通そうとする様子を見た時、「横車を押す」と言う言葉を使ってみましょう。