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「補足」とは?意味や使い方!例文や解釈

「補足」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「補足」という言葉の理解を深めていきましょう。

補足

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目次

  • 「補足」とは?
  • 「補足」の表現の使い方
  • 「補足」を使った言葉と意味を解釈
  • 「補足」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「補足」の反対語
  • 「補足」の類語や類義語・言い換え
  • 「補足」の英語と解釈


「補足」とは?

「補足」とは?

「補足」とは足りないところを補うこと、不十分な点を付け加えたりすることを言います。

  • 「補足」の読み方

「補足」の読み方

「補足」とは「ほそく」と読みます。



「補足」の表現の使い方

「補足」の表現の使い方

「補足」とは足りないところを補ったり、不十分な点を付け加えるといった意味があります。

例えば説明書だけでは足りないと、後から思ったり、不十分な点に気づいた時には別の用紙などを「補足」として作ったりします。

また口で説明をする時なども「補足する」といって使います。

「資料だけじゃわからないならば、補足も読んでおいてください」「説明を補足します」などと使います。

「補足」を使った言葉と意味を解釈

「補足」を使った言葉と意味を解釈

「補足」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「補足遺伝子」
  • 「もう少し補足させていただきますと」
  • 「補足資料」

「補足遺伝子」

「補足遺伝子」とは二つ以上の非対立遺伝子が、共存して、お互いに補い合い新しい形質を表現する場合、そのお互いの非対立遺伝子のことを言います。

「もう少し補足させていただきますと」

仕事や説明をする場において、少々説明がわかりにくかった、他にまだ伝える点があるという場合に「もう少し補足させていただきますと」という言葉を添えますとスマートな表現になります。

「補足資料」

「補足資料」とは、情報の不足していたり、説明をわかりやすくする為に追加されている資料のことを言います。

「補足資料をもらったので一応目を通しておく」「わかりにくい点があったかと思いますので、補足資料を作成しました」などと使います。



「補足」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「補足」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「補足」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「補足」を使った例文1
  • 「補足」を使った例文2

「補足」を使った例文1

「説明がわかりにくくて申し訳ありません、補足させていただきますと・・・」

「補足」とは足りないところを補う、不十分な点を付け加えるといった意味があります。

説明などがわかりにくいと言われた時などに「補足させていただきます」と最初に言ってから、再度説明に入るようにします。

「補足」を使った例文2

「私の作った資料に至らない点がありましたら、先輩に補足していただきたいのですがよろしいでしょうか」

自分の足りない点などを補ってもらうことをお願いする時に「補足していただきたい」という言葉を使って言い表します。

「手伝ってください」「教えてください」という意味合いを込めて使うこともできます。

「補足」の反対語

「補足」の反対語

「補足」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

  • 「削減」【さくげん】
  • 「簡素化」【かんそか】

「削減」【さくげん】

「削減」とは漢字の通り、何かを削って減らすことを言います。

「予算を削減される可能性がある」「経費を削減する」「人員を削減して何とか乗り切る」などと使います。

「簡素化」【かんそか】

「簡素化」とは無駄を省いて、簡単にするという意味になります。

「手続きを簡素化することで負担が減る」「長々とやっても仕方がない、もっと簡素化できないのか」などと使います。

「補足」の類語や類義語・言い換え

「補足」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「補足」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「付録」【ふろく】
  • 「補完」【ほかん】
  • 「増補」【ぞうほ】
  • 「付加」【ふか】
  • 「追補」【ついほ】
  • 「追加」【ついか】

「付録」【ふろく】

「付録」とは主要な物に添えられたものを言います。

本などにおいては本文に足りないものを付け加える目的で添えられたものとなります。

「巻末付録を見れば、より理解が深まる」「別冊付録がついているので嬉しい」などと使います。

「補完」【ほかん】

「補完」とは欠けているところ、不十分なところを、補い完全なものとすることを言います。

「補完的機能もあるので親切だ」「欠点を補完すること」などと使います。

「増補」【ぞうほ】

「増補」とは不足しているところを補って、増やすという意味になります。

「増補改訂版が出たので、買い直すことにしたよ」「改訂増補」などと使います。

「付加」【ふか】

「付加」とは漢字の通りの意味で、付け加えることを言います。

「新しい規則を付加する」という風に使います。

「追補」【ついほ】

「追補」とは出版物などに、追加すべきことを、後から補うという意味になります。

「資料を追補します」などと使います。

「追加」【ついか】

「追加」とはすでにある物に対して、後からさらに付け加えをすることを言います。

「注文を追加してください」「追加があるのですが、いいでしょうか」「先日の説明が足りなかったので、資料を追加します」などと使います。

「補足」の英語と解釈

「補足」の英語と解釈

「補足」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“complement”(不足を補って完全にする)、“add”(付加)、“supplement”(十分にする為に)という単語を使います。

「補足」の意味合いに合わせて選ぶようにしましょう。

例文は“complement each other”(お互いに補足し合う)、“give a supplementary explanation”(補足説明をする)、“add another example to it”(それに、もう一例補足する)などと、なります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「補足」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。