「追加」の意味・類語・対義語【使い方や例文】
「追加」とは、「すでにあるものに、後からつけ足すこと」や「後から付け足したこと・モノ」などを意味する言葉です。
「追加」の「意味・読み方・類語・使い方・例文と解釈・英語・対義語・中国語・追加を使った言葉」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「追加」の意味とは?
- 「追加」の類語・似た言葉
- 「追加」の言葉の使い方
- 「追加」を使った例文・短文・解釈
- 「追加」の英語
- 「追加」の対義語
- 「追加」の中国語
- 「追加」を使った言葉と意味を解釈
「追加」の意味とは?
「追加」の意味は、「すでにあるものに、後からつけ足すこと」や「後から付け足したこと・モノ」「すでにあるものの量・数を増やすこと」などになります。
「追加」という言葉は日常生活で使用される頻度が多いものであり、「今あるものに更に付け加えること」や「すでにあるものに付け足して不足を改善すること」を意味しているのです。
例えば、「飲食店でオーダー(注文)を追加する」といえば、「注文する料理・デザートの数(量)を増やすこと」を意味しています。
また、「参加する子供の人数が増えたので、クリスマスパーティーのプレゼントの数を追加する」といえば、「増えた子供の人数に合わせてプレゼントの数を増加させること」を意味しています。
- 「追加」の読み方
「追加」の読み方
「追加」の読み方は、そのまま「ついか」になります。
「追加」の類語・似た言葉
「追加」の類語・似た言葉には、どのようなものがあるのでしょうか?「追加」の類語・似た言葉について、分かりやすく解説していきます。
- 「付加」【ふか】
- 「添加」【てんか】
- 「加算」【かさん】
「付加」【ふか】
「追加」の類語・似た言葉として、「付加(ふか)」があります。
「付加」という言葉の意味は、「あるものに対して更に付け加えること」になります。
「追加」と「付加」はほぼ同じ意味合いを持つ言葉ですが、「付加」の方には「違う種類(違う成分)のものを付け足すという添加のようなニュアンス」があります。
「追加」にも「すでにあるものに、後から付け加えること」の意味があるので、「追加」の類語として「付加」を上げることができます。
「添加」【てんか】
「追加」の類語・似た言葉として、「添加(てんか)・おまけ」があります。
「添加」という言葉の意味は、「あるものに後から他のものを付け加えること」です。
「おまけ(御負け)」の意味は、「商品にサービスとして別の景品を添えること・別の物品を追加すること」あるいは「サービスとして付け加えられた物品・景品のこと」になります。
「追加」は「すでにあるものに対して後から付け足すこと」を意味しているので、「追加」の類語として、「添加(てんか)・おまけ」という言葉を指摘することができるでしょう。
「加算」【かさん】
「追加」の類語・似た言葉として、「増加・加算」があります。
「増加」という言葉の意味は、「数・量が増えること」になります。
「加算」という言葉の意味は、「足し算・あるものに別のものを加えて足すこと」です。
「追加」は「今あるものに後から付け足して数・量を増やすこと」なので、「追加」の類語として「増加・加算」が上げられます。
「追加」の言葉の使い方
「追加」の言葉の使い方は、「すでにあるものに、後から新たなものをつけ足すような場合」に使うというものです。
例えば、「中華レストランでえびのチリソース炒めと八宝菜を追加で注文した」という「追加」の使い方をすることができます。
あるいは、「初めにあったものに、後から付け足したこと・モノ」のことを指して、「追加」という言葉を使うことがあります。
例えば、「これが商品に追加でお付けするプレゼントになります」といった使い方をすることができます。
「追加」という言葉は「すでにあるものの量・数を増やすこと」の意味合いでも使用することができるので、「追加でお酒を注いだので、減っていたグラスが再び満杯になった」というような使い方ができます。
「追加」を使った例文・短文・解釈
「追加」を使った例文・短文を紹介して、その意味を分かりやすく解釈していきます。
- 「追加」の例文1
- 「追加」の例文2
- 「追加」の例文3
「追加」の例文1
大食いの彼女には量が少ないメニューだったので、すぐに追加注文をした。
この例文における「追加」は、「すでに頼んでいるメニューが足りないので、さらに新しい注文を付け加えること」を意味しています。
レストランやカフェにおける追加注文は、「追加」のもっとも代表的な使い方になります。
「追加」の例文2
一度でも税金・保険料を滞納すると、追加の支払いがどんどん溜まってきてしまう。
この例文における「追加」は、「すでにある支払いに対して、更に付け足された税金・保険料のこと」を意味しています。
いったん税金・保険料を滞納してしまうと、次は最低でも2ヶ月分以上の税金・保険料を納めなくてはならなくなり、どんどん支払うことが難しくなりやすいのです。
「追加」の例文3
自然の大地で磨かれた美味しい天然水には、もう何も追加する必要がない。
この例文における「追加」は、「すでにある天然水に新たな香料・甘味などを付け足して添付すること」を意味しています。
美味しい天然水は、余計な添加物を追加しない方が美味しいのです。
「追加」の英語
「追加」の英語は、“add”,“addition”や“inject”,“injection”になります。
「追加されたもの(量・数を増やしたもの)」を意味する英語は、“subjunction,supplement”などになります。
“This is added new feature(functionality).” (これが新しく追加された機能です。)
“She made a supplemental payment.” (彼女は追加の支払いをした。)
“additional application”(追加のアプリケーション)
“additional service”(追加のサービス)
「追加」の対義語
「追加」の対義語は、「削減(さくげん)」や「削除(さくじょ)」になります。
「削減」という言葉の意味は、「すでにあるものを削って減らすこと」です。
「削除」という言葉の意味は、「すでにあるものやいったん作ったものを削って取り除くこと」になります。
「追加」という言葉には「すでにあるものに、新たに付け加えること」の意味があるため、「追加」の対義語として「削減・削除」を上げることができるのです。
「追加」の中国語
「追加」の中国語は、日本語と全く同じで「追加」になります。
こういった日本語と中国語が同じ意味になっている関係を「完全同義関係」と呼びます。
中国語は、英語のように動詞を前に持ってくるので以下のような文章になります。
追加経費(経費を追加する。)
追加注文(注文を追加する。)
「追加」を使った言葉と意味を解釈
「追加」を使った言葉とその意味を分かりやすく解釈していきます。
- 「追加注文」【ついかちゅうもん】
- 「追加点」【ついかてん】
- 「追加手数料」【ついかてすうりょう】
「追加注文」【ついかちゅうもん】
「追加注文」という言葉の意味は、「(レストラン・小売店などで)今している注文に対して、更に新しい別の注文を付け加えること」です。
レストランのような外食店であれば、今現在の注文では分量・種類が足りないという時に、追加注文が行われることになります。
食べ物ではない何かの商品を注文する時にも、後で事情やニーズが変わってもっと商品の数が必要になった時に、追加注文が出されることになります。
「追加点」【ついかてん】
「追加点」という言葉の意味は、野球・サッカーなどのスポーツの試合において、「今獲得している点数に対して、更に点数を積み重ねること」になります。
「追加点」を入れることは、自分のチーム(応援しているチーム)のリードを広げたり敵との得点の差を縮めたりすることにつながるので、一般的に追加点は歓迎されます。
「追加手数料」【ついかてすうりょう】
「追加手数料」という言葉の意味は、「すでに確定している各種の手数料に対して、付け加えられた別の手数料のこと」です。
消費者としては支払い総額が大きくなるので、「追加手数料」はできるだけ無い方が嬉しいのですが、実際の契約内容では業者の利益増加の手段として何らかの「追加手数料・追加料金」が設定されていることが多いのです。
「追加」という言葉について徹底的に解説しましたが、追加には「すでにあるものに、後からつけ足すこと」や「後から付け足したこと・モノ」「すでにあるものの量・数を増やすこと」などの意味があります。
「追加」の類語・似た言葉としては「付加」「添加(てんか)・おまけ」「増加・加算」などがあります。
「追加」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。