「有益」とは?意味や使い方!例文や解釈
「有益」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「有益」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「有益」とは?
- 「有益」の表現の使い方
- 「有益」を使った言葉と意味を解釈
- 「有益」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「有益」の反対語
- 「有益」の類語や類義語・言い換え
- 「有益」の英語と解釈
「有益」とは?
「有益」とは利益のあること、為になること、またそのような様子であることを言う言葉です。
- 「有益」の読み方
「有益」の読み方
「有益」と書いて「ゆうえき」と読みます。
「有益」の表現の使い方
「有益」とは、利益になること、為になることを言う言葉です。
自分のこと、相手のことなどに使うこともできます。
例えば「これを学べば、君にとって有益な知識として今後の仕事に役立つだろう」と相手に使ってもいいですし「時間を有益に使いたいから、寄り道はしないことに決めたよ」と自分のことに使うこともできるのです。
「有益」を使った言葉と意味を解釈
「有益」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「時間を有益に使う」
- 「有益費」
- 「有益なアドバイス」
「時間を有益に使う」
「時間を有益に使う」とは、非常によく使われる言い回しではないでしょうか。
これは、時間を無駄にしないこと、空いた時間に何か利益になることをする、自分の為になることをするといった時に使う言葉です。
「時間を有益に使うことで、副業して収入も増やせるんだよ」「電車に乗っている時間に英語の勉強をして、少しでも時間を有益に使うことにした」などと言います。
「有益費」
「有益費」とは物を改良する為の費用のことを言います。
また民法上においては「有益費」を出した人は、原則として、出した価格の返済を求めることができます。
「有益なアドバイス」
「有益なアドバイス」とはその人にとって為になる助言、忠告といった意味になります。
長々と話をされても、結局何も為にならなかったとあればそれは「有益なアドバイス」ではなくただの「世間話」となってしまうでしょう。
「先生はいつも、僕にとって有益なアドバイスをくれる存在なんだ」「これが、有益なアドバイスなのかどうかはわかりませんが、一応説明します」という風に使います。
「有益」を使った例文や短文など(意味を解釈)
それでは「有益」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「有益」を使った例文1
- 「有益」を使った例文2
「有益」を使った例文1
「何もしないでいるか、有益に使うか、それはそれぞれの自由だけど確実に数年後に差はつくね」
「有益」とは利益のあること、為になることといった意味です。
例えば自分にとって必要な勉強をするとか、仕事を増やす、副業をする、先輩に習うといったことは「有益」に時間を使っていると言えるでしょう。
時間は有限ですから、何もしないで過ごしている人と「有益」に使っている人とでは、大きな差が出てくるのです。
「有益」を使った例文2
「有益な話なら聞くけれど、たんなる愚痴なら時間の無駄だから聞かないぞ」
「有益」とは利益、為になるといった意味で「有益な話」とは儲け話であったり、仕事に役立ちそうな情報、楽しい話といったことでしょうか。
愚痴とは、生産性がない話であることが多いことから聞きたくないと考える人の方が多いでしょうから例文のような言い方になるのです。
「有益」の反対語
「有益」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。
明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。
- 「無益」【むえき】
- 「無駄」【むだ】
「無益」【むえき】
「無益」とは利益にならないこと、無駄なことを言います。
「無益な争いを相変わらずしている」「無益な殺生はやめなさい」「こんな無益なこと、また押し付けられてきたの」などと使います。
「無駄」【むだ】
「無駄」とは行っただけの効果、効用がないこと、役に立たないことを言う言葉です。
「無駄な努力だった」「無駄を省いていかなくてはいけない」「いくらあなたが頑張っても、あの人にやる気がない以上無駄だと思うけどね」などと使います。
「無駄」という言葉は日常会話においても使われる機会が多いでしょう。
「有益」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「有益」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「役立つ」【やくだつ】
- 「有意義」【ゆういぎ】
- 「助けになる」【たすけになる】
- 「プラス」【ぷらす】
「役立つ」【やくだつ】
「役立つ」とは役に立つこと、間に合うことを言います。
「仕事に役立つ資格」「あの人は、本当に役立つ人だわ、あなたも見習いなさい」「災害の時に役立つ物を揃えておこう」などと使います。
「有意義」【ゆういぎ】
「有意義」とは意義のあること、意味や価値があることを言います。
「これは有意義な仕事だと思う」「夏休みはぐうたらするのではなく、有意義に過ごして欲しい」「有意義なことに時間を使うべきだ」などと使います。
「助けになる」【たすけになる】
「助けになる」とは助けることとなる、必要となる、足しになるという意味で使います。
「この資料はわからないことがあった時、あなたの助けになることでしょう」「へそくりをしておけば、何かあった時の助けになるだろう」という風に使います。
「プラス」【ぷらす】
「プラス」とは為になる、有利になるといった意味で使います。
「自分にとってプラスになることしか、あいつはしないよ」「人生にとってプラスになる」「これは我々にとってのプラス材料だよ」などと使います。
「有益」の英語と解釈
「有益」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では“useful”(役に立つ)、“beneficial”(為になる)という単語を使います。
例文は“useful information”(有益な情報)、“a mutually beneficial relationship”(お互いに有益な関係)となります。
いかがでしたでしょうか。
「有益」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「有益」とは利益のあること、為になることといった意味があります。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしていきましょう。