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「散乱」とは?意味や使い方!例文や解釈

「散乱」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「散乱」という言葉の理解を深めていきましょう。

散乱

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目次

  • 「散乱」とは?
  • 「散乱」の表現の使い方
  • 「散乱」を使った言葉と意味を解釈
  • 「散乱」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「散乱」の反対語
  • 「散乱」の類語や類義語・言い換え
  • 「散乱」の英語と解釈


「散乱」とは?

「散乱」とは?

「散乱」とはばらばらに散ること、散らばることという意味があります。

  • 「散乱」の読み方

「散乱」の読み方

「散乱」とは「さんらん」と読みます。



「散乱」の表現の使い方

「散乱」の表現の使い方

「散乱」とは名詞で、する、しているといった動詞と合わせて使います。

例えば「ガラスの破片が散乱している」「ゴミが散乱して汚い」「部屋中に散乱する書類を片付けた」などと使います。

「散乱」を使った言葉と意味を解釈

「散乱」を使った言葉と意味を解釈

「散乱」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「紫外線散乱剤」
  • 「物が散乱している部屋」
  • 「光散乱」

「紫外線散乱剤」

「紫外線散乱剤」とは日焼け止めクリームの中に入っているものです。

「紫外線散乱剤」とは紫外線を反射、散乱させることによって皮膚のダメージを防ぐとされています。

日焼け止めクリームを塗りますと白くなる、白浮きすることがあるかと思いますが、これは「紫外線散乱剤」によるものです。

「物が散乱している部屋」

「物が散乱している部屋」とは部屋の中に物が散らばっているということですから、ようするに片付いていない部屋、物が多い部屋、汚部屋ということになります。

片付いてない部屋、汚い部屋などと直接的な表現をするのを避ける為、遠回しで「物が散乱している部屋」と言う場合もあります。

「あのような物が散乱している部屋には行きたくない」「物が散乱している部屋なので、誰もお客に呼べない」などと使います。

「光散乱」

「光散乱」とは「ひかりさんらん」と読みます。

これは波動、粒子線が凹凸のある面や、微粒子に当たることで色々な方向へ散らばり広がっていく現象のことを言います。

衝突の前後で運動エネルギーの変化がない「弾性散乱」と変化がある「非弾性散乱」があります。



「散乱」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「散乱」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「散乱」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「散乱」を使った例文1
  • 「散乱」を使った例文2

「散乱」を使った例文1

「海岸に、散乱したゴミを片付けるボランティアに参加してみた」

「散乱したゴミ」とは、そのあたりにばらばらとゴミが散らかっていることを言います。

汚い、散らかっているということが伝わります。

「散乱」を使った例文2

「ガラスの欠片が散乱しているので、裸足で上がらないでください」

「散乱」とはばらばらに散ること、散らばっていることという意味ですから、例文はガラスの欠片がばらばらに散っているということで非常に危ない、危険ということがわかります。

「散乱」の反対語

「散乱」の反対語

「散乱」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

  • 「整頓」【せいとん】
  • 「整理」【せいり】

「整頓」【せいとん】

「整頓」とは物事を整った状態にすることを言います。

「彼女はいつも道具類を整頓してくれる」「今のうちに、自分の荷物を整頓しておく」などと使います。

「整理」【せいり】

「整理」とは乱れているものを整える、必要ではないものを取り除くという意味があります。

「箪笥の引き出しを整理する」「皆の意見をここで整理してみよう」「人員整理で私だけ解雇させられた」「枝を整理してから綺麗に生ける」などと使います。

「散乱」の類語や類義語・言い換え

「散乱」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「散乱」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「乱雑」【らんざつ】
  • 「雑然」【ざつぜん】
  • 「撒布」【さんぷ】
  • 「四散」【しさん】
  • 「拡散」【かくさん】
  • 「ごちゃ混ぜ」【ごちゃまぜ】

「乱雑」【らんざつ】

「乱雑」とは入り乱れていること、乱れていて秩序がなくなっていることを言います。

「あなたの机の上はいつも乱雑だね」「乱雑に書いたノートなので人に見せるのは恥ずかしい」「店内は薄暗く、商品は乱雑に並べてあるが、とにかく値段が安い」などと使います。

「雑然」【ざつぜん】

「雑然」とは雑多に入り混じる様子である、片付いていない様子を言います。

「何だか雑然とした店内で、手をかけていないのがわかるなあ」「まだ引っ越してきたばかりと言うように、その部屋は雑然としていた」という風に使います。

「撒布」【さんぷ】

「撒布」とはふりかけること、まき散らすことという意味があります。

「庭の家庭菜園に薬を撒布する」「お店に行って、撒布剤を買ってきた」などと使います。

「四散」【しさん】

「四散」とは四方に散らばること、散り散りになることという意味があります。

「あっという間に敵は四散していった」「群衆が四散する」という風に使います。

「拡散」【かくさん】

「拡散」とは広がり、散るという意味があります。

「放射性物質が大気中に拡散するとは大ごとである」「くしゃみをしたら、部屋中に粉薬が拡散してしまった」「心無い噂話が世間に拡散された」「一度拡散すると厄介なことになる」などと使います。

「ごちゃ混ぜ」【ごちゃまぜ】

「ごちゃ混ぜ」とはごちゃごちゃと、色々な物が秩序がなく入り混じっていることを言います。

「引き出しの中は、箸やスプーンなどごちゃ混ぜになっていた」「本や漫画などごちゃ混ぜになっているから本棚整理をしたいんだ」などと使います。

「散乱」の英語と解釈

「散乱」の英語と解釈

「散乱」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“be scattered”という単語を使います。

例文は“Toys are scattered on the floor”(おもちゃが床に散乱している)となります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「散乱」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。