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「莫大」とは?意味や使い方!例文や解釈

「莫大」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「莫大」という言葉の理解を深めていきましょう。

莫大

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目次

  • 「莫大」とは?
  • 「莫大」の表現の使い方
  • 「莫大」を使った言葉と意味を解釈
  • 「莫大」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「莫大」の反対語
  • 「莫大」の類語や類義語・言い換え
  • 「莫大」の英語と解釈


「莫大」とは?

「莫大」とは?

「莫大」とは、程度や数量が非常に大きい、極めて多いという意味で使います。

また副詞的に使う時は非常に、はなはだという意味になります。

  • 「莫大」の読み方

「莫大」の読み方

「莫大」とは「ばくだい」と読みます。



「莫大」の表現の使い方

「莫大」の表現の使い方

「莫大」とは程度や数量が非常に大きい時に使う言葉です。

例えば「莫大な財産を相続する」「莫大なお金を持っている」「莫大な借金を抱える」「莫大な損失を出す」などといい意味にも悪い意味にも、「極めて多い」ということで、使うことができます。

「莫大」を使った言葉と意味を解釈

「莫大」を使った言葉と意味を解釈

「莫大」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「莫大な財産」
  • 「莫大な借金を抱える」
  • 「被害は莫大」

「莫大な財産」

「莫大な財産」とはよく使われる言い回しですが、これは非常に沢山の財産、高額な財産という意味になります。

「彼には莫大な財産があるが生きているうちに使いきれないのではないか」「莫大な財産があっても幸せかどうかはわからない」「莫大な財産をせっせと隠す」などと使います。

「莫大な借金を抱える」

「莫大な借金を抱える」とは、非常に多額の借金を作った、持っているという意味になります。

通常では返せるとは思えないほどの額に対して使う言葉となります。

「一生かかっても返せないほどの莫大な借金を抱える羽目になった」「莫大な借金を抱える人と結婚するのは色々な意味で怖いし覚悟がいると思う」「そんな莫大な借金を抱えるなんて、いい加減に目を覚ませ」という風に使います。

「被害は莫大」

「被害は莫大」とは受けた損害、危害がとても大きい、極めて多いという意味になります。

「彼女のせいで、うちの被害は莫大なものとなった」「アルバイトが勝手なことをして、店の被害は莫大な金額となり閉店してしまった」「災害の被害は莫大である」という風に使います。



「莫大」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「莫大」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「莫大」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「莫大」を使った例文1
  • 「莫大」を使った例文2

「莫大」を使った例文1

「彼女が莫大な努力をして今の立場になったことを、知らない連中は好き勝手なことを言っている」

「莫大」とは非常に、極めて多いという意味になります。

例文のように「莫大な努力」とは、非常に頑張った、努力の量がとても多いということを言い表しています。

「莫大」を使った例文2

「あの子は親が莫大なお金を持っていると勝手に勘違いしているのではないか」

「莫大なお金」とは非常に大金という意味になります。

普通の大金ではなく、とても高額という意味合いになります。

「莫大」の反対語

「莫大」の反対語

「莫大」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

  • 「僅少」【きんしょう】
  • 「僅か」【わずか】

「僅少」【きんしょう】

「僅少」とはわずかである、ほんの少しという意味になります。

「在庫僅少、ご注文はお早めに」「僅少の差で勝つことができた」「あの夫婦は僅少とはいえ、あちこちから借金をして返さないということを繰り返しているね」などと使います。

「僅か」【わずか】

「僅か」とは数量、程度、度合い、価値といったものがきわめて少ないことを言います。

「僅か」は副詞的に単独でも使います。

「僅かな費用で大きな効果」「僅かな日数で練習をした」「あなたに対しての愛情は、今となってはほんの僅か」などと使います。

「莫大」の類語や類義語・言い換え

「莫大」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「莫大」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「甚大」【じんだい】
  • 「途轍もない」【とてつもない】
  • 「膨大」【ぼうだい】
  • 「夥しい」【おびただしい】
  • 「凄まじい」【すさまじい】

「甚大」【じんだい】

「甚大」とは物事の程度がとても大きいことを言います。

「被害は甚大でとても深刻な状況」「甚大な迷惑」などと使います。

「途轍もない」【とてつもない】

「途轍もない」とは道理に合わない、途方もないという意味になります。

「途轍」とは筋道、道理という意味になります。

「いきなり、途轍もないことを言ってくるな」「途轍もない大きさだ」という風に使います。

「膨大」【ぼうだい】

「膨大」とは膨れ上がって大きくなることを言います。

「膨大な部員をまとめるにはマネージャーが必要だ」「借金がいつの間にか膨大な額になっていた」などと使います。

「夥しい」【おびただしい】

「夥しい」とは物の数、量がはかり知れないほど沢山あることを言います。

また度合い、程度がはなはだしいという意味でもあります。

「夥しい数の在庫を整理しなければならない」という風に使います。

「凄まじい」【すさまじい】

「凄まじい」とは恐怖を感じるほどにすごい、勢い、程度が異常なほど激しい、あきれるほどひどい、非常識極まりないという意味があります。

「君、凄まじいい食欲だね」「彼は今、凄まじい人気がある」「凄まじい量だ、一日で片付くのだろうか」などと使います。

「莫大」の英語と解釈

「莫大」の英語と解釈

「莫大」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“huge”“vast”“enormous”という単語を使います。

例文は“a huge sum of money”(莫大な金額)、“make a huge foutune”(莫大な財産を作る)となります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「莫大」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。