「補欠」とは?意味や使い方!例文や解釈
「補欠」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「補欠」という言葉を使った例文や、「補欠」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「補欠」とは?
- 「補欠」の英語と解釈
- 「補欠」の表現の使い方
- 「補欠」を使った例文や短文など
- 「補欠」の類語や類義語・言い換え
- 「補欠」の反対語
「補欠」とは?
「補欠」という言葉を知っているでしょうか。
学生試合、運動部の「補欠」だったという人もいるでしょう。
一方で、「補欠」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「補欠」という言葉の意味を紹介します。
- 「補欠」の読み方
- 「補欠」の意味
「補欠」の読み方
「補欠」は「ほけつ」と読みます。
特に難しい言葉は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「補欠」は「ほけつ」と読みましょう。
「補欠」の意味
「補欠」という言葉の意味を紹介します。
「補欠」には、「欠員を補うこと」という意味があります。
また「控えの者、人」という意味もあります。
学生時代に運動部の補欠だったという人は、欠員が出た時にだけ試合に出られるような「控えの選手」だったのかもしれません。
さらに「補欠」には「欠けた分を補うこと」という意味があります。
みなさんの中には、「補欠合格」した経験があるかもしれません。
受験などの合格者の中で、合格を辞退する人が出たため、合格した人のことを「補欠合格」と言います。
「補欠」の英語と解釈
次に「補欠」を英語にすると、どのような言葉になるでしょうか。
「補欠」は英語で、“filling a vacancy”になります。
“filling a vacancy”には、「不足分を補うこと」「補欠」という意味があります。
また“a substitute”という英語にも、「代用品」「補欠」という意味があります。
このように「補欠」という言葉を英語にしたい時は、“filling a vacancy”や“a substitute”などの英語を使ってみましょう。
「補欠」の表現の使い方
「補欠」という言葉はどのような使い方をすればいいでしょうか。
「補欠」には「欠員を補うもの」「控えの者」などの意味があります。
そのような立場になった時、またはそのような人を見た時に、「補欠」という言葉を使ってみましょう。
例えば現職の議員が、不祥事などにより辞職すると、議員に欠員が出ます。
その欠員を補うため、選挙が行われます。
その選挙のことを「補欠選挙」と呼びます。
このように、欠員を補うために何かをする時、そのような立場になった時に、「補欠」という言葉を使ってみましょう。
「補欠」を使った例文や短文など
続いて「補欠」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「補欠」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「補欠」を使った例文1
- 「補欠」を使った例文2
「補欠」を使った例文1
「例え『補欠』入学といっても、入学後に差はない」
この例文のように、合格辞退者によって補充された形で入学した、「補欠合格」の人がいます。
入学時は、普通に入った友達に引け目を感じるかもしれません。
しかし入学してしまえば、特に差がつけられることはないため、入学後の努力次第で十分逆転可能でしょう。
「補欠合格」はラッキーだと思い、学生生活を楽しみましょう。
「補欠」を使った例文2
「甲子園に出場した野球部の部員だが、「補欠」にも入れずスタンドで観戦した」
この例文のような人はたくさんいるでしょう。
甲子園に出場するような高校の野球部には、百人以上の部員がいることも珍しくありません。
そのためレギュラーは雲の上の存在、「補欠」として、ベンチ入りできる選手も、かなりのエリートと言えるはずです。
スタンドで我がチームを応援する選手がほとんどかもしれません。
「補欠」の類語や類義語・言い換え
「補欠」の類語や類似表現を紹介します。
「補欠」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「補足」【ほそく】
- 「補充」【ほじゅう】
- 「カバー」【かばー】
- 「補助」【ほじょ】
- 「補填」【ほてん】
「補足」【ほそく】
「補足」という言葉には、「付け足して補うこと」という意味があります。
例えば会議中に誰かの説明が不十分だと感じた時、みんなにわかるように、説明を付け足して補う場面があるかもしれません。
このような場面を「説明を補足する」などと言います。
「補充」【ほじゅう】
「補充」という言葉には、「補って不足を満たすこと」という意味があります。
例えば、家で使うトイレットペーパーがなくなりそうな時、ドラッグストアに行って、トイレットペーパーを買い足すでしょう。
このような行為は、トイレットペーパーの不足分を満たす行為のため、「トイレットペーパーを補充する」と言えます。
「カバー」【かばー】
「カバー」というカタカナ語には、「損失や足りない部分を埋め合わせること」という意味があります。
「赤字を貯金でカバーする」という時は、給料などでは足りなかった支出の赤字分を、貯金を下ろして埋め合わせるという意味があります。
「補助」【ほじょ】
「補助」という言葉を使ったことがあるかもしれません。
「補助」には、「不足分を補い助けること」という意味があります。
例えば小さな頃「補助輪付きの自転車」に乗っていた人がいるかもしれません。
「補助輪」は乗る人の技術の不足を補い助けるための車輪になります。
「補填」【ほてん】
「補填」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「補填」には、「不足を補って埋めること」という意味があります。
「損害を補填する」という場合は、何かしらの損害に遭って、出てしまった損失分を、他の予算などを回して埋めるという意味があります。
「補欠」の反対語
最後に「補欠」の反対語を紹介します。
「補欠」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「レギュラー」
- 「正式」【せいしき】
「レギュラー」
「レギュラー」には、「通常、通例のもの」という意味があります。
また「正式、正規のもの」という意味があります。
テレビで通常放送される番組を、「レギュラー番組」などと言います。
「正式」【せいしき】
「正式」には、「定められた正しい方式」という意味があります。
「正式名称」という場合は、簡略した呼び名ではなく、定められた呼び名を言います。
例えば「韓国」は略した名前で、「大韓民国」が「正式名称」になります。
「補欠」という言葉について見てきました。
欠けた部分を補う時、また控える人を見た時などに、「補欠」という言葉を使ってみましょう。